先日のNDA木曽三川大会で壊れてしまった、サブ機の60D。
大会会場でいろいろ設定を調整していたら
突然電源が全く入らなくなり、ウンともスンとも言いません。
最初はバッテリーが切れたのか?と思いましたが
帰宅後に満充電のバッテリーを入れても起動できなくなりました。
まあ、60D自体はカイシャのゴミ箱から拾ってきたものなので
壊れてしまっても「仕方ない」くらいで済むんですが
便利に使えていた「サブ機」が無くなってしまったのが痛いところ。
というコトで、ちょっとチャレンジです。
7D MarkⅡを買うまでの約9年間、修業を積んだ50D。
2009年2月購入なので、かれこれ12年前のカメラです。
壊れてしまった60Dも2010年9月発売という古さでしたが
さらにもう1世代古い機種ということになります。
この50Dには7D MarkⅡを買うキッカケとなった不具合があります。
撮影時にシャッター速度や絞り値などを設定するための
シャッターボタン付近にあるダイヤルが空回りする状態で
必要な時に思うように操作できなくなっていたのでした。
このダイヤルは樹脂製の軸の外周部分に
ギザギザの滑り止めが付いたゴムが取り付けられていて
カチカチというクリック感があり
不用意に設定が変わってしまわないような仕組みになっていますが
経年劣化で軸と外周のギザギザゴムが滑ってしまい
設定を変えられなくなってしまっています。
本体機能には全く問題がなかったので
ダイヤル交換で修理をして貰おうと思いましたが
その時にはすでにメーカー修理受付は終了していて
どうすることも出来ず保管していた時に60Dを拾って来たのでした。
ジャンクの50Dを買って自分で交換してみるか?とも思いましたが
せっかく本体機能に問題がないのに
バラして動かなくなったらモッタイナイしなー。(^_^;
で、思いついたのがアロンアルファ。(笑
軸とゴムを接着して、滑らないようにしようという作戦です。
バラさずにゴムのギザギザ部分を指で前方に押してみたら
上から軸の樹脂部分が少し見えたので
爪楊枝の先に少量のアロンアルファを付けて、ポッティング。
数十秒置いたら、見事に回るようになりました。(^^
ダイヤルをそーっと回してアロンアルファをポッティング・・・
を何回か繰り返して、数分間放置。
ダイヤルは乱暴めに回しても滑ることなく
ちゃんと設定値を切り替えられるようになりました!
しばらく保管ケースの中でご隠居生活をしていた老機ですが
本体機能が満足に動かなくなるまで
サブ機として、またがんばって貰おうと思います。(^_^)
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Posted at
2021/04/09 14:59:49