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2016年03月12日 イイね!

【代車】FORESTER 2.0XT EyeSight [SJG]

【代車】FORESTER 2.0XT EyeSight [SJG]先週、MyB4の8回目となる車検をDラーにお願いしました(車検の話は また別に)。その際、代車に出して頂いたのが現行型の「FORESTER 2.0XT EyeSight」でした。少々残念なのは昨年10月にBIGマイナーチェンジを受けたアプライドD型ではなく、アプライドC型だった事でしょうか。とは言え、MyB4と較べれば先端機能・ノウハウ満載な車両に変りありません。そして今回の車検は、色々と作業(交換)が有り1週間ほどお借りしたので、普段の試乗などよりも多く色々なシチュエーションを、それなりの距離(ほぼ300km走りました)を試せたので、また僕なりに感じた事や気付いた事を、ダラダラと好き勝手に書いてみようと思います。


【良かった所】
・EyeSight
Ver.2だったけど、ホント良く出来てると思った。高速道路では無敵。加速減速の追従・ターゲットのロスト・割り込みの対応、ほぼ完璧じゃないだろうか。車線逸脱や前方注意の喚起がたまに小うるさいけど、高速道路や自分の好きなペースで走れない時には、EyeSightって有効なデバイスだと思いました。一般道でも結構使えたし、多少のクネクネ道でも頑張って追従する所は感心しました。でももう少し加速・減速のタイミングが速い方が、僕の感覚に近いかと思います。あと試しに峠道でも試してみましたが、追従する事はしますが、カーブでの減速量がちょっと僕的には多くて、峠道では使えないかなぁ。

・FA20DIT
以前、代車で乗ったBMレガシィB4、一般試乗したLEVORG2.0GTなどで、FA20DITの良さを痛感してましたが、SJGフォレスターでもやっぱりFA20DITは良いPUだと思った。低回転から高トルクが立上り、普通に走ってて“パッ”と欲しいパワー/トルクがすぐ得られて、BE5のEJ208の様に高回転型と違って、使い勝手が頗る良いです。それでいながら燃費が飛躍的に良い。今回お借りして凡そですが実燃費はMyB4の1.4倍近く走る結果を出しました(僕が借りてる間、MFD上で最終的に9.4km/Lでした)。多分、普段使いの事も考えたらWRX-STIのEJ20より、FA20DITの方がトータルで優れたPUではないだろうか。唯一ケチを付けるとしたら、I/Cを従来位置と変らぬエンジン上部に配してるのが残念な気がします。BOXERエンジンだから、エンジン上側にスペースが有るのは判るけど、せっかくタービンをEXマニ直下に配置したのだから、より冷たいエアを取り込めるエンジン前方の方が配管距離も短く冷却効率も高いのでは?と思えてなりません。これはWRX-S4、LEVORGも同様です。あとボンネットにI/C用の穴を開けずに、グリルからエア・ガイドを配する方式は、どうやら効率が今一歩の様ですネ。Dラーのサービスマンの話では、それがWRX-S4・LEVORG2.0GTのFA20DITとの20psの差だと言ってました(WRX_S4・LEVORG2.0GT→300ps、SJGフォレXT→280ps)。

・リニアトロニックCVT
基本的に僕はMTが好きです。昨今ではATの方が効率が良く、燃費や各種安全支援装置などとの統合が図れたりして、総合的にはATの方が優れてるのでしょう。でもトルコンATのフィーリングが、どうしても僕は好きになれません。昔よりかなり良くはなったと思いますが、加速する時のトルクが滑ってる様な抜けてる様な感じや、アクセルを抜いた(放した・アクセルOFF)時の滑空感とかがフィーリングに合いません。スバルのリニアトロニックCVT(以降CVT)は、SI-DRIVE(←スバルの可変エンジン制御)が「I」だとトルコンATに近いフィーリングなんですが、SI-DRIVEを「S」又は「S#」にすると、僕が嫌うフィーリングがかなり減少します。ATの理想はVWなどの2ペダルMTですが、スバルのCVTならかなり許せるレベルだと僕は思ってます。しかし許せないのがパドルシフトの方式。ハンドルと共回りするのは凄く使い辛いです。BL/BPレガシィ後期型(D~F型)のボス固定式のパドルシフトの方が、断然に使い易かったのに何故にスバルはハンドル共回り式に変えてしまったのでしょう?この部分は非常に解せません。

・マルチファンクションディスプレイ
あの表示内容・項目、MyB4にも欲しいです。後付で似た様なことが出来る物もありますが、納りも綺麗だし燃費や航続可能距離も表示してくれるのは嬉しいです。あと油温も表示してくれると更に善し。欲を言えば、過給圧・水温・油温(表示できたら)のワーニング設定も出来たら最高です!

・キーレスアクセス
プッシュボタンスタートは、有っても無くてもどっちでもいいのですが、キーレスアクセスはとっても便利。わざわざキーを出さずにドアハンドルに触れるだけで施開錠できる事は、凄く重宝しますネ♪

・テレスコピックステアリング
BL/BPレガシィ後期型(D~F型)より採用されてますが、テレスコピック機構のお陰でBESTポジションを得られる様になった人は多いと思います。僕もその一人です。何故なのか判らないですが、僕の場合どの車に乗っても、足元に合せてシートポジションを決めると、殆どの車がハンドル位置が遠く感じて仕舞います(ほぼ腕が伸び切った感じになる)。なので歴代の愛車は全て社外ハンドルに換装して、その際にハンドルとボスの間にスペーサーを噛ましてハンドル位置を補正しています。その手間をテレスコピックは省いてくれるので、とても有り難いです。だけどスバルのテレスコピックは、ボスの根元から伸びる感じなのですが、伸びた時の様子があまり綺麗じゃないです。なんか亀が首を伸ばしてるようです。

・インパネを始めとする内装
現行型のインプレッサ、XV、LEVORG、WRX、フォレスターらの内装は、ベースは共通ではありますが、スバルとしてはかなり垢抜けてて、イイ感じだと思います。外装とかはMyB4のBE/BHレガシィは現行型では得られないシャープさなど有り、デザイン的に負けずとも劣らないと思っているのですが、インパネなど内装は代を重ねる毎に差を感じて(古さを感じて)しまいます。ちょっと気になったのは、クラクションのパッドが硬くて?押し辛かった事かな?

・リアシートのドリンクホルダ付アームレスト
後席のドリンクホルダ位置は、ホントここがBEST。BE/BHのセンターコンソール後端下部のドリンクホルダとは雲泥の差です。だけどアームレストの軸をもう少し下げて、アームレスト長をもう少し長い方が個人的には良いとも思った。

・フェールキャップ・ホルダ付フェールリッド
昨今の車両の多くが、フェールキャップの閉め忘れや紛失防止などの為に、紐を付加してあるのでフェールキャップを外した時にフェールキャップをブラブラさせてるのを、セルフスタンドなどでよく目にするが、SJ型フォレスターの様にフェールリッドの裏側にホルダ(置場)を設けてあるのは、助かるしスマートだと思った。その昔乗ってたGolfⅡは逆の発想で、フェールキャップの方に細工(加工)がしてあって、フェールリッド上端に引っ掛ける様になってました。それと類似した考えでしょう。


【頂けない所】
・車両サイズ
MyB4の全幅:1695㎜に対して、SJ型フォレの全幅:1795㎜はやっぱ大きいです。更に高さやボディの厚みも有って、数値以上に大きく感じて仕舞いました。又、全高:1715㎜も頂けません。都市部のパーキングでは高さ制限1550㎜な事は少なくないですからネ。そして我家の周辺の住宅街は、古い区画整理ゆえに道が結構狭い所が多いので、あのサイズでも走れ無い事は無いけど、スレ違いはかなり気になります。そんな時、現行アプライドのD型や、LEVORG、WRXのB型などに追加装備された、左サイドミラーに仕込まれるサイドビューモニターが、かなり有効なんでしょうネ。

・ターボモデルのフロントマスク
これは完全に個人的好みの問題です。僕的にはターボモデル(SJG)のフロントマスクはイカツイ感じががして、ちょっと好みに合いません。多分バンパー周りが気に入らないんだと思います。ヘッドライトやグリルは変に感じませんので。LEDデイライトも装備してる事は評価・歓迎しますが、デザインがやっぱイマイチ。点灯させると、なんかブルドックが泣いてる様に見えてしまいます。個人的にはNAモデル(SJ5)のフロントマスクの方が、気張ってない感じで良いと思いますし、NAモデルの顔の方が“フォレスターらしい”と思います。バーティカルアングルもしっかり有りそうだし、それでいながらドロ臭さも薄いニュートラルな感じのNA顔が僕はフォレスターに有ってると思う。「FOREST=森林」を車名に含ませているのだから、変に都会的なアーバンな風味はフォレスターっぽく無いかと。

・ブレーキペダルの位置
市販車のアクセルペダルとブレーキペダルの配置って、往々にしてアクセルが奥と言うかブレーキが手前過ぎると常々感じているのですが、それがSJ型フォレは著しくて乗り始めすぐに右足の脛(スネ)が辛い状態になって仕舞いました。最初ブレーキペダルの位置が高いのかと思いましたが、僕は踵(カカト)を床に付けてペダル操作をするので、アクセルメダルに合せて足の位置を決めるとブレーキペダルが凄く手前で、踵を支点にブレーキペダルを踏もうとすると、かなりつま先を引く形になるので右足の脛が痛くなる始末でした。仕方が無いので結局、ブレーキペダルに合せて右足の位置を決めざろうなく、アクセルは辛うじてつま先で踏む形になって仕舞いました。これは嫁も同様だったので、僕に限らず同じ様に感じてる方がいらっしゃるのではないでしょうか? その昔、SG9・SG5フォレに乗った時には感じなかったのに残念です。

・シート(前後とも)
フォレスターというキャラクターからすれば あんなもんなのかも知れませんが、個人的に前席はも少しサイドサポート(脇&腿)が欲しいです。せめてターボモデルのXT(SJG)だけでも、もうちょっとホールド性の高いシートにして欲しいですネ。あとXT(C型)のシート表皮は、少々滑りますネ。あとシートクッション自体がやや硬い気がします(特に後席)。もう少しクッションが柔らかくて、シートに身体が沈んでくれたら前述したサイドサポートの必要性は下るかも知れません。あと「何で?」と思ったのが、前席背面のシートバックポケットが助手席だけなんでしょ?無くては成らない物ではないけど、運転席側にも有っていいと思うのだが、何ともバランスが悪く見えるのは僕だけだろうか?

・部分的内装
センターコンソールの左足が触れる部分(センタートレイの外側)が硬い、もしくは形状が悪い? 右コーナーでちょっと頑張っちゃた時に、左足をセンターコンソールに押し当てて踏ん張ると、硬いせいか形状の問題なのか、結構 足が痛い。ニーパッドが欲しいと思いました。あっこれもシートの腿の部分のサイドサポートがシッカリ有ったら、軽減すのかも!? それからトランクの底板ボードを開いた状態を、維持させる機能が無い所も頂けません。レガシィとかはこの手の物に何かしら細工してたのに、この辺は車格の問題なのだろうか。同様にトランクのトノカバーも標準装備(オプション有)じゃない所も、フォレスターの車格のせいだろうか?


【微妙な所】
・トータル的な足回りのセッティング
ベースはスバル則に則った味付けだと思う。シャープとダルの間を突いて来るスバルっぽい足。でもターボモデルだからなのか予想以上にダンピングが効いてる・抑えられてる感じがしました。走行4000km前後と まだ慣らし運転の域のせいか、サスペンション各部のフリクションが有る感じにも思えたが、定かでは無い。1万kmぐらい経ても同じ様なフィーリングなら、きっとダンパーの減衰圧が比較的高い設定なんでは無いだろうか?あ、でもタワバー等の局部剛性アップを図って変化が出たら話は変わります。だけどタイヤが225/55R18と厚み方向のボリュームがあるお陰で、乗り心地・快適性は悪くありません。しかしオールシーズンタイヤ(BS:デューラー)、それもコンフォート寄りのオールシーズンタイヤだったので、オンロード性能は多寡が知れてます。せっかく引き締めた足回りの味付けも、魅力半減です。SUVだからオールシーズンタイヤは真っ当なんでしょうが、あの足を生かすにはコンフォートタイヤでもオンロード向けの物、BSならREGNOとかを履いていたら、同サイズだとしても かなり印象が違った(良い方に)と思います。更に扁平率も50扁平だと更に良いかと。タイヤが足回りのセッティングを台無しにしてる様で、ちょっと残念に思えてしまいました。ちなみにNA系の足回りの味付けはどうなんているんだろう?ちょっと気になります。

・サイドアンダーミラー
発想、着目点は凄く良いと思う。従来のSUV車に多い左フェンダーの先端に配される補助ミラーよりずっとスマートだと。SJ型フォレがリリースされた時からそう思ってました。が、いざ真面目に使おうとすると、やや小さい、もしくは視野が狭いです。もう少しワイドに見えないと、あまり使い物にならないと感じました。あと現状は左ドアミラーだけに配されてますが、右ドアミラーにも有っても良いと思う。MyB4には左右のドアミラーに、補助ミラーを付けてて凄く重宝してるので。

・サンバイザーの小細工
EyeSightのステレオカメラ設置のせいで、サンバイザーの幅が狭まって仕舞った分を補うように、SJ型フォレスターのサンバイザーには伸縮式のバイザーが付加されて居ます。発想は良いのですが、それを全出しして使おうとすると、ルームミラーに被ってしまいます。運転席側、助手席側ともに。だけど後発のLEVORGやWRX_S4には付いてないから、スバルも一考の余地ありとでも思ったのでしょうかネ?

・ヒューズ盤用の蓋
インパネ右下にあるヒューズ盤用の蓋ですが、オプションでETCがセットされる所だけど、ETCがセットされないと只の蓋だけってのは勿体無い。BE/BHレガやBL/BPレガはこの部分は小物入れになってるのに。正直、コストダウンされてるとしか思えません。でもETCをセットしてしまえば、小物入れになどならないので、些細な事なんですけどネ。


っと、まぁ僕が感じた事・思った事を書き並べてみましたが、今回お借りしたフォレスターXT(SJG)は総合的には とても良く出来てる車だと思います。だけど気になる所がある事も確か。個人的にはフォレスターはターボモデルよりNAモデルの方が、より“フォレスターらしさ”が濃い・有るように思います。欲を言えばBOXERディーゼルがラインナップされていたら、それがフォレスターのベストbuyに間違いないと思ってます。だけどもしも僕がこの手のSUVに乗る様になったとしたら、残念ながらSJ型フォレスターは選ばないと思います。やっぱりあのサイズ、大きさが、やっぱ気になって仕舞います。もしもSUV系に乗るとしたら、同じスバルの『XV』を選ぶと思います。それもハイブリッドじゃない素のFB20だけの2.0i(-S)を。スタイル善し、サイズ善し、価格善しとSUVなら断然XVの方が魅力的です。でもSJ型フォレのNAモデルの6MTも一度乗ってみたいよなぁ。なんせFB20をMTで味わえる唯一の車ですから。(*^-^)ニコ


フォトアルバム → FORESTER 2.0XT EyeSight [SJG]
          → 代車 de Drive


2016/03/13 追記
プロレーサー:荒聖治さんの、フォレスターXTのインプレ動画がありました。その内容がほぼ僕と類似した事を言ってました。リンクを貼っておきますので良かったらご覧になって見て下さい。

荒聖治さんインプレ → https://youtu.be/Ra1XK5Uk-Kg
※上記動画は無断投稿・配信が禁止なので、リンク貼りまでに留めます。



Posted at 2016/03/12 03:05:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車:インプレ編 | クルマ
2015年08月17日 イイね!

SUBARU XV HYBRID 2.0i-L

SUBARU XV HYBRID 2.0i-L先日の『右フロント、ハブベアリング交換』した際に、作業は1日預け(朝入庫→夕完了)だった為、車種不問いであれば代車を用意しますとの事で、好意に甘えて代車をお願いした処、←の【XV HYBRID 2.0i-L】を貸して頂きました。見ての通り元試乗車上りで、代車に下ろして間も無いらしく、宣伝ステッカーがまだ貼られたままで、ちょい気恥ずかしかったですが、代車を出して貰えるだけでも有難いので、文句など言わずにお借りしました。でも以前のSUBARUは、試乗車にこの手のステッカーなど貼っていなかったのですが、思い返してみるとト○タとの関係が蜜になってからの様が気がします。デビューしたての頃は多いに宣伝効果が高いのでしょうが、個人的好みとしては興醒めしてしまいます。でもまぁ、どこぞのメーカーさんの試乗車の様に、デカデカと「試乗車」と書かれて無いだけまだマシですけどネw

※ 今回は久し振りに本領発揮?の超~長文です。ご面倒な方は適当にスルーして下さいませ。(笑
※2015/08/19 ハンドリングについての部分に、書き漏れが有ったので加筆しました。(黒太文字)


そんな訳で期せずして『XV HYBRIDを味わえる事になったので、毎度 個人的主観に偏った物に成りがちですが、久し振りに試乗記をご報告したいと思います!(*^-゜)v
先ずGJ/GP型インプレッサ及びXVに乗る事自体が今回初めてでしたが、元々僕はGolfⅡに乗って以来“ハッチバック”が使い勝手が良くて好みの車形となり、前身のGH型インプレッサからの5Drハッチバックが気に入っていたので、現行のGP型インプレッサスポーツ(+XV)も概ね気に入ってます。外観はGH型からの正常進化と思えますし、今風で結構 僕の好きなデザインです。このXVはインプレッサスポーツより全幅が大きくなってますが、フェンダートリムに寄るモノなので、実際のサイズ感はXVもインプレッサスポーツも、ほぼ変り無いかと思われます。




内装も基本はレヴォーグ/WRXと同じ(って言うかGJ/GP型がベース)で、綺麗に上手く纏まってると思います。個人的にはレヴォーグの加飾(青ステッチやシルバーカーボン調))よりも、アッサリしてるコッチの方が好みかな。僕的内装順位(SUBARU車)だと「WRX>インプレッサ(XV)=フォレスター>レヴォーグ」って感じですネ。あとGJ/GP型からでしょうか、シートの前後方向のサイズが以前より長くなった様で、膝ウラ近くまでシートが有ってイイ按配です。でもXVと言うキャラクターも有るのでしょうが、シートバックのサイドサポートは然程締め上げられて無い様で、上半身のホールド感は弱い(少ない)気がします。XV的には調度いいのでしょうが、僕の好みとしてはもう少しホールド感が欲しい所です。それはそうとECOやクリーンをイメージさせるのに何故スバルはブルーを選んだのでしょう?個人的に青いインパネは好みじゃないし、ECO・クリーンを訴求するならグリーンだろうと思うのですがぁ…。あと追加メーターの後付感があんまり好きじゃないだけに、気休めでもいいからやっぱり水温計が欲しいですネ。あ、マルチファンクションディスプレイに水温の表示とか有ったのかなぁ~?



っで、シートポジションを自分好み(シート高下限、シートバック立ち気味、テレスコピック全伸シ)に合わせて、いざスタートしてみると、ボンネットがまったく見えません。そのせいか乗り始めDラーを出る時、車両感覚がやや掴み辛かったです。せっかくボンネットにはキャラクターラインを入れてるのになんか残念です。又、運転席に座ってみると、MyB4と較べ助手席が離れてる感じが強いせいか、数字的にはBL/BP型レガシィとあまり変らない(全幅)のに、随分と車幅が有るように感じてしまいました。
(↓は運転席に座った時の、僕から見える視界です。)



でも車線に対する自車位置を確認しようとサイドミラーを覗くと、ワイド化したサイドミラーが功を奏してくれて、とても後方を確認し易く、縦方向もワイドなので直ぐ後ろ下なども判り易くイイ具合です。ちょっとゴツイ感は否めませんが、機能性は高いので僕的には歓迎しますネ。そして画像を見て貰うと判ると思いますが、従来サイドミラーはAピラーの付根に設置される車種が多い中、GJ/GP型からのスバル車のサイドミラーは、Aピラーから少し後方に移され三角窓を設けたのですが、この三角窓の視野・視界が頗る良いのですヨ!多分やや背が高いXVやフォレスターにアウトバックなどは、とても有難い事だと思います。



そして5Drハッチバックの美点のカーゴルーム。ツーリングワゴンほど広大なスペースでは無いけど、セダンなどのトランクより広く、且つ縦方向に余裕あって収容力は充分以上だと思います。又、ツーリングワゴン同様、大きな荷物・長尺な物などを積む際は、リアシートを分割可倒or全可倒させる事で、抜群の積載能力を見せてくれます。正直言ってツーリングワゴンほどのカーゴスペースを必要とする事は、僕の生活スタイルではそう無い事だと思うので、いざと言う時にはセダン以上の積載能力が有り、車両も大きく(重く)なり過ぎないハッチバックが、僕は調度いいと判断する次第です。



唯一外装で改善して貰いたいのが、↓のルーフアンテナの位置。ルーフアンテナ自体はデザイン的にも機能的にも嫌いでは無いのですが、GP型のこの位置は頂けません。真後ろからでも真横からでも、身長170cmの僕ですら体が必ずボディに触れてしまいます。ボディを傷付ける恐れもあるし、車が汚れてたらその汚れが衣服に付いてしまうでしょうきっと。更に雨の時などは最悪、アンテナに触れ様ものなら確実に服は濡れてしまうでしょう。もっと後方、ハッチゲート全開時に当らないギリの辺りまで下げるべきだと思いました(現状、ハッチゲートとは余裕があります)。それが出来ない様なら、フィンタイプのルーフアンテナにして、触る必要が無いようにするべきかと。好きじゃないけど。



さて肝心のパワートレインの方ですが、実に面白いユニットだと思いました。先ず僕自身、ハイブリッド車をドライブするのは今回が始めてだったのですが、聞くにXV HYBRIDのハイブリッドは、ト○タさんのプリ○スなどの様な燃費やECOを狙ったコンセプトではなく、基本的には電動自転車の様に必要に応じて、“POWERをアシスト”するのが狙いで、その序でにちょっと燃費もいいよってコンセプトの様です。そのお陰か基本エンジンで走行する感じなので、普段、内燃機関の車しか運転しない身には違和感無くドライブ出来ました。お借りした時が酷暑の時だったので、モーターのみの走行はホント僅かでした。っで、発進時や定速走行からの急加速の際に、モーターのアシストを享受できるのですが、正に“アシスト”って感じで、搭載のFB20だけでも必要にして充分な所から、一段上のトルク感が得られ、とても気持ちいい加速をしてくれます。POWER感・トルク感はレヴォーグの1.6Lターボに近い感じがします。それからSI-DRIVEですが、デフォルトの I (インテリジェント)モードだと、エンジン制御よりもCVTの制御が気に入りません。フィーリングとしては一般的なトルコンATみたいな感じで、どんどんシフトアップ(実際はギヤ無いですが)する感じや、アクセルOFF時の惰性感とかが好みに合いません。しかしながらS(スポーツ)モードにすれば、それらの不満は一転全て解決。シフトアップのタイミングも普段自分がMTで走る感じに、IモードやトルコンATよりも近く、アクセルOFF時もエンジンブレーキを感じられて、とてもナチュラルだと思います。なのでエンジン始動時のSI-DRIVEデフォルトを、常にIモードでは無くエンジン停止時のままに変更して貰いたいですネ。あと噂には聞いてましたが、ブレーキのフィーリングはやっぱり違和感がありますネ。悪いとか効かないとかじゃなくて、只々違和感を拭えませんでした。スバルも頑張ったらしいのですが、そこは回生ブレーキの性(サガ)なんでしょう。蛇足ですが代車にオーディオが搭載されてたので、自前のFMトランスミッターを使ってiphoneの音源を流してたのですが、どうも相性が悪いらしく回生ブレーキなどCHARGE制御が働くと、ノイズ+音量減の症状が発生して仕舞いました。(ーー;)



一方ハンドリングの方は、これまでのSUBARU則にのっとるもので、まったく違和感無いハンドリングでした。タウンスピード+α程度では、まったく破綻を起たす兆候の微塵もみせず、自分の行きたい方向に視線を走らせて、それに合せた操作をしてあげれば、思った通りの挙動を示し安心してコーナリングが出来ると思います。若干、車高を上げてる性もあり、腰高感をそれなりに感じますが、程良く引き締められたサスペンションと剛性感溢れるボディのお陰で、軽いロールを伴いながら綺麗にイメージしたラインをトレースしてくれる感じです。憶測の域の話になりますが、もしかしたら駆動用のバッテリー等の重量物ユニットがリアのラゲッジルーム・フロア下に配してたり、コンパクトなモーターを車体中央にあるトランスミッション内に仕込んだりしてるので、前後重量バランスがNotハイブリッド車より前50:後50の理想値に近くなり、シンメトリカルAWDと相まって重量バランスに優れてるのかも知れませんネ。だけどスタンダード・モデルのインプレッサスポーツの方が、重心が低い分もっと爽快なコーナリング・フォースを味合せてくれるのでしょうね、きっと。XVは普通に走る(街乗り等)分には、先に話した通り至って良好だと思いますが、ワインディングなどを気持ちよく走ろうとすると、重心の高さやタイヤのサイズ&銘柄などに、どうしても差が出てしまうのは致し方が無い事だと思われます。あと基本のボディがシッカリしてるからでしょう、サスペンションがちゃんと動いてくれる様で、ダンピングの効いたダンパーも功を奏して乗り心地も上々です。多分、タイヤの55偏平率も乗り心地に寄与してるかと思われます。

 ↑ ラゲッジカーペットを捲った所(画像)です。


-僕的総評-
XVは、多いにアリな車種だと思います。インプレッサスポーツには及ばないスポーティーさを納得できれば、とても良き相棒になると思います。RV車は要らない、もっと身内を引き合いに出せばアウトバック程の大きさは要らない、だけど道を選ばずどんなシチュエーションでもこなすには、打って付けの一台だと思いますXVって。その気になれば車中泊だって出来そうだし、AWDと220㎜の最低地上高なら雪でもグラベルでも何処でも走れそう。そのくせ一般道だってちゃんと走るし、HYBRIDなら力不足も無く且つ、そこそこの好燃費。ボディサイズだって然程大きくないので、取回しも良好。正にオールマイティな一台だと思います。スポーツドライビングはしない・求めないって方や、走りに長けてる一台を所有してて更に+1台って方などには悪くない選択だと思います。だけどHYBRIDである必要性はイマイチ感じられないのが正直な感想です。僕が思うに、他メーカーが挙ってHYBRIDを配備・販売するが故、SUBARUも顧客確保の為にハブリッドの開発を薦めた様にしか思えて成りません。もしも販売面を考えずに、NAモデルの+α的で環境性能を考えるのなら、いま流行の“ダウンサイジング・ターボって事で、レヴォーグに搭載してる1.6Lターボ(FB16DIT)が、適任なパワーユニットじゃないかと思う次第です。燃費はHYBRIDに敵わないでしょうが、ハイブリッドに寄る重量増よりターボ関連の重量増の方が少なく、エンジン縮小(2.0L→1.6L)に寄る重量減も見込めるので、凡そ50~60kg近く軽量に仕上ると思います。机上の計算通り行けば、車重は1.5tを切るので、重量税にも差が出ます。それに回生ブレーキの違和感からも回避できるし、ラゲッジのフロア下とは言え、有効なスペースを潰す事無く済むしと、FB16DITの搭載って結構いい選択だと思うんですよネ~!


フォトアルバム  SUBARU XV HYBRID 2.0i-L




関連情報URL : http://www.subaru.jp/xv/hv/
Posted at 2015/08/17 23:59:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車:インプレ編 | クルマ
2014年03月18日 イイね!

SUBARUの粋(スイ)、【BMG】レガシィB4




先日の車検の際、代車として現行型である『レガシィB4 2.0GT DIT(BMG)』をお借りし、150kmほど乗ったので僕なりのインプレを報告したいと思います。BM型レガシィB4に乗るのは、フルモデルチェンジされてリリースされた際に試乗した以来です。そしてレガシィ恒例のアプライド“D”と言われるBigマイナーチェンジ後は初試乗となります。ちなみに今回のBMG型レガシィB4は、2013年製のアプライド「E」で、1万kmをチョイ越しした当たりが出始めた感じの個体でした。尚、毎度の事ながらインプレッションは長文となりますので、予めご了承願います。(笑

先ずBM/BR型Bigマイナーチェンジの「核」は、間違いなく新たに投入されたエンジン『FA20(DIT)』&『FB25』と、それに組合せた新CVTだと思います。FB25の2.5i系には乗って無いので、その出来如何は判りませんが、2.0GTに搭載されているFA20(DIT)は、これまで乗ったレガシィ(ノーマル車両)の中で、間違いなく最高・1番のパワーユニットだと感じました! エンジン始動後、SI-DRIVEはI(インテリジェント)モードがデフォルトなんですが、街中をただ走るだけならまったく問題ありません。正直言って2000rpmぐらいまでの常用回転域は、BE初期モデルであるMyB4より明らかにトルクフル且つ滑らかで、乗り易いと思います。だけど間髪入れずに瞬発力が欲しい時は、Iモードだとエンジン・メネージメントだけではなく、CVTの味付けも変えてるのか、タイムラグみたいなモノを感じるので、僕的には常用はS(スポーツ)モードが調度いい感じに思いました。なので代車中、ほぼSモードで走ってたのですが、低回転からトルクが出てて1.5t以上ある車体をものともせず、グイグイ加速する様は「頼もしい」の一語に尽きます。そしてちょっと気張ってペースを上げてみようとS#(スポーツ・シャープ)モードにすると、WRX_STIに負けずとも劣らないパワー、トルク、レスポンスを味あわせてくれる様です! 40.8kg・mの最大トルクを2000~4800rpmで発揮するのですが、その数値は強ち嘘ではなさそうです。高速道路で前車が退き、「それじゃあ遠慮なく♪」とS#モードでアクセルを踏み込むと、“シュパンッ!”とでも形容しましょうか、ホント間髪入れずに鋭い加速を見せる所は立派です。確実に言える事は、間違いなくMyB4のチョイ弄EJ208より、全ての面で優れてると言えるでしょう。(^ ^ゞ

そしてFA20(DIT)に組合されてる「高トルク対応リニアトロニック(CVT)」の仕立ても、なかなかイイ感じだと思います。恐らくSI-DRIVEのモードに連動してCVTの味付けも変えてる様で、Iモードでは若干かったるいと言うかレスポンスは1テンポ遅れる感じがして、従来のトルコンATに近いフィーリングに感じましたが、SモードorS#モードにして居ればその様な事は無く、レスポンスとダイレクト感が良いフィーリングで、とてもいい感じです。マニュアル・モードも切れが良く、シフトDOWN時のブリッピングも良好でした。でもS#モード時のマニュアル・モード「8段変速」は、やや“やり過ぎ”な感じも。はっきり言って峠道や高速道路などでも、その能力は活かし切れないでしょうネ。恐らくサーキットにでも繰り出さない限り、多段化の恩恵には肖れないだろうと思います。とは言え、個人的にはかなり秀逸な出来栄えだと思ってます。ツインクラッチ式2ペダルMTよりシフトUP・DOWNの躾は上かと思うほどです。だけど古いタイプな人間ゆえ、やっぱりクラッチを蹴りたい派なので、希望としてはFA20(DIT)をオーソドックスなマニュアル・トランスミッションで堪能してみたいのが本音ですが。

ハンドリングは、これまでのスバル則に則ったフィーリングで、日本の他メーカーによく見られるハンドル切り始めのゲインが高く(スパッと切れる感じ)て、その先は安全セッティングなアンダーステア傾向になる味付けとは違って、サスペンションに適度なしなやかさを持たせつつ、ノーズがスーッとコーナーの内側に向いて行くような挙動で、その一連の動作がリニアでとても好感触です。このフィーリングはBE/BH型やBL/BP型とも相通じるモノを感じます。所謂この辺は“レガシィらしさ”なんだと思います。しかしBE型以上に重さを感じてしまう事も確かでした。BE型B4に乗り始めた頃、GolfⅡからの乗替えでとても重たいと思ったものですが、そのBE型よりも明らかに重さを感じさせられます。足もしっかりしてますし、ブレーキも良く効くのですが、どうしても慣性マスの大きさを感じてしまいました。だけど高速道路を邁進する時はその重さも気にならず、只々安定して走行出来るところは、とても頼もしい限りでした。

それから操作系も細々と改良を加えられてて、随所に使い勝手の良さを感じました。メーター内のマルチインフォメーションも見易く・判り易く直ぐ馴染めましたし、メーター自体もBigマイナー前より見易くなったと思います。あと水温計が復活した事も嬉しい所ですネ。SI-DRIVEのハンドル内スイッチ化も、以前までのセンターコンソールに置かれるより使い勝手が良く感じました。電動パーキングブレーキもスポーツ走行(サイドターンやアンダー殺し等)をしない限り、何気に使える装備に思います。ヒルホールド機能はMyB4にも欲しいほどです。結構、効き具合もイイようでDレンジのままでも、電動パーキングブレーキはシッカリ効いてくれるので、アクセルON解除と共にとても重宝です。電動パワーステアリングもとてもナチュラルで、僕はまったく違和感を感じませんでした。あとBL/BP後期から採用されたテレスコピック機構は、やっぱり具合が良く誰でも適切なドライビング・ポジションを得られる事でしょうきっと。あとシートも結構良くなった感じがします。全体的にボリュームが有り、座面の長さもそこそこあるし、調整できるランバーサポートは嬉しい装備かと。でもホールド感は物足りないかな。それから初めて最近の「AUTOライト&AUTOワイパー」を使った(昔々R31スカイラインで体験した事アリ)のですが、まぁ便利だけど無くてもいい装備に感じましたネ。AUTOライトは昼間は重宝だけど、夜間は停止時にライトを消す派なので、AUTOでも結局はライトスイッチを操作すので、有っても無くても僕には同じかと。もしもAUTOライトがストップ&ゴーに連動してライトを減光してくれれば、多いに使える装備だと思うのだが…。あっAUTOワイパーは、僕の感覚と動作がシンクロしなかったので、逆に使い辛い気がしました。あとドアミラーのターンインジケーター(←ウィンカー動作確認)は、慣れの問題なのか最後まで好きになれませんでした。最初、後方に他の車が居るのかと思って一瞬焦って仕舞いました。その後も判って居ても、つい惑わされて仕方ありませんでした。操作系最後に一番ダメに思ったのが、ギヤ操作に使うパドルシフトの設置方法が頂けません。BM/BR型のパドルシフトはハンドルと連動して一緒に回る(動く)タイプなのですが、サーキットでスポーツ走行をするのならハンドルを持ち替える頻度が少ないので、然程 問題無いのでしょうが、一般道やRがきつい峠道などではハンドルを持ち替える事は日常茶飯事なので、場合によってはパドルシフトを探す目に遭うことも(特にシフトDOWN)。確かBL/BP型のパドルシフトは位置固定式でパドル自体を上から下まで長い物にしてたと思うのですが、絶対そっちの方が僕は使い易かったと思います。

っと、まぁ多少の不満もありますが、動力性能、運動性能、操作感覚などは基本的に良く出来てると思います。しか~し、BM/BR型レガシィがデビューした時からずっと変らず、エクステリア・デザインが未だ好きになれません。これって「乗りたい」と思わせるのに、最大のマイナス要素だと思います。いくら良く走っても、上手く造り上げて居ても、格好悪く目に写って仕舞っては、「乗りたい」「買おう」とは残念ながら考えられません。ボディ・サイズが大きくなるのはワールド・シェアを考えれば仕方が無いと思えます。でもあのエクステリア・デザインでは…。どうしても“厚さ”が付いて廻ってしまいます。それら外観などの寸評を『フォトギャラリー』の方にも載せましたので、良かったら其方も併せてご覧下さいませ。

結論:【BMG】レガシィB4は凄く良く出来た車では有りますが、僕が乗る車では無いようです。(*^-゜)v


Posted at 2014/03/18 22:01:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | 車:インプレ編 | クルマ
2012年03月18日 イイね!

僕も見た!

僕も見た!

BRZうぉ♪




惜しまれつつサンバーの生産が終了し、其れと引き替えにラインオフされたBRZを、先日MyB4を車検に出しに行った際、タイミング良くDラーに展示車両が有って、ようやく“生BRZ”と僕もご対面出来ました。細かい事をつつけば切りが無いけど、概ね僕的には魅力的な一台だと言えると思います。ホント子供が居ない身なら、かなり心魅かれるモノがありますネ。先ずは素直に、この御時世このような意欲的な一台をリリースした、スバル&トヨタに拍手を送りたいと思います。でも強いて欲を言えば、あと100kg軽くて、あと50万円安い価格設定だったら良かったのにと思うのが本音かな。(^ ^ゞ

っで、実際にBRZを目の当たりにしてみて思った&感じたのが、「AE86レビン/トレノと言うよりも、S13シルビアっぽいナ!」ってのが僕の感想かな。その昔S13シルビアが発表され、見に行った時に感じた感覚になんか近くて、AE86みたいなオモチャっぽさが薄くて、もうちょい上質な雰囲気を漂わせてる感じが似てるように思えてしまいました。

あとは実際に走らせてみてどうかが最大の関心事ですかね?試乗車が出回りだしたら、是非試乗したいと思います。それからこの車種は発売初期こそ売上げを伸ばすでしょうが、決してコンスタントに売れる車種ではないでしょうけど、是非とも末永く生産し続けて貰いたい所です。あとモデル・バリエーションも今後いろいろと展開されるだろうと予測できますが、個人的には過給器など飛び道具は避けて、軽量化と足・ブレーキ・駆動系の強化、NAチューンなどの方向に特化モデル(STI?RA-R?)させると、面白いんじゃないかと思います!(*^-^)ニコ



追記~♪
ほぼ2シーター的ノリなBRZが、我家のファースト・カーに成り得る事は難しい話ですが、それでも嫁とこの春に中学を卒業した次女が「格好いいじゃん!」って言って来たので、BRZ/86はかなりの成功を納める気がして来ました。普段は「もっとゆったりと乗れる車(←ミニバン的車両)に乗りたい」と、たまにぼやく嫁でも、まだ車の事を良く知らない若い娘にも“格好いい”と目に写ると云う事は、凄い事だと思います!

仮にBRZが販売的に多いに成功を納めたとしたら、更に下のクラスでエントリー・モデル的な“スモール・スポーツカー”なんて造ったら面白いのに!
車内なんて狭くてもいいので5ナンバーサイズでとにかく軽く(1t前後が理想)、排気量は1.6Lで新規開発などお金掛けずに既存のFB16のファインチューンで充分(150ps/18kg)、そして多少プアでも他車種流用を駆使してもいいから160~180万ぐらいのプライスタグ、勿論“FRレイアウト”でネ。そんなのが実現出来たら、コレぞ正しく『現代版ハチロク』と言え、若い人達にも手が届き易く、年配者の2ndカーにと人気を博しそうに思うのですが、如何ですか?スバル・トヨタさ~ん♡
Posted at 2012/03/18 20:39:47 | コメント(4) | トラックバック(0) | 車:インプレ編 | クルマ
2009年06月01日 イイね!

旬?な【BM/BR型レガシィ】

旬?な【BM/BR型レガシィ】 昨日(5/31)の事となりますが、偶々ちょっとばかり時間が取れたので、馴染みのDラーに先日デビューした5代目となる【BM/BR型レガシィ】を「見て・乗って」と、軽~く食して参りました。それで毎度の事ながら素人風味満載に、僕なりの感じた事・思った事をつらづらと(ダラダラと?)また綴ってみようと思います。あっと、その前に前置きをさせて貰いますが、ちなみに今回も我家では乗り替える予定はまったく御座いません悪しからず。それじゃー長文、言ってみよう~!(^ ^ゞ

えっと~、先ずエクステリアとか見た目の話しは後にするとして、乗ってみての話しから先にしたいと思います。ちなみに昨日は、ツーリングワゴンの2.5GT-Lpackage(5AT)を先ず試乗し、引き続きB4の2.5i-Lpackage(CVT)を試乗しました。って事で、TW2.5GT-Lpackageのシートに身を沈めました。ステアリングを握った感じや大きさは悪くないです。まぁBE5のアノでっかいハンドルから見れば、最近のスバル車のハンドルはどれも皆マシなんですけどネ。そしてチルト&テレスコがBL/BP後期型(D型~)より継続採用されてるので、BESTなポジションを得るのは容易かと。でも残念かなBM/BR型にモデルチェンジしたとは言え、宿題の一つ(?)だと僕的には考えてたシートの出来は、残念ながらまだまだイマイチでした。体が面してる、触れてる感触やクッションのボリューム感とかは、そんなに悪くないかなぁ~と思えるのですが、BE/BHでもBL/BPでも感じた座面の短さは相変わらずでした。どうもスバルの基準と僕の好みの長さには大きな隔たりがあるようです。それからサイドミラー、大きくなってスタイリッシュ感には欠けますが、広範囲に視野が得られてサイドミラーの機能としては、なかなか良好です。特にバックする時には按配がいいように感じました。あと運転席と助手席との距離も明らかに離れた感じが判ります。そして後ろを振り返るとリアシートがとっても遠く見えます。もうリアシートに投げた荷物を運転席から取る事は、恐らく出来なくなったでしょうネ。車体のサイズアップは、車室内も確実に容量アップしてると実感します。

それでは電動パーキングブレーキに違和感を感じつつも走り出してみます。不思議と走ってしまうと車両の動きや体に伝わって来るモノには違和感を感じません。BE5から較べればBL/BP型レガシィ同様に、窓の下端が高く感じて仕舞うのは昨今の車両の常ですが、でも走ってみる・走らせてるフィーリングは悪くありません、嫌いじゃないです。其処はかとスバルらしくタイヤの位置感や、車両のサイズ感覚は判りやすかったです。今回からメインエンジンが500ccボアアップした2.5Lとなったので、低回転からトルクが得られたのでしょうか、MTとATとで出力/トルク違いが今回のモデルにはありません。僕の勝手な推測ですが、今回MTとATとで恐らくエンジン本体やタービンや他補器類も同じで、ECUのさじ加減だけが違うのかな?て思ってます。もしもその通りだとしたら、製造側に500ccのボアアップは恩恵が大きい事でしょう。しかし走らせてみると500ccの恩恵は正直僕はあまり感じませんでした。確かにアクセルを踏めばどの回転域でも即座に加速するピックアップの良さやトルク感も充分あって、普通に乗ってて何ら不満は出ないだろうと思います。でもBL/BP型から比較して、それが劇的かと聞かれたら「それほどでも…」てのが素直な感想です。でもそうだなぁ、強いて違いを見出すとしたら「ターボらしさが薄くなった」って所でしょうか?まぁ昨今のトレンドですネ。それからエンジン直下配置になったターボチャージャーは、排圧を効率よく得られそうですが、インタークーラーやINマニへの配管が長くなってたので「レスポンス的にどうやろ?」と少し危惧してましたが、それは要らぬ心配だったようで殆どターボラグを感じる事は無く、終始レスポンス良いエンジン・フィールを提供してくれました。さて試乗自体は、よくある30分程度の短いものでしたので、もっと多くの時間を共にしてみる(走ってみる)と、もっと新たな発見があるかも知れません。そして試乗を終えてフと思い出すように感じたのは、先日2週間ほど代車で乗ってたBL5F型レガシィB4・2.0GTと走り味が、とっても似てる様に感じました。良くも悪くもスバルらしい乗り味は継承出来たようです。でもそれだけにBL/BP型ユーザーからの乗換えは考えにくい、顧客を取り辛いのでは?と思えてしまいます。とは言え、BE/BH型以前の3世代ユーザーには新しい技術や新鮮進化は訴えられる事でしょう。但し、それを受け入れてくれるか否かは定かではありませんが…

続いてB4の2.5i-Lpackageを試乗しました。走り出し、真っ先に感じたのは「205/60-16」の路面に対する当りの柔かさ・優しさです。やっぱりタイヤに厚み方向のボリュームがあると、乗り心地はとても良いと今更ながら感じさせられます。でもペースを上げ気味にコーナーをクリアしようとすると、明らかなタイヤの腰砕け感は否めませんけど。それから先に試乗したTW2.5GT-Lpackageと較べ、ブレーキの効きが甘目に感じました。っで、今カタログで確認してみた所、2.5i&2.5i-Lpackageは、フロントのブレーキが15インチしかありませんでした。驚いた事にカタログ上では、リアブレーキ(16インチ)よりもフロントブレーキの容量の方が小さいとはビックリです。BE/BHのA・B型程ではないですが、初期制動が甘いと感じました。そして予想よりも好印象だったのが『SOHC2.5L・NA+リニアトロニックCVT』の組合せ。NA2.5LはBP9アウトバックに搭載されてたEJ25がベースに間違いないのだろうと思われますが、トルクの出方やレスポンス等かなり磨き上げられたように思います。また、それまでワイドレンジの4ATのみのトランスミッションしか与えられていなかった性もあり、CVT化により小気味良いピックアップの良さ・レスポンスの良さを助長して味あわせてくれてる気もします。又、擬似多段化を得られるスポーツモード時がなかなか楽しく、ふと「6MTで操ってみたい」と思うほどでした。でも通常のトルコンATよりトルクの滑り感も少なく、ダイレクト感はトルコンATよりリニアトロニックCVTの方に歩が有るように思いました。唯一、気になった点は、SOHCの性(サガ)かパワー/トルク感はあるものの、高回転域はやっぱ苦しいのかややノイジィーな所があります。あとCVTも高回転域を使用すると、独特なノイズを発してる?気も少ししました。

っとまぁ~、実際に乗ってみて走らせてみての感想は、予想に違わぬ期待を裏切らない、良い出来に仕上がってると思いました。『走る・曲がる・止まる』の基本的な走行性能面は、今までのスバル節・スバルイズムに則ったソレで、普通に走る分には何ら過不足なくどんなステージでもこなしてくれる事でしょう。そしてハンドルを握るドライバーには操る楽しさを提供し、広さやユーティリティの充実が各所に図られた事で、助手席や後部席に座ったとしても、きっと今まで以上の快適な移動空間を提供してくれる事が、充分判りました・納得できました。

しかしですネェ、今回のBM/BR型レガシィのエクステリアデザインや全体のフォルム、アレは一体何なんですか?下手な悪ふざけですか?ハッキリ言って僕的には超~頂けません!世間一般様よりも「格好イイ♪」の基準が僕は甘めだと自負してるのですが、そんな僕でさえ「車って、性能や機能だけじゃないだろぅ~」とボヤきたくなる程です…。初めて雑誌やネット上とかで新型レガシィを目にしてから、エクステリアデザインやフォルムをずっと「格好良くない」と感じてましたが、それでも「やっぱ実物を見てから判断しないとネ!?」と心に思って居ましたが、残念ながら現物のBM/BR型レガシィの姿を目にしても、僕は落胆しかしません、出来ませんでした。いい意味で裏切られる事に期待してたのですが、それは儚い夢だったようです...orz。昨今、車が売れなくなった日本の市場から、グローバルな戦略を目指してDゼグメントに相応しいボディサイズやエンジンを求める事は判ります理解します。だから今回の車両サイズアップや排気量の底上げは容認できます。でもあのデザイン・フォルムは、あんまりではないでしょうか?「変わろう」とする事は決して悪くないと思います。それが進化の一つでしょうから。だから細かい部分、部分だけを見れば良い所もあるとは思ってます。先(↑)にも話しましたがサイドミラーの使い勝手は良くなったと思いますし、サッシュレスから決別してサッシュを設けたサイドウィンドゥも個人的には良いと思ってます。特にB4の6ライト・ウィンドゥを捨て、リアドア一体の三角窓にして開口部を拡大した所なんてとても評価できると思います。でも悲しいかな、ハッキリ言ってどの面を見ても、いろんな車の影を感じてしまい「これが今度のレガシィです♪」みたいなIdentityを感じられません!フロント廻りは○産にSHIFTする気? サイドビューはPowerで夢見るホ○ダさん? リアは世界のト○タとホ○ダの合作か!?そして屋台骨であるツーリングワゴンなんてシルエットだけを見せられたら、まるで同社のエク○ーガと見紛う気がする程です。それはもう何が良くて何がトレンドで、どんなのディテールをユーザーが欲してるのかを迷ったあげく、まるで継ぎ接ぎをしたように見えてしまいます。 BL/BP型が出た時は「なんか垢抜けたネ~♪」と思いましたが、BM/BR型レガシィは興醒めしかしません出来ませんでした。歩行者傷害低減対策として上下方向のクラッシュストローク・ゾーンを確保する為に、ボンネット高を高くせざろう得なかった事は判ります。でもあのフロント先端部の厚さはあんまりですよスバルさん。Aピラーから殆ど下がって来ないように見えるフォルムは、僕の眼には最悪としか写りません。なのでGDBインプレッサの時のように、年改による大幅なフェイス・リフトに期待したい所ですがBaseにも寄る処も多いにあるので、先行きは不安です。多分レガシィとして、性能や機能面の開発コンセプトは今までの延長線上・キープコンセプトなんじゃないかと思われます。そしてそれは見事に昇華・達成できてると思います。乗ってみると、素直にとってもイイ車だなと感じます、ハイ。ただ、それだけにデザイン面が頂けないのが残念で仕方がありません。今は去ってしまったA.ザパディナス氏が見たら如何思うのでしょ?何て言うのでしょ? いつしかのラン・エボの様に「格好悪い!」の鶴の一声で創り直しを命じたりするのかな? あぁ~こうやって色々書いてたら思い出しました。そう言えばR34スカイラインからV35スカイラインに大変革を敢行した時のようです、今回のBM/BR型レガシィって! あの時も「良く出来たいい車だけど、スカイラインじゃないよネ」ってのが巷の声で、今回のBM/BR型レガシィも【LEGACY】を名乗らなかったら受け入れられたのかな(笑)? 恐らくですが、単純に「良く出来てて、走れるツーリングワゴンorセダン」が欲しいと思ってるユーザーなら、ハンドルを握って(試乗)貰えば受け入れてくれるかも知れません。しかし【LEGACY】が欲しいと思うユーザーには、拒絶反応を示す方が多いのではないのでしょうか?でも今回の塊感が強く厚みのあるデザイン・フォルムは、気色・気質的にアウトバックだけは割りとバランスが取れてる気がします。アウトバック特有の力強さとか、何処へでも走って行けそうな雰囲気に今回のデザイン・フォルムは合ってるように思います。あっそうか!今回のBM/BR型レガシィは、“レガシィ”じゃなくって『SUBARU-アウトバック』だったとしたら、スンナリと呑み込めたのかも知れない!?(☆o☆)

って事で結論、現段階での僕的BM/BR型レガシィの評価は「ツーリングワゴン、B4ともに無し!」だけど現物を見ても乗ってもいないけど「唯一、アウトバックなら許せるかも!?」っと、言った感じでしょうか。道具として使い倒すのならOB2.5iで充分! 更なるゆとりを求めるのならOB3.6Rをチョイスすれば良いではと思います。でも、もしも僕がBE5から乗換えを迫られる状況に陥ってしまったとしたら、僅かに有るかも知れない在庫BL型B4にするか、頑張って家族を説得してGRBインプレッサに乗りたいと思いますネ。でも両方とも叶わないとしたら、家族の反対(?)を押し切ってでもGoodコンディションのBE5型B4を捜して、鞍替えに走りたいと思います(笑)。 多分、無理でしょうが僕がBR型アウトバックのオーナーになるとしたら、まだ(この歳でも)走る事が弄る事が楽しいので、そんな事を楽しめる1台が有りきで、純粋なファミリーカーとして所有できたらいいですネ。先ず叶わないでしょうけど。(^ ^ゞ

いやぁ~、それにしても今回のBlogもダラダラと長いな!(汗
でもまぁいいや、書いて自己満足に浸れたし、こんな感じって僕らしいしネ♪(笑
Posted at 2009/06/01 20:58:44 | コメント(18) | トラックバック(0) | 車:インプレ編 | クルマ

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