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今夜は久々に実家で夕ご飯。母からちょっとした頼まれ事があって帰ったんですが・・・

その頼まれた事と言うのが「ＴＶが映らなくなったので直してくれ」。
なんでも、親戚が訪れて来た際になんか色々操作してしまい、戻し方が判らなくなったそうで。

多分入力切り替えを間違って押しただけだと思うんですが、なにせ６０過ぎのおばあちゃん、何度説明してもすぐに細かい事は忘れてしまいます(^^;

帰って調べてみると、案の定入力切り替えが他になってただけ。ただ、ＴＶの入力だけで５つも有るので、操作してるうちに訳が分からなくなったみたい。

これとは別に小さくてシンプルなＴＶが１台有るので、この１ヶ月くらいはそれだけで過ごしてたそうな。

実家には他に地デジ録画用のＨＤＤレコーダーも１台置いてあるのですが、これがまたこの手のハイテクに散々慣れている僕でも扱いにくさに嫌気がさしてしまう機械。お年寄りでももっと簡単に操作出来る物が出て居ないかと機会ある毎に新型などを試しているのですが・・・

この業界はまた年配の方がこういう機械にどう反応するのか、実は全く理解していないんじゃ無いかと思ってしまいます。

確かにこういう機械を扱い慣れた者からすれば使いやすい製品が随分増えて来ていますが、根本的な設計思想自体がこういう物になじめない人の感覚を全く想像出来ていないんですよね。

「十字キーカーソルで上下に動かしてメニューを選んで貰えれば簡単に操作できますよ」

店の人間もメーカーの人間も口を揃えて同じ事を言いますが、その選ぶべきメニューの内容がそもそも煩雑で多すぎて、もっと言ってしまえば技術者の自己満足なんです。

そういう多機能高性能な機械を欲して自由に使いこなせる者は勿論沢山居ますが、そういう者を必要とはせず、もっと単純に「見られて」「録画できる」だけで良いという人が居ることを本当は理解していないんじゃないかなと。

リモコンのボタンは再生と停止と早送り巻き戻しと録画と消去。それに選局とボリューム。この基本だけが前面に出てて、あとの機能キーは普段は出てこなくて良し。ＴＶが見られて録画出来る。。。だけのＴＶ。そういうの、何処か出してくれないかな。

機能が多すぎて混乱して使いたがらず、見たい番組を見逃して諦めている母を見るとどうにもそう思ってしまいます。

今夜はコレ！

とってもＢ級臭い～(^^;