ベストセラー「『捨てる!』技術」などの著書で知られる文筆家の辰巳渚(たつみなぎさ)さんが26日、長野県軽井沢町で起きた交通事故で死去したことがわかった。52歳だった。軽井沢署によると、26日午前9時ごろ、軽井沢町内の国道146号で、辰巳さんの大型バイクと軽乗用車が正面衝突。辰巳さんは搬送先の病院で約5時間後に亡くなった。夫とツーリング中だったという。
辰巳さんは出版社勤務などを経てフリーライターに。2000年に出版された「『捨てる!』技術」(宝島社新書)はモノを持ち続ける生活のあり方を見直すことを提言し、100万部を超えるベストセラーになった。暮らしや働き方について考える「家事塾」を主宰し、生活哲学学会の代表理事も務めた。
お別れの会が7月1日午後1時30分から東京都台東区西浅草3の17の1の浅草ビューホテルで開かれる。
亡くなった方については著書の表題くらいしか知らないが、バイク事故で亡くなったことは誠にお気の毒である。冥福を祈る。この事故に関してバイクは危険といろいろ書かれている。大型二輪は女性に扱える乗り物ではない、中高年になって大型二輪に乗るのは無謀、連れ合いをそういう危険な世界に引っ張り込んむのは無責任、バイクに乗るのは命を危険にさらすようなものだ、50を過ぎて大型二輪に乗るのは自殺行為だ、とまあ、とにかくぼろくそ、バイクは社会悪のようなことまで書かれていた。
確かにバイクは生身むき出しなので危険と言えば危険だ。死亡事故の発生率も四輪に比べて6,7倍も高い。重心が高く二輪で自立ができないうえにタイヤの接地面積は非常に小さいので横向きの力に弱い。でも止まっていればともかく走っているバイクを操るのにさほどの体力は必要ないし、ちょっとした体重移動でバイクは動かせる。
ただバイクは速度が上がれば上がるほど右にも左にも動かなくなる。高速を走っていて舗装の修復個所をよけながら走ることがあるが、ちょっと動かそうとするだけでも「えい、どっこいしょ」と言うくらいに力を入れないと動かない。ひらりひらりと言うわけにはいかない。だから山坂道のコーナーでもオーバースピードで進入すると曲がり切れずに右コーナーなら側壁に衝突するか、左コーナーなら反対車線に飛び出して対向車にぶつかる。これは四輪でも一緒だが、四輪の場合はコーナリング中の制動をかなり効かせることができるが、バイクの場合はそうはいかない。
確かにコーナリングをきれいに決めるのは格好いいかもしれないが、きれいに決めるよりも「まずは安全に、・・。」だろう。バイクに安全に乗る秘訣は速度だろう。四輪など比較にならないほどのパワー溢れる乗り物でその辺の道でフルパワーなどしていたら命などいくつあっても足りない。今乗っているCB1300でもフルパワーで自在に操れる自信など全くない。
高速は120キロまで、一般道は制限速度+10キロ、そして自分の車線を厳守する。そしてしっかりとプロテクターを装着する。年だから、女性だからと言うのもあるかもしれないが、それは決定的な要素ではないと思う。まだまだバイク素人ではあるが、バイクで4万キロ走ってみて安全にバイクに乗るにはあのあり余るパワーを自分の味方にすること、これに尽きると思うがどうだろうか。
先日、65歳の方が大型二輪の検定に合格して卒業された。その方はホンダのライディングスクールでさらに腕を磨いて公道デビューするという。検定を見ていたが結構うまく乗りこなしていた。年齢性別に関係なくバイクに乗りたければどんどん乗ればいいと思う。ただ、何事にもリスクはある。四輪だから絶対に安全と言うことはない。そのリスク管理をどうするかと言うことに尽きると思う。
先日、箱根新道をCB1300でメーター速度60キロで走っていたら後ろから来た大型トラックに追い越された。山坂道で大型二輪に乗っていて大型トラックに追い越されるという経験をした人って滅多にいないだろう。ちょっとショックではあった。まあ、でもリッターオーバーのバイクでフルパワーを体験したければサーキットに行くべきだろう。きっとバイク感が変わると思うが、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/06/28 11:06:57 | |
トラックバック(0) |
バイク | 日記