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2018年06月02日 イイね!

佐山芳恵再び、・・(^。^)y-.。o○(50)




そんなある日、たまたま仕事の区切りが良かったのでちょっと買いたいものを見に行こうと定時で退社した。女土方に先に出ることを伝えると「めずらしいわね。どうぞ、たまには早く帰って、・・。」と背中を押されるようなことを言われた。クレヨンはそんな僕を羨望のまなざしで見つめながら「いいな、私も行きたい」と言ったが、「あんたは自分の仕事をしっかりなさい」と念押しをしておいた。


更衣室に寄って荷物を取って急ぎ足で外に出るとなんと知的美人が前を歩いていた。『ああ、そう言えばぼくらが言葉を交わしている間にさっさと帰ったんだっけ、・・。』と思ったが、今日はそっちの方が目的ではなかったので特に気にも留めずに駅に向かって歩いて行くと先に角を曲がった知的美人がその先で僕を待ち構えていた。


「私に用事があるの」


待ち構えていたように彼女はそう聞いてきた。突然の予想外の出現に僕はびっくりしてちょっと言葉に詰まってしまったが、向こうから出てきたのならこの際長きにわたって引きずっている懸案事項を解決してやろうと思い、一呼吸二呼吸置いてから、


「今日は自分の用事で早く出たんだけどせっかく巡り合ったんだからちょうどいいわ。あなたに聞きたいことがあるの。そちらの都合はどう、・・。」

と聞いてやった。


「ずいぶん前からあなたが私を探っているのは知っていたわ。そちらがいいなら話を聞くわ。どうする、その辺で話す。それとも私の家に来る。」


知的美人は一応選択肢を用意して見せたが、目は『私のところに来なさい』と言っているようだった。


「あなたの家で良いならその方が都合がいいかも。ちょっと込み入った話になるかもしれないから」


僕がそう答えると知的美人は黙って先に立って歩き始めた。そしてそのまま地下鉄に乗ると知的美人の自宅へと向かった。地下鉄に乗っている間はお互いに無言だったので女土方宛に知的美人と遭遇して彼女の自宅に行くことになったことをメールで組んで駅に着いた時に送信しておいた。女土方からはただ「了解」と言う極めて短い返信が来ただけだった。僕も女土方の気持ちを思うとちょっと複雑な気分だった。知的美人は「ちょっと待って」と言って駅の近くのスーパーに寄るとビールやらつまみのようなものやらあれこれ買い込んできた。


「話が長くなると間が持てないし、お腹も空くからね。」


知的美人はらしからぬことを言った。こいつは話の内容を知っているんだろうか。そんなこんなで知的美人のあっけらかんとした飾り気のかけらもない部屋に着いた。


「どうぞ、適当に座って。私はちょっと着替えさせてもらうから。」


そう言うと知的美人は僕の前でさっさと来ていた服を脱いで部屋着に着替えた。


「あなたも着替える。着るものならあるわよ。」


知的美人は僕を振り返った。


「いえ、これで大丈夫」


僕がそう言うと知的美人は、「そうね、あなたって着るものは素っ気ないほど飾り気がないからね」と言って笑った。それから知的美人は台所の方に行くと買ってきたつまみの類を皿に開けてビールと一緒に持ってきた。皿の上にはチーズやサラミ、ポテトチップなどおっさんの飯場会のようなつまみが乗っていた。


知的美人はテーブルの前に胡坐をかいて座るとシックスパックのビールを1本取り出してプルトップを開けて一口飲んでポテトチップをかじって「ああ、うまい」とこれまたオヤジのようなことを言った。そして「あなたも飲めば」と言ってビールを押してよこした。


『こうなったら何が何でも今日は決着をつけてやる。』


僕は心の中でそう意を決しながらビールを1本取ってプルトップを開けると一口飲んだ。ビールは最初の1本くらいはそう不味くはない。そしてベビーサラミをつまむと包装紙を取って口の中に放り込んだ。


『もう何時までもあれこれ遠回りにやっていても仕方がない。正面突破で切り込むか』


そう腹を決めるとサラミを呑み込んでから口を開いた。


「以前、あなたに聞いたことがあったわよね。用事と言うのはそのことなの。あなたがアダルトに出演しているんじゃないかって噂があるの。個人的にはあなたが何をしようと私はかまわないわ。そんなことに口を出すつもりもない。でもうちの仕事って教育関係なのでその辺との兼ね合わせでまずいという意見があるの。でもね、微妙な問題なんでこれまで何とも切り出し難かったけど何時までもごうごう巡りをしていても仕方がないし、ちょうどいい機会だからと思って、・・。」


知的美人は何も答えずにビールをぐっと飲み込んだ。そしてポテチをかじった。それを何度か繰り返して缶が空になったところでそれを握り潰してテーブルに置いた。そして僕の方を向き直ると「自分で確認して見れば、・・。」と言って挑発でもするように笑った。こうなれば仕方がない。古来から『据え膳食わぬは男の恥』と言うではないか。だったらいただこう。そう腹を決めてからビールを一口飲み込んで僕もポテチをかじった。


「分かったわ。じゃあ、シャワーを使わせてね。そしてタオルと着替えも貸してくれる」


そう言ってビールをテーブルの上に置いた。知的美人はちょっと呆気にとられたように僕の方を見ていたが、意を決したのか、立ち上がると衣装ケースからスエットとタオルを引っ張り出して僕の前に置いた。


「先に使って。私は後でいいわ」


知的美人は腰を下ろして2本目に手を出した。こうなると僕の方も元、うーん、今もかなあ、男の血が騒ぎ出す。サラミを食ってポテチをかじってビールを一口飲み込むと立ち上がった。


「じゃあ、先に使わせてもらうわね」


そう言ってユニットバスの中に入った。そしてシャワーを開けると手早く服を脱いで必要最小限体を洗って知的美人が貸してくれたスエットに着替えて部屋に戻った。


「どうぞ」


僕がそう言うと知的美人は缶ビールを持って「そんなに慌てなくてもいいじゃない。時間はたっぷりあるわ」と言いながらビールを飲んだ。こいつも何だかんだ言っても一応女の格好をしている僕と絡むのはやはりためらいがあるのかもしれない。


「大丈夫、私も一応女よ」


僕はちょっと知的美人にちょっかいを出してやった。


「女かどうか、あなたの化けの皮を剥いでやるわ」


知的美人は挑戦的な視線を向けてきた。化けの皮を剥いでもらってもいいが、どこをどう剥いでも生物学的には女しか出てこないのでがっかりするだけだと思うが、まあ、それはそれでいい。それはこの女自身の問題だから、・・。


そんな状態でしばらくはお互いに黙ってビールを飲んでいたが、知的美人は3本目を飲み終えて缶をテーブルに置くと立ち上がった。そしてタオルをつかむとユニットバスに向かった。しばらくシャワーの流れる音がしていたが、シャワーの音が止むと知的美人が戻ってきた。そして僕に顎でベッドを示した。


「あ、ちょっと待ってね。歯磨き、・・」


僕はそう言って洗面所に駆け込んでささっと歯を磨かせてもらって戻ると知的美人は戦闘態勢でベッドに横になっていた。僕も腹を決めているのでもうためらいはない。こっちもスエットの下は戦闘態勢だ。僕はベッドに腰を掛けるとスエットを脱いで知的美人を振り返ってちょっと微笑んで見せた。


Posted at 2018/06/02 17:23:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説3 | 日記
2018年06月02日 イイね!

防衛費2倍なら中国に屈したほうがよいって本気で言っているのか、・・(^。^)y-.。o○。




自民党は防衛費を倍化しろと主張している。5月25日づけブルームバーク「NATOの『GDP比2%』参考に防衛費確保を」では「安全保障調査会と国防部会はそう結論づけた」と報道している。その趣旨は「従来GDP比1%であった防衛費を2%まで増やせ」である。


だが、これは荒唐無稽な主張だ。対GDP比2%は無根拠である。また平時負担では不可能な金額である。選択肢としても非現実的である。


ではどうすればよいか?


本当に防衛費が2倍必要なら中国と仲良くしたほうがよい。日本は中国に下手に出て対立を緩和すべきだ。どうやっても勝てない敵なら味方にするしかない。実際には従属の必要もない。防衛費の無駄を省けば対中対応は充分可能だ。陸上戦力を減らし海空戦力を増強すればよい。


■ GDPが半分に減れば防衛は充実するか?

防衛費2倍論は空論の極みだ。まずGDP2%論は無根拠である。安全保障セクターは昔から「日本防衛にはNATOなみにGNP/GDPの2%が必要」と主張していた。だが、そこに具体的な根拠はない。


そもそも現実的な必要を反映していない。2%は冷戦期の1950年代に米国が持ち出した数字だ。「米政府は議会に説明しきれない。だから各国ともGNPの2%くらいは自己負担してくれ」といった名残でしかない。


その達成は防衛力整備とは本来は無関係である。これは次の疑問を考えれば明瞭となる。「もし仮に日本のGDPが半分になれば防衛は充実するのか?」だ。


2%は何の目安でもない。日本が大恐慌に陥りGDPが半分になれば、防衛費のGDP比率は倍になる。NATO並みに2%が達成される。それで「防衛力が強化された」といい出すのはどうかしている。


その点で無意味な主張だ。日本の防衛を確実とする、あるいは中国との対峙を続ける。それと2%、防衛費2倍は何の関係もない。


■ 防衛費2%で国は滅びる

そもそも今の日本にはその余裕はない。


防衛費は約5兆円である。18年度予算で5.2兆円であり国債費と社会保障費を抜いた一般会計予算のうち1/8、13%を占めている。2倍にすれば国民生活は破綻する。消費税を10%にしても足りない。消費税1%の税収効果は約2兆円でしかない。そして5%を8%に増やしただけでも空前の不景気となった。民力は疲弊の極にある。実質所得が下げ止まらない中、消費税10%以上に相当する負担増に国民は耐えられない。


到底、平時にできる選択ではない。今は戦時下ではない。強いて防衛費の負担増に耐えなければならない状態ではない。それよりもやるべきことはいくらでもある。現状では安全保障よりも社会保障である。あるいは、今後の成長力確保を考慮すれば教育の充実、無償化等に費やすべきだ。


■ 中国と敵対できないなら味方になるしかない

その上で述べれば、別のオプションを検討しない点も問題である。本当に平時防衛費が2倍必要であるとしよう。「現今の課題である中国との対峙を続けるためにはどうしても必要である」。誰もが疑いなくそう計算する状況となった。そう仮定しよう。その場合においてバカ正直に対中対峙を続けるべきだろうか?


普通は他の選択肢を模索する。

一番良い方法は中国との関係改善だ。敵対できないなら味方にするしかない。普通はそう考える。従属までは必要はない。中国に勝てないにせよ日本は軍事的には充分強力である。その点でフィリピン等とは異なる。中国も強力な日本に無茶は言えない。


つまり譲歩もほぼいらない。尖閣問題で形だけの譲歩をする程度でよい。その上で台湾を切り捨てる。南シナ海での優越的立場を認める。チベットほか中国国内問題に一切干渉しない。歴史問題に真摯に向き合う。それだけの話だ。


あるいは逆方向に核武装でもいいだろう。通常戦力を減らして少数の核を持つ。それで中国を直接抑止する。あるいは「中国との通常戦争に負けたら日本は核を使う」といった危機感を米国に与えて間接的抑止を作る。それで同時に国民生活を守るやりかただ。


■ 陸自を減らせば現状予算で対応可能

実際にはそこまでする必要もない。現状ある防衛費の無駄を省けば済む。具体的には陸自予算・人員を半分にすればよい。なにより現状で陸自は何の役にも立っていない。対中対峙に関しては全く機能していない。それでいて海空自よりも多い予算を費消している。


その人員予算を半減させれば海空戦力は3割増にできる。中国との対峙に必要な軍艦も戦闘機も3割も増やせる。それ以外の無駄も減らせる。海空自衛隊にも無駄がある。また平凡性能で高価格となるF-2戦闘機やC-2輸送機のような残念な国産武器開発をやめてもよい。他にも駐留軍経費の無駄や情報組織の無駄もある。


それらを省いても中国との対峙は充分である。中国も既に人口オーナスに入っている。今後は低成長に喘ぐことになる。日本の少子高齢化が山を超える2050年くらいまでなら陸自削減で凌げる。


将来的には日中関係も改善する。互いに少子高齢化といった社会・経済問題を抱えている。安全保障では相互に「敵対できないから味方にするしかない」と考える可能性は高い。




元海自の幹部がこんなことを言うのか。「戦争の危機が迫っているので戦争に備えろ。スウェーデンは絶対に屈しない。抵抗を止めるよう呼びかけるのはすべて敵の謀略だ」と国民にパンフレットを配ったスウェーデンとはえらい違いだな。自民党議員の言うGDP比2%は特に具体的な意味を持たない。単に数字を掲げただけだろう。でもGDPが半分になったらって比喩も相当なおバカではある。別に中国と戦争をするわけではない。友好関係を維持してやっていければそれに越したことはない。向こうもそう思っているだろう。でもこのおっさんが言うように「尖閣問題で形だけの譲歩をする程度でよい。その上で台湾を切り捨てる。南シナ海での優越的立場を認める。チベットほか中国国内問題に一切干渉しない。歴史問題に真摯に向き合う。それだけの話だ。」と言うのは国家としての矜持を捨ててひれ伏せと言うことで特に領土に関することで譲歩したらそれはもう隷属ともいうべき関係になる。外交と言うのは仲良くすることではなくて自国の利益を図ることだ。握手をしながら後ろで「余計なことをしたら痛い目を見るぞ」と無言の威圧を加えるのが軍事力でいわば相手の理不尽を思いとどまらせる力が必要だ。スイスもスウェーデンも平和国家と言うが決して平和国家ではない。どの陣営にも属さずに自国の主権を守るために国内を戦場にしても戦うという気概を持ち、必要な備えをしている。日本が経済規模も人口も何倍もある中国と正面切って戦争ができるようにするのは不可能だろう。それでも局地戦で痛撃を加えて撃退することは可能でそれが抑止力である。まあ何を最善として選択するかは国民の判断だろうが、この手の御仁が海自を去ってくれたのは日本にとって幸いだったかもしれない、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/06/02 15:55:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2018年06月02日 イイね!

朝鮮半島の完全非核化と言ってもその先に待つものは、・・(^。^)y-.。o○。




小野寺五典防衛相は2日、シンガポールで開催中の「アジア安全保障会議」で、北朝鮮問題をテーマに講演した。北朝鮮が全ての大量破壊兵器とあらゆる弾道ミサイルの「完全で検証可能で不可逆的な廃棄」が完了するまで「防衛当局として圧力の維持が不可欠だ」と各国に呼びかけた。


小野寺氏は北朝鮮の弾道ミサイルについて「米本土を含む世界中の多くの国と地域を射程に収めている可能性がある。国際社会全体に大きな脅威」と強調。一方、米朝首脳会談には核・ミサイルの「実質的な進展」や「日本人の拉致問題を解決する機会」となることへの期待感を示した。


北朝鮮が「具体的な措置を取る段階」となった場合にも言及。核査察や核廃棄後の検証に関して「北朝鮮が大量破壊兵器の廃棄に真剣に取り組むならば、協力を惜しまない」と語り、化学兵器禁止機関(OPCW)への自衛官派遣などを行う考えを示した。


ただ、北朝鮮が1990年代以降、「非核化を宣言し、融和ムードを演出しておきながら何度も国際社会の平和への努力を踏みにじる歴史を繰り返してきた」とも指摘。「北朝鮮が対話に応じることのみで、見返りを与えるべきではない」と各国に理解を求めた。


また、洋上で違法に物資を積み替える北朝鮮の「瀬取り」の監視活動は、今後も多国間が連携して取り組む必要があると訴えた。(シンガポール=藤原慎一)




北朝鮮が非核化しても朝韓は中国の傘下に入って日本とは対立することになるから日本にとって軍事的圧力は今よりもさらに高まることになる。中朝韓対日米、それに豪印と東南アジア諸国を加えた勢力の対立の構図はさらに鮮明になる。日本としてはロシアをうまく引き寄せておくべきだろうし、本当に防衛費GDP2%の時代が来るかもしれない、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/06/02 12:36:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2018年06月02日 イイね!

株は儲かるか、・・(^。^)y-.。o○。




株は儲かるか。答えは「イエス」で100%儲かる。そう言うと誰もが怪訝な顔をするが、間違いなく儲かる。ただし、条件がある。

・資金は最低5年以上、できれば10年くらいは使わない金で買うこと。
・利益率は20%程度を狙うこと。
・相場の状況をよく見て下げた時に買うこと。
・何かの理由で株価が暴落しても慌てないで時期を待つこと
・東証1部上場企業で業績のしっかりしているところを買うこと
・現物取引で信用取引はしないこと

この程度だろうか。株ももう10年以上やっているが、最も下げたのはリーマンショックの時で原価マイナス170万くらい足が出た。この時にコマツを買っておいたが、現在は3倍以上になっている。あの時にあれこれ買っておけば相当な利益になっただろうけど、「頭と足は切れ(暴騰時と暴落時は切り捨てろ)」と言う原則があるらしい。


最近は200万以上のプラスになっている。一番の高値では280万くらいまで行ったこともある。それに配当収益もある。貯金の利子など雀の涙どころかアリの涙にもならないので貯金よりはずっと効率がいい。


株を買うとしたら現状では日経平均は高値一杯まで値を伸ばしているのでどれでもいいというわけにはいかない。個別で伸びのありそうな企業を探して買うことになるだろう。それから毎日見ていれば相場が300円、400円と下げる時があるのでそういう時は買い目だろう。


で、買ったらもっと下げても慌てないで時期を待てば必ず株価は上げてくる。まあ、株なんて儲けてやろうなどと目の色を変えないで自分の好きな企業を応援してやろう程度に思っていればいいんじゃないだろうか。コマツも売ってやろうかと思うけど非売品の建機のミニチュアを送ってくれるんでそのまま持っている。


今の仕事を辞めたらもう少し資金を増やして職業は「プライベートインベスターことさすらいの相場師」とか言って株でもやろうかと思っている。相場も真剣にやると相当に体力が要ると言うので頭の体操程度にしておくか。やってみようと思う人は是非、株は100%確実に儲かります、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/06/02 12:34:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 経済 | 日記
2018年06月02日 イイね!

どうして売れるか、HV車、・・(^。^)y-.。o○。




クルマの商品開発は海外が中心、ハイブリッドだけは日本が中心
 
2017年度の国内販売統計によると、トヨタは販売総数の約40%、ホンダは約28%(ただし小型/普通車に限ると約50%)をハイブリッドが占めました。日本はハイブリッド大国といえそうです。日本のユーザーはなぜそこまでハイブリッドを欲しがるのでしょうか。


今の日本車メーカーは、海外中心の商品(クルマ)を開発していますが、ハイブリッドは日本国内の販売比率が高いです。例えばトヨタの場合、2017年度(2017年4月から2018年3月)の世界生産台数に占める国内販売比率は18%でしたが、ハイブリッド車に限ると40%前後に高まります。ホンダは4輪車全体で見ると国内比率は14%と低いですが、ハイブリッドは70%以上に達します。商品開発も海外向けが中心となっていますが、ハイブリッドについては今でも日本が重要な市場なのがわかります。


ハイブリッドは環境/燃費性能が優れていますが、価格も高いです。ノーマルエンジンとの価格差を燃料代の節約で取り戻すには、長い距離を走る必要があります。そのような人達が大勢いて、ハイブリッドを買うのでしょうか。トヨタ系列の販売店でセールスマンに尋ねました。


「ハイブリッドを購入するお客様の中には、『一度はハイブリッドに乗りたい』と考えている方も多いです。ハイブリッドはノーマルエンジンに比べて価格が高いですが、今はアクアなど200万円以下のハイブリッドも増えています。サイズの小さな車種を選べば、あまり価格を高めずにハイブリッドを買えます。そしてハイブリッドはエンジンノイズが小さいために、一度味わうと普通のエンジン車には戻れません」といいます。今はクルマを買い替えるサイクルが7~9年に伸びたと言われてます。ハイブリッドが本格的な普及を開始したのは、2009年に発売された先代プリウス以降なので、今まさにハイブリッドを選択可能になった人も多く、「一度はハイブリッドカーに乗りたい」ニーズが根強いようです。


前出のセールスマンによると「アクアやプリウスはノーマルエンジンを用意しないハイブリッド専用車だから、環境性能の優れたクルマに乗っていることを周囲の人達にアピールできます。この選択理由は法人のお客様にも多いです。環境意識の高い企業姿勢を表現できるからです」とのことです。今ではハイブリッドが一種のブランドになり、長い距離を走るとトクをするといった損得勘定だけでなく、「ハイブリッドであること」にも価値が生じているようです。


経済的な損得勘定で比較するHVとノーマルエンジン

しかしその一方で、経済的な損得勘定も重要でしょう。「どの程度の距離を走れば、ハイブリッドでトクをするのか」も考えてみましょう。例えば、セレナを買う時は、ベーシックなS(スマートシンプル)ハイブリッドと、本格的なハイブリッドとなるe-POWERで、選択に迷うことがあると思います。セレナe-POWERハイウェイスターV(340万4160円)と、ハイウェイスターVセレクション(293万4360円)の価格差は46万9800円です。e-POWERでは2列目がセパレートタイプのキャプテンシートになるなど、機能にも差があります。エコカー減税はe-POWERが免税だから、納める税額で約8万円の差が生じます。そうなると最終的な実質差額は39万円です。


そして実用燃費がJC08モードの85%、レギュラーガソリン価格が1リットル当たり140円で計算すると(今は150円近くまで高騰していますが過去の平均で140円とします)、e-POWERの1km当たりの走行単価は6.3円です。Sハイブリッドは9.9円だから、1km当たり3.6円の差が生じます。そうなると10万8000kmを走れば、e-POWERとSハイブリッドの価格差を燃料代の差額で取り戻せます。仮に1年間に1万5000kmを走れば、7年少々です。逆に1年間に7000kmの走行では15年を要します。またガソリンの価格が高まると、取り戻せる距離は短くなります。全般的な傾向として、大排気量の高価格車ほど、取り戻せる距離が短いです。価格が500万円でエコカー減税が免税であれば、17万円の節税が可能になり、大排気量車にはハイブリッドの燃費数値が、ノーマルエンジンを積んだグレードの約2倍に達する車種もあるからです。10万km以下で取り戻せる場合もあります。


逆に小排気量の低価格車は、取り戻せる距離が長くなります。ノーマルエンジンも燃費が優れ、1.2~1.5リッタークラスでは、ハイブリッドの燃費数値が2倍になることはありません。そしてハイブリッドには、駆動用モーター/駆動用電池/制御機能が必ず搭載され、ノーマルエンジンとの価格差を20万円以下に抑えることは現在では難しいです。その結果、価格差を燃料代の差額で取り戻せる距離も15万km前後に達します。概算的な目安をいえば、1年間に1万5000km以上を走ると、ハイブリッドを選ぶ経済的なメリットが強まります。それ以下のユーザーは、ハイブリッドを選んだことで損失が生じることも考えられるため、セレナで行ったような損得勘定の計算をすると良いでしょう。





ハイブリッド車ってモーターのトルクで加速がいいらしい。高速でけっこう飛ばしているのもハイブリッドが多い。バイクに乗って第2通行帯を走っているとプリウスやアクアなどが追い越し車線をかっ飛んで行く。あれじゃあただでさえ高速燃費が良くないハイブリッドには辛いだろうなどと思って見ている。ディーラーさんに聞いたが、リッター20キロ以上の燃費を出すには相当に微妙なアクセルワークを求められるという。環境性能に優れた先進的な車に乗っているという満足感と一度はハイブリッドと言う好奇心だろうか。相当長距離走らないとなかなか価格差を埋めるのは難しいらしい、・・(^。^)y-.。o○。

Posted at 2018/06/02 12:33:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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