群馬マツダ・新車中古車研究所のブログ一覧

愛車CX−7の保証修理で実に4日間も借りる事が出来た代車のCX−30だが、私の引っ越し準備などで560Kmの試乗と積載性の検証が出来た。今回は13年前に造られたCX−7と、まさに新車のCX−30を比べ両者の相違点や一長一短を思いのまま記したいと思う。

■走行性
CX−7は当時のマツダがzoom-zoomのコンセプトで開発したクルマだけあって、とにかく楽しい。燃費だけは褒められたものではないが高速道路も山坂道も全くストレス無く走る。程よいエンジンサウンドが車内へ入り込み、ロードスターのような人馬一体感が楽しめる。一方CX−30はATのドライブセレクションをノーマルモードで走行すると大人しいというより鈍重な感じ。まぁ無難な2L車で誰でも普通に乗れる。ただ遮音性が高く高速道路は静かすぎて眠くなる。新車装着のBSタイヤが良すぎてロードノイズは皆無に近い。またスポーツモードに設定するとローギヤードなのか「あれ？まだ変速しないの?」と思うほど若干ぎこちない。つまりCX−7は豊かなパワー故に素の楽しさ、CX−30は擬似的な楽しさといった印象だ。ただ両者ともマツダらしいクイックなステアフィールは持ち合わせているが、古くて大柄なCX−7が未だにキビキビした走りを提供してくれるのを体感すると時代を問わない技術の高さを痛感する。

■操縦性
CX−7の全長は4660㎜とアテンザより短いが全幅1870㎜と国産車の中では上位に入る。だから狭い路地やすれ違いは気を遣うかと思いきや周りが避けてくれる事に気付いた。大柄なボディでもDISIターボだからか本線への合流もスイスイだし、すぐスピードに乗れる。ただ車庫入れの切り返しが一回増えた。一方CX−30は全長4395㎜とコンパクトでもラージでも無く、また全幅は1795㎜で今時な程良さ。確かにマツダが「ジャストサイズSUV」と謳ってるだけあって日常の取り回しからアイポイントの高さ、駐車、すれ違い、何もかも「楽」なんだ。そりゃ軽自動車からの乗り換えだと大きく感じるだろうけど、クルマ好きな人なら誰しもジャストサイズを実感できるはず。極論を言えばCX−7は大きなボディ故のロングツアラーに適してる代わりに普段の買い物なんかではセカンドカーが欲しくなる。比べてCX−30は1台で全て賄える。

■汎用性
申し訳ないがCX−7はクルージングPKGかつサンドベージュ内装なので、インテリアや随所の質感は現行マツダ車と比べ見劣りしない。残念なのはサンバイザーに照明が装着されてない事くらい。実際には本革シートの質感やエアコンのダイヤルは節度が良く満足度は高い。フロアの高さや自由自在のドライビングポジションから普段の乗り降りや長距離運転でも疲れ知らず。一方のCX−30は随所にソフトパッドや革素材を採用し、悪い言い方すれば「トヨタ車からの乗り換えにに対応している」印象だ、ただATをリバースに入れた時の警告音やターンシグナルの擬音は凄く高級感があり欧州車に乗ってるみたいだ。普段の積載能力はCX−7が圧勝でトランク容量だけでなく13年前のクルマにしちゃ考えられてるなぁと思う。そのせいかCX−30の収納やトランク容量に感動は無かった。しかし後席の乗降性やレッグスペース、ヘッドクリアランスはCX−30が圧勝し時代の進歩を感じた。

■総評
前述したようにCX−7は素の楽しさがある。当時としては最先端の安全装備や快適装備てんこ盛りだから現行車と比べても遜色は無い。敢えて言うならサイト&バックモニターの解像度が今のクルマより荒いだけ。でも微々たる不満は楽しさで紛れる。例えるなら「休日でも楽しみを追い求めてるスポーツ選手」だ。試合で無くても常にストイックさとファニーを両立させてる。一方のCX−30はスポーツモードに設定すれば擬似的な楽しさでノーマルモードなら本当に当たり障りの無い普通のクルマ。今時の360°モニターや電動リフトゲートが装備されても「時代だな」としか感じない。例えるなら「仕事中アディダスのサンダルを履いてる医者」だ。少しスポーツだけどクソ真面目。休日は知らないけど。

■最後に
私はマツダが好きだから今後もマツダを買い続ける気持ちは変わらない。ただ今までの歴史を知ってるからこそ今のマツダは大人しすぎると感じてしまう。私としてはマツダはRE車やロードスターのような楽しいクルマを世に送り出すブランドイメージが強いから、ちょっとクセがあっても、ちょっと足りない処があってもエポックメイキングなメーカーで在り続けて欲しいと思う。振り返ればBDファミリアのターボに始まり、DYデミオのキャンバストップ、GG/GYアテンザのシビアなハンドリング、CRプレマシーのミニバンとは思えぬヒラヒラした走り、BKアクセラの剛性感など、驚いたり笑えるクルマ創りに期待する。今のマツダは優秀すぎる。NDロードスターなんて運転していて楽しいし所有する歓びも大きいのに燃費まで良くて税金も安い。こりゃ一体どうなってんだよ？走りを追求すれば燃費や維持費は我慢する、そんな価値観の私は時代遅れのオジサンなんだべな。

生まれも育ちも関東の私は、湯沢と聴けば新潟の越後湯沢を連想する。しかし秋田県の人は湯沢市でキマリなんだ。越後湯沢なんて知らない人も居たくらい。

湯沢市では昔から名物の絵燈籠が観光客を集めていたが、今年は新型コロナウイルスによるイベントの中止で見られそうに無い。

だから湯沢の思い出に稲庭うどん食べた。これは温かくても冷たくても美味いのは知ってる。だから迷った。本当に迷ったから両方とも食べた。美味かった。

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愛車のCX−7は中古車だが、幸い1年間の保証付で購入できた。そりゃトラブルなど何も無い方が良いに決まってるが、私の場合「保証期間内に悪い箇所が見付かって、できるだけ早期に直しちまおう」という考えなので、どちらかと言えば不具合が見付かってくれると嬉しくなる。

購入して3週間で2千Km走り、細かい箇所の点検を含めディーラーへ預けた。シビアコンディションまで診て頂き、結果的に4日間の入院となった。そして密かに楽しみにしてる代車の話。今から20年前のマツダDと言えば車検が残ってる下取車や、中古車にもなれないボロ車を利用していた。その代わり往年の名車に巡り合う事もあって楽しかった。関東マツダの場合、たまにランティスやGCカペラ、BHファミリア等に当たれば懐かしくて嬉しかった。

ところが今は外車Dのような代車でゴリゴリの新車が来る。今回も4千Kmしか走ってないCX−30、20SのAWD・プロアクティブが充てられた。愛車より13年も新しく、コンパクトだから小回りが利いて、静かで、燃費が良くて、それに後ろ姿が格好良い。まるでエリート若手社員に秒速で追い抜かれた中年サラリーマンのようだった。でもね、愛車の名誉を守る為、そしてCX−7の魅力を正当化する為にハッキリ言わせて頂く。

CX−7のほうが遥かに楽しい。かつて「zoom-zoom」の世代に生まれた車種は経済性よりもスポーツ色が強く、RX−8や初代アテンザは軽くてキビキビしてて非常に楽しかった。ところがマツダは第7世代に入り世界的な安全基準に対応すべく電子デバイスや燃費対策で「重い車を気持ちよく走らせるパフォーマンス」にシフトした気がした。これは20年間マツダしか乗ってこなかった私だから気付ける。昔よりモッサリしたエンジンは静かすぎてパンチに欠ける。ハンドリングはマツダらしく機敏だが穏やかなエンジンとのバランスは微妙。そしてマツダの内装は昔からシンプルで直感的な動作が可能だから安心する。ただ優等生に成りすぎた。もっとマツダ車はクセが強くて、足りない所もあって、古臭さも残ってて、ちょっとヤンチャな位が好きだ。

確かに今のマツダ車なら万人受けする。走りが良くて、安全で、経済的で、質感が良い。だから他社から乗り換える客が少なくないのは理解できる。でも今までのマツダと比べ明らかに違うのは「面白味に欠ける事」だ。この優等生が冗談の一つも言ってくれれば良いのだが、クソ真面目っつ〜のか、固すぎるっつ〜のか、もっとラフで良いような気がする。靭やかなサスは更に硬めで良いし、もっとエンジンサウンドが聴きたいし、何か一つくらい不足のアイテムが有っても良いと思う。寡黙で完璧な優等生って付き合い方が難しいよなぁ。

我が家のCX−7はデカイ図体で大飯食らい、その代わり高速でもワインディングでもバカみたいに楽しい。エンジンと足回りのレスポンスは第7世代より俊敏。最先端の装備こそ無いが世界で通用する自動車としての基本は完璧だ。しかし直噴ターボなもんでハメ外すのも簡単だ。だから普段は冗談しか言わないようなヤツが実は凄いみたいなCX−7に惚れ惚れしてる。でも妻は「次は絶対CX−30買うんだ」と今から興奮してる。優等生を代車に充てたマツダDの戦略に劣等生の私は簡単にヤラレタ。

来月の引っ越しに備えて新たに洗濯機を購入する。今のところビートウォッシュの日立に一択してる状態だが、何か他に良いのはあるかしら？泡洗浄の松下、モーターからダイレクト回転の東芝、やたら静かなシャープ、バカみたいに安いアイリスオーヤマ。しかし支那のAQUAは除外した。

さっきケーズデンキ行ったら日立に限りケーズの専売品が用意されて余計にて悩んでる。他店で売ってる従来品と比べ幾つか装備が省かれてるかのかな。マツダのスマートエディションみたいな立ち位置か。でも従来品と同様に液体洗剤の自動投入は付いてなかった。この機能は欲しい。とりあえず今は10kg〜12kg洗を候補に洗濯機の選択期。

最近ちょっと動き回って疲れたので、今日は大人しく洗車に充てた。色んなシャンプーを使ってみたけど、なんだかんだ言って食器用の中性洗剤とバカみたいに大きいスポンジが楽だしキレイになる。

ホイールはカーメイトのバープルマジックが効いた。小さなスポンジで優しく擦り、水で流した後ボロ雑巾で拭き上げただけでもキレイになる。やはりホイールにもクリスタルガード施工しておいて良かった。

タイヤは中性洗剤を付けたブラシで洗った後、オートバックスで安売りしてたクリーナーを噴霧。ホイールの余った水分も拭き取り美しくなった。しかし動かすと汚れるから床間に飾っておきたい。


そして、洗車後のシャワー(入浴シーンは割愛)と、平日の明るいうちから飲むビールは最高！これで物理的に出掛けなくて済む。明日の朝まで愛車はキレイなままとなる。