しんじ☆のブログ一覧

昨日の鈴鹿、小山プロと僕の走りを比較勉強しています。

ざっと分析すると、小山プロは前半が非常に速く、特に高速コーナーの速度の乗りが見事です。

１３０Ｒの区間でコンマ４秒、デグナーの区間でコンマ６秒も僕よりも速くなっています。
ライン取りで見るとこの区間で極端な違いは有りませんが、総じて小山プロの方が高速部分で大きい、低速部分で小さいＲを描いている様に見えます。

ビデオで比較してみると、１３０Ｒ飛び込みを６速のままアクセルを離してちょっとブレーキを入れてから再びアクセルを入れている僕に対し、小山プロはアクセルは緩めはするもののブレーキは左足で入れて居て、やはり減速と言うよりは姿勢作りをしている模様。
進入では僕の方が２～３ｋｍくらい速いのですが、小山プロの速度の落ち込みが非常に少ないので立ち上がり～ショートカットアプローチまででするすると差が広がり、ショートカット飛び込み前で逆に７ｋｍも小山プロの方が速度が乗っています。

圧巻はデグナー１つめの飛び込み。到達速度はどちらも同じ１４０ｋｍに対し、ブレーキを入れて居る僕は最低速度が一瞬１２０ｋｍを割っていますが、小山プロはブレーキは入れずアクセルオフのまま飛び込んでいて１３０ｋｍ以上の速度で見事に抜けています。２個目でも通過速度に５ｋｍもの差が有るのに速度カーブはほぼ同じ角度のＶ形なので、この区間の通過時間そのものが大幅に違います。ううむ・・・スゴイ。

これに対し、ショートカット区間で０．１秒、ヘアピン区間で０．２秒、松っちゃん区間で０．５秒僕の方が速く、スプーン区間で０．１秒僕の方が遅くなっています。

ヘアピン区間では、手前の２００Ｒを直線的に抜けヘアピンアプローチでかなり早くインについている僕に対し、小山プロは外回りから入ってより直線的に立ち上がっているライン。ただし旋回時間が長い為か、最低速度は小山プロの方が３ｋｍほど高いのに立ち上がり時の同じポイントでの速度は僕の方が６ｋｍ程速度を乗せられています。ここはいつも意図して出来るだけ早くアクセル全開に出来る様にしています。
さらにこの区間の速度カーブをよく見ると、加速が殆ど途切れない僕に対し、小山プロはシフトアップの都度加速が途切れてロスしている様子。癖の有るシフトフィールに慣れているかどうかの違いがかなり出て居る模様です。

一番大きな差が出ている松っちゃん区間では、小山プロは大外回りに対し僕はかなりインベタに近いライン取り。ヘアピン立ち上がりでの速度の乗りの良さにプラスしてこれが効いた様で、スプーンアプローチまでで一気に差が縮まりました。

スプーン区間では１つめのアプローチで減速～加速が鋭角で躊躇が無い小山プロに対し、僕はパーシャル区間が少し有ります。以前花岡プロに教えて貰ったバランススロットルで姿勢を安定させた状態で操舵する方法を真似ているつもり・・・ただし区間タイムでは大きな差になっていません。

総じて、やはり小山プロはシフトチェンジでかなり苦労していた様子が見て取れます。特にシフトアップ時の速度の段付きが僕より大幅に大きく、全体でかなりのロスになっている様子。なのにこれだけタイムで引き離されている訳で・・・サスガです。

この先僕がタイムを詰めていくには、やはり高速セクションの攻略が重要ですね。

最後に、今回のベストの区間タイムを載せておきます。
しんじ☆
06 1 0'14.7"　１３０Ｒ立ち上がりまで
06 2 0'15.9"　ショートカット立ち上がりまで
06 3 0'13.8"　デグナー２個目立ち上がりまで
06 4 0'17.1"　ヘアピン立ち上がりまで
06 5 0'10.5"　松っちゃん終わりまで
06 6 0'23.4"　コントロールラインまで
06 1'35.4"

小山プロ
06 1 0'14.3"
06 2 0'16.0"
06 3 0'13.2"
06 4 0'17.3"
06 5 0'11.0"
06 6 0'23.3"
06 1'35.1"