初代カリーナEDが発売された1985年。
その20年後に発売されたメルセデスベンツCLS。
背の低い居住空間が狭い4ドアクーペ、というコンセプトの初代CLSが大ヒットしたため、
2011年に2代目CLSが発売。
大きなボディーに小さな居住空間。
そして2012年、4ドアのShooting Brakeがデビューしました。
5ドアだけど屋根が低く、流れるようなスタイル。
5ドアのShooting Brakeの誕生です。
写真に写っているのは、当時のMB Japanの社長。
CLS、CLAの5ドア、Shooting Brakeはヒットし、ワゴンなのに車高が低くて荷物がそれほど積めない5ドアボディーのブームになりました。
個人的には、Shooting Brakeは、1人か2人で乗るスポーツエステートですので、後部座席に人が乗る前提の5ドアではおかしい気もしますが、MercedesのCLS、CLAについては、販売的に成功していますので、今後もその路線を継続するのでしょう。
そしてVW Aerteonも車高の低いサッシュレス4ドア、5ドアのハッチバック形式をShooting Brakeと呼ばせています。
Shooting Brake、英国貴族の狩りに使うパーソナルなエステート。
2005年のCLSのヒットから始まった欧州車(ドイツ車)の4ドアハードトップ=4ドアクーペブーム。
こうして上方から見ると、やはり流麗で美しいCLS Shooting Brake。
昔のShooting Brakeの成り立ちを知る私からすると、3ドアの方がもっと贅沢で流麗でかっこいいのになー、と思いますが、
おそらく現在のShooting Brakeを使われる客層は、夫婦2人で乗る方々ではないかと。
家族を乗せるには、もう1台持っているGLEやGLSで出かけられるだろうと。
そういった意味では1人か2人で乗るハッチバックが、3ドアじゃなくても5ドアでもいいような気がします。
1人で乗ってもリアドアがある方が何かと便利ですから。
現に私自身、ほとんど1人でしか乗らないのに、ハッチバックなら3ドアより5ドアを選びます。
車歴では、シトロエンVISA GTi、初代MSアクセラ、2代目MSアクセラ。そして今のDEデミオ。
実は最初に購入した愛車も、EPスターレットSiの5ドアを買おうか最後まで迷いました(^^)
ですから、1人か2人しか乗らないのであれば、5ドアのShooting Brakeも理に適(かな)っているかなと感じます。
でも4人や5人で乗らないでくださいね、貧乏くさいから(^^;;
Posted at 2024/03/09 07:02:40 | |
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街角の名車たち | 日記