群馬マツダ・新車中古車研究所のブログ一覧

私のCX−7は奇しくも関東の中古車販売店で購入した。正規ディーラーで購入する中古車は安くはないが信頼性は抜群で、かつて群馬県で生活してた私は関東マツダで中古車を購入していた。しかし最近は13年落ちになると正規ディーラーで在庫しなくなり、東北は尚更だ。ちょっと古くて珍しい個体は一般の中古車販売店でしか買えない印象だ。これが今回の大きなトラブルの始まり。

去年の10月から長期在庫となった私のCX−7は車検が切れナンバーは無い。だから公道はもちろん敷地内の試乗も無く購入した。少しでも購入後の不安を拭うため有償の保証に加入した。保証の価格はAutoExeのマフラーくらい。納車され走り出した直後から左フロントタイヤ付近からの異音がした。長期在庫だからディスクブレーキの固着かと思い暫く走った。長距離を走ると異音は消えるが、朝になると必ず異音が発生し左前輪だけブレーキダストで真っ黒になる。そして夜間はヘッドライトが異常に暗い。フォグを点けないと走れない。不安だから納車後10日で東北マツダのディーラーへ持ち込んだ。案の定ブレーキの引きずり、そしてHIDの光量不足だった。

すぐ私は保証会社に連絡した。すると翌日に連絡が入り「残念ながら保証の対象外です」との返答。理由は「審査の結果、今回の故障は納車前からの不具合だから」と。愕然とした私は「ナンバーの無いクルマを試乗しないで買うんだから納車前の不具合なんて判る訳ない。そもそも納車前から不具合が判ってたら、そのクルマは買わない。納車した後に安心して修理できるから保証に入ったんだ。だいち新規に車検を受けたんだから、走行中もしもの事があったら直近の車検工場や陸運局までも責任問題になるのでは？」と伝えた。

そして保証会社とのディスカッションから2週間、また保証会社から連絡が入り「再審査の結果、保証で修理いたします。すぐ東北マツダへ持ち込んでください」とのこと。何だそりゃ？最初から直してくれよ。今回のトラブルはマツダの正規ディーラーで購入しなかったバチが当たったんだと思ってる。皆さんも中古車販売店の保証には是非とも気を付けて欲しい。色んな理由で保証料を出し渋りされないように。そして中古車は少し割高でも正規ディーラーがオススメだ。でも結果的に保証が利いて良かったわ。