
さて、以前
こちらでマイバイク、カメレオンテをブルホーン化すると逝ったような話をしました。
まぁ普通の人には「ブルホーンってなんぞや?」って話になるわけですが。まぁ……
←こんなカンジのハンドルのことを一般的に言います。
牛の角の如く前に突き出て反り上がったハンドルです。もともとはTTバイクと呼ばれるトライアスロンやタイムトライアルに使われるバイクに使用されていたハンドルで、深い前傾姿勢を取るためのモノ。
ただ今回は快適さを増すため、そして見た目をカッコ良く(?)するために
ブルホーン化しました。
とある人の自転車を見て惚れ込んだんですよ。
実際にはフラットハンドルだったころ、乗ってるときはほとんどハンドルバーの
端に付けられたバーエンドバーを握ってる時間が圧倒的に多く、シフトや
ブレーキの度に持ち替えていました。実際に体験してみると分かるんですが、
フラットバーを握り続ける乗ってすごく疲れるんですよね……(;^_^A
横に握るより、タテに握る方がビックリするくらい楽なんです。
それと同時にタテに握ったまま、ブレーキもシフトも出来る。
もともとはトライアスロン用途はいえ、使いよう、取り付け方によっては
普段乗りもものすごく楽になる。それがブルホーンバーだと思ってます。
あと実際にはやたら幅が広くて、バーエンドバーを握っていると腕が肩幅より
はるかに広く開いてしまい、かなり疲れる姿勢を強いられていました。
これを詰める目的もありますね~。
ちなみに、もともとはこんなカンジ。

黒のバーテープ巻いてるのでそんなに違和感は無いですけど、ハンドル周りの
形は明らかに違うモノになってますね~。
今回ブルホーン化に伴って換えたモノ達。
当然ながらハンドルバー。

幅は420mm。Profile DesignのAIR WING OSは400mmと420mmが選べます。
最初は狭い方が良いと思ってたんですが、あったことがある人は分かるとおり、
自分は肩幅がかなり広いので。お世話になってる自転車屋さんと相談して、
420mmを選びました。
そして、楽になるためのもう一つのキモがこれ。

シマノのアルテグラSLグレードのデュアルコントロールレバーです。
よくSTIと呼ばれていますね~。一見ちょっとごついブレーキレバーにしか
見えませんが、実はシフトレバーも兼ねている優れもの。
手前(上方向)に握るとブレーキ、レバーを内側に倒し込むと変速します。
今回ブルホーンに付けることで、通常のグリップ位置から握りを換えることなく、
指先だけで減速も変速も思いのままってスゲェ便利なシステムです。
こんかいレバーをSTI化するに当たって必要だったのがブレーキの変更。
自転車はご存じの通りワイヤーでブレーキを引っ張ってるわけですが。
もともと俺の自転車に付いてたVブレーキではワイヤーの引き量が違い、
STIでは使えません。
そんなこともあり、フロントブレーキは。

最近のロードバイクではほぼ標準になっているキャリパーブレーキを
投入。これもアルテグラSLグレードで合わせています。これを使うために
ロード用のフロントフォークを買ったのは前のブログに書いたとおり。
リアのブレーキについてはカンチレバーブレーキを入れました。

AVIDのSHORTY ULTIMATEというちょっとお高めwのカンチブレーキです。
自分の自転車にはリアにキャリパーブレーキを取り付ける形状にはなってません。
なので、Vブレーキと同じ台座が使えるカンチブレーキを使います。
まぁカンチレバーブレーキは昔はロードでも使われていたモノです。
Vブレーキに比べ構造・レバー比の関係でブレーキの利きはかなり落ちます。
最近では荒れ地も走るロードバイクであるシクロクロスというジャンルにもっぱら
使われているようです。
まぁ、ブルホーン化に必要だった部品はここまで。
ここからは「モノはついで」というやつで……完全に自己満足(A;´・ω・)アセアセ
リアディレーラーもアルテグラSLグレードに。

もともと俺の自転車に付いていたのはシマノの105(5600)というグレード。
アルテグラグレードは105のイッコ上のグレードです。まぁ実際のところは
105グレードでも全く持って十分なのですが。
もともとフロントクランクが3段ギアのトリプルクランクだったので、その
ギア比に対応するために長いケージがついたGSタイプでした。自分の場合、
フロントクランクを2段のダブルクランクに変更したのでキャパシティは短い
SSケージで十分となったのでいっそのことということで。
まぁ一番の理由はコンポの統一と色合わせw 軽量化とか変速性能は二の次ですw
ケージに付いての詳細は面倒
こちらを参照ハブシ∵(´ε(○=(・∀・*)
これも以前ブログに書きましたが、サドルも交換。

まぁこれも見た目重視、全体の色あわせとか、ちょっと見た目がカッコイイ
サドルに変更しようと言うのが主な理由。ちなみにこのXCと付いてるのは、
もっぱらMTB用らしいですが。
街乗りロングがメインの自分は、今のところクッション入りのレーパンを履く
予定もないので、少し厚みがあって乗り心地が考慮されたものを……
と言うことくらいは考えてますw
あとはペダル。

片面は普通の靴で乗れるフラット、もう片面はビンディング対応のペダルです。
もともと付いてたペダルも実は片面ビンディング対応してたんですが。
見た目がちょっとスマートになって軽くなるから。と言う理由だけです。
サイズの確認だけはしたので、近いうちにビンディングシューズ買おうと思ってます。
脚がペダルに固定されるだけで驚くほど変わるらしいので……楽しみだったり。
さて。いざ乗ってみた感想ですが。
これ……ハンパなくイイですわ
中学時代から安物とはいえそこそこクロスバイクに乗って走り回ってたし、
基本フラットバーかシティサイクル位しかのってなくて、不便も感じてなかった
ハズなんですけど……
もうフラットバーには戻れません!
(ミドル~ロングライドという意味で)
ハンドルを握る位置がかなり前に行くのと、ハンドルの握り位置が低くなるので、
前傾姿勢がかなり深くなるんですが、いざ乗ってみると中途半端にアップライトな
位置で乗っているより楽だと言うことに気付きました。
ちょっと疲れたときは手前の方に手を置いて姿勢も変えれますし。
腕の姿勢も肩幅のまま、軽く肘を曲げてまっすぐ前に伸ばした位置に
握り位置があるのですごく自然な姿勢が取れます。
ハンドルを回す位置が変わるので、極小ターンはちょい苦手かも?
最初違和感がありましたけどすぐ慣れる範囲です。
コラム(フォークの軸)にハンドルを固定しているステムを換えていないので
ちょっと遠い感もあるので、これを10mm短いモノに換えれば化なりイイカンジに
なりそうなので、ちょっと検討事項ですね。
ともあれ、これは今後のロングライドの強い見方になりそうです!
こんどそれなりの距離を走ってみよう! と思ってます。
つか……
もはや、最初購入した頃に付いてた部品、片手で数えるほどしかない……
最初っからロード買っておけば……なんて思うのも致し方なかろ……?
でも愛着あるからまぁいいかw
なんかダラダラと果たしてどれだけの人が興味を持つのか分からない内容に
かなりの長文を書いてしまいましたが、ザックリ近況報告的なカンジで。
ってか気付けばこんな時間に……明日の仕事が酷く憂鬱……だわor2