2014年10月13日
円安が原因で倒産する企業が増えている。
6月13件、7月17件、8月22件、9月28件と4カ月連続で確実に増加している。
※あくまでも倒産となった企業のカウントです。
中小企業ばかりであり、今年だけで148件に増加しており、
幅広い業種に及んでいて対策が困難のようだ。
しかし、黒田日銀総裁は「円安はプラス」と容認しており、
おそらく120円までいくだろうという予測である。
しかし、120円まで円安が進んだら企業努力のに限界であり、
製品の値上げをせざるを得なくなるという。
FPC証券の深谷幸司社長は、
「円安による中小企業の倒産は来年以降急増する」。
貿易に関わる中小企業の多くが「長期為替予約」を結んでいるからであり、
長期予約を使うと、円安になっても過去に決めた為替水準で取引できる。
だが、来年からその予約の切れる企業が続出するとのことであり、
国の対策が必要であると・・・
ここにきて、米国財務省のルー財務長官が「消費税増税は慎重にすべき」、
と言ったのは、日本とドイツの経済状況が悪化してきているからである。
ヨーロッパはドイツ経済で持っているから影響が大きいのですし、
日本とドイツが『世界大恐慌の引き金になる』かもという懸念からでしょうか?
何れにしろ、この状況での消費増税は自殺行為に等しいと思います。
Posted at 2014/10/13 16:25:24 | |
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経済 | 日記
2014年10月13日
【転載開始】
しばらく報道がされていませんでした【福島第一原発】の状況ですが、
時事通信は東電発表として以下のような報道を行っています。
【2号機付近の井戸で最高値を観測】
トリチウム 15万ベクレル(過去最高値)
ストロンチウム(90) 120万ベクレル(過去最高値)
トリチウム濃度は一週間前の観測時に比較して10倍以上に急上昇しているとされています。
現在、34ケ所の観測井戸があり、異常値になったのはこの内、
2号機の東側にある3ケ所の井戸となっており、その理由は『不明』となっています。
台風の影響とも言われていますが、それであれば他の井戸にも影響があるはずであり、
東側で濃度が急上昇したということは東側の原発(2号機)の壁に
先日震度3クラスの地震が連続した影響で亀裂や穴が空いたのかも知れません。
今日本国民は福島原発問題は終わったと思っていますが、何ら終わっておらず、
そのまま危機的な状況にあるということを認識していません。
報道がされなくなったからです。
400億円かけて福島原発の回りに氷の壁を作ると言って始めた工事も全く凍らず、
ならばと何をしたかと言いますと、ドライアイスをぶちこんで温度を下げるという、
これが世界に冠たる技術を持つ鹿島建設がやることかと世界中で笑い者になっています。
*結果はそれでも凍ることはなく(当たり前ですが)、そのままになっています。
日本のスーバーゼネコンの技術は世界一の水準にあるというのが認識ですが、
こんなことをしているようでは、日本の技術水準もかなり落ちているのかも知れません。
ドバイのシンボルタワーを建設した企業を見せるコーナーがありますが、
韓国企業となっており、日本の姿はありません。
福島原発の状況は汚染濃度が過去最高値を更新するということは、
悪化しつつあるということになります。
これをどれだけの国民が知り、危機的な状況を理解するでしょうか?
本来は国会で議論すべきことになりますが、今や国会は野党が崩壊しており、
うちわがどうこうというどうでもよいことを追求する体たらくであり、あてにはなりません。
一人一人が意識を持ちどうすればよいかを考えるだけの時代になっていると言えます。
【転載終了】
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日本の技術がそんなに落ちているとは思いませんし、
民主党政権時に凍土壁は検討されましたが現実性がなく見送られた対策です。
鹿島クラスなら凍土壁の困難さはわかっていたと思います。
要するのに、「税金をゼネコンに流し、政権党にキックバックさせた」、
と疑われても仕方ありません。
しかし、民主党政権時よりレベルが低い政権ですね・・・
残念です。
Posted at 2014/10/13 10:49:07 | |
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