• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

simaumaのブログ一覧

2017年11月22日 イイね!

カタログが来ました



営業さんからの情報やWebの情報を元に
あれやこれやと想像を巡らせていた5型ハイエースの仕様。
正式にメディア発表された今日、午前中にお店にカタログが届いたとのことで
営業さんがわざわざ届けに来てくれました。
ちなみに・・・見た目は殆ど変りません。(笑)



おおよその情報の通り、5型ハイエースに搭載の「Toyota Safety Sense P」には
目玉機能である「レーダークルーズコントロール」は搭載されませんでした。
これは車体の構造に起因することのようで
13年前にデビューし改良を重ねてきた200系のシャシー、ボディ構成では
設計上どうしても回避できない事情があった、という記事を読みました。
2004年デビューということは設計自体はそれ以前に終わっていたハズで
将来、こんな装備を施すなどとは当時は考えられていなかったことでしょう。
今回はフルモデルチェンジではなく、200系のマイナーチェンジ。
大きな構造の変更を伴わないマイナーチェンジでは致し方ないと思います。

7代目流星号では後付けではあったものの
長距離走行時のクルーズコントロールの楽ちんさを知ってしまったので
「レーダークルーズコントロール搭載」にちょっとだけ期待しました。
しかし、まあ、うーん・・・なんとも残念な感じは拭えませんが
7代目の修理を断念し、乗り換えを決めた目的は
 「歩行者や他車に対する自動ブレーキ」
なので、あまりガッカリはしていませんが。(^_^)

さらにはVSC(横滑り防止機能)やTRC(トラクションコントロール)、
ヒルスタートアシストコントロールがバンにも標準装備となり
奥さんが普段の買い物で街中を運転することも多い我が家では
レーダークルーズコントロール以上の使い勝手の向上と言えそうです。



マイナーチェンジとは言え、心臓部であるディーゼルエンジンは一新され
ランドクルーザープラドに採用の1GD-FTVに変更されました。
2.8LのDOHCインタークーラーターボで
AdBlueを使う尿素SCRシステム採用のクリーンディーゼルです。

当初はランクルプラドそのままの
 177PS/3400rpm、45.9kgf・m/1600~2400rpm
で搭載されるとのウワサでしたが、実際は
 151PS/3600rpm、30.6kgf・m/1000~3400rpm
という感じで、最高出力、最大トルク共に変更になっています。

こちらもやはりパワートレインの設計上の問題で
そのままのパワー&トルクでは耐えられない、ということのようです。
働くクルマとして荷室のスペースをより多く確保するため
デフを必要最低限の小さなサイズにしていることが大きいようです。
エンジンに合わせ設計を変更することも検討されたようですが
「200系ハイエース」として従来のパーツが共用出来なくなるのは
整備工場では2種類の部品を準備しておく必要があるなど
いざ壊れた際の「修理」の面で不利になることから、見送られたそうです。
世界中を走っている、働くクルマ・200系ハイエース。
こちらも仕方ないことだと思います。

しかしながら
3型後期の7代目流星号で搭載されていた1KD-FTVエンジンは
排気量は若干大きい3LのDOHCインタークーラーターボでしたが
 144PS/3400rpm、30.6kgf・m/1200~3200rpm
というパワー&トルクだったことを考えると
最高出力は200rpm高い回転域で7PSほどのアップ。
最大トルクは200rpm低い1000rpmから、これまた200rpm高い3400rpmまで
1KD-FTVと同じだけのトルクを、フラットに発生するエンジンになりました。
1000rpmから最大トルクだなんて、ちょっとビックリしました・・・σ(^_^;)
アイドリングから、ちょこっとアクセルを踏んだらもう最大トルクです。(笑)

7代目のパワー&トルクでもなんら不満を感じていなかったので
いや、むしろ太いトルクを活かした走りに大満足だったワタクシとしては
車体の制約に合わせてパワー&トルクの変更を受けた1GD-FTVエンジンでも
決して不満を感じることはないと思います。(^_^)


(5型ハイエースのギア比)

7代目流星号で感じていた唯一の不満。
それはロックアップ付きとはいえ「4速AT」だったことです。
これは4型になっても変わらず、ガソリン車だけが6速化されました。
当時は大トルクに堪えられるATが間に合わなかったのか?と思いましたが
今回のエンジン変更に伴い、ディーゼルもついに6速AT化されました。
アイドリングに近い低回転から最大トルクを発生するように変更された
「ハイエース向け1GD-FTVエンジン」と6速ATの組み合わせは
トルクフルなエンジンフィーリングで回転数を低く抑えながら
それでいて6速AT化の恩恵で出足は早くなり
街中でも静かで、走りやすくなるのではないかと想像しています。

この6速ATは
パワー&トルクが圧倒的に大きい「プラドと同じもの」と想像しています。
他のATではエンジンとの結合のための新たな設計をしなくてはならず
しかし「マイナーチェンジ」でそこまで大きな設計変更は出来ず
「エンジン結合部が同じプラドのものを流用」
と考えるのが、素直なんじゃないかなと思います。

設計の古い車体側の制約から、パワー&トルクを抑えたエンジンに対し
そのパワー&トルクを抑える前のエンジン仕様で設計された6速ATの組み合わせ。
当然、AT側には余力が生まれるので壊れにくくなることでしょう。
これは「毎日仕事に使う商用車として耐久性がアップした」ということになり
トヨタとしてはハイエースの商品力アップ、ということになります。
そんなハイエースを遊び道具にも。
今後トヨタはアウトドア志向のユーザーにもアピールしていくそうです。


(プラドのギア比)

ちなみに5型ハイエースとプラドのギア比を見比べてみると
ファイナル比以外は全く同じです。(ハイエース:4.10、プラド:3.909)
恐らくデフ内のギア比が違うだけなのではないかと思います。
プラドの試乗記事を読むと100km/hで1500rpm程度とのことなので
5%ほどファイナル比が高いハイエースだと100km/hで1600rpmくらいかな?
4速ATだった7代目が100km/hで2000rpmの「プラスめ」だったことを考えると
高速道路でのエンジン音も少し静かになるのではないかと期待しています。



数日後、ディーラーさんから来た新型車のご案内。
封筒の表面にはプリウスなど乗用車が掲載されていましたが
裏面1面にはハイエースが「でーん!」と掲載されていました。
日産キャラバンのテレビCMは目にしますが
今回のマイナーチェンジでハイエースもCMを流すようになるのかな?
放っておいても売れるから無駄な宣伝費は掛けない!
って方針で、やっぱりテレビCMはやらないか。(笑)



5型の生産開始は12月1日から、とメディア発表会で発表されました。
果たして8代目流星号は年内に納車されるのか?
それとも年明けまで、まだまだ代車生活が続くのか・・・
ある意味楽しみでもあり、不安でもあります。σ(^_^;)アセアセ
Posted at 2017/12/06 21:11:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 流星号 | 日記

プロフィール

「流星号よりお送りしております。(^_^)」
何シテル?   01/04 14:41
どもども、simaumaと申します。 2018年1月5日、大安吉日。 ハイエース・スーパーGLオーナーとなりました。 どうぞヨロシクお願いします。 ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/11 >>

   1 23 4
5678910 11
1213141516 17 18
192021 22232425
2627282930  

リンク・クリップ

トヨタ(純正) サイドマッドガードプロテクター 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/03/24 10:58:57
FFヒーターのパラメータ変更(2kW_中華FFヒーター) 
カテゴリ:情報いろいろ
2025/02/04 04:04:14
 
FFヒーター コントローラーの管理モード 
カテゴリ:情報いろいろ
2025/02/03 14:55:20
 

愛車一覧

トヨタ ハイエースバン 8代目流星号 (トヨタ ハイエースバン)
2017年12月25日に納車出来るとの連絡を頂いたのですが ワタシの都合で2018年1月 ...
その他 その他 その他 その他
2018年7月29日 購入。 約9年半、50Dで修行を積んできましたが、 以前から気に ...
トヨタ ハイエースバン 7代目流星号 (トヨタ ハイエースバン)
ハイエース Super-GL ロングバン・ワイドボディ・ミドルルーフ ホワイトパールクリ ...
その他 その他 その他 その他
2009年2月21日 購入。 ながらく初代キスデジで修行を積んでいるワケですが 下の娘 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation