もう10年以上使っているペグハンマー、snowpeak Pro.C。
3月に銅ヘッドを交換して使っていましたが
5月のNDA御前崎大会でやけに金色の破片が落ちるな、と思い
打撃面を見たところ、中心部の色が違うコトに気付きました。
snowpeakのカタログには
「銅製のヘッドは手に伝わる衝撃を吸収しつつペグに打撃力を確実に伝える」
と謳われているのに
この金色のパラパラと落ちる破片はどう見ても真鍮っぽいぞ。(^^;
その後も大会遠征でタープの設営でいつも通り使っていましたが
やはりパラパラと金色の破片が。
真鍮も柔らかい部類の金属ですが銅ほど粘りがないので衝撃で割れてしまい
破片となってパラパラと落ちているんだと思います。
全てが銅で出来ていた交換前のヘッド。
ちょっと調べたら交換用ヘッドの型番が変更になっていて
リニューアルがあったことを知りました。
あくまでワタシの私見ですが
今回のヘッドは真鍮の塊を銅で包んだような構造のようで
昨今の金属の高騰で「製品の値上げ」をしなくて済むように
リニューアルで中に真鍮を入れ込んで高価な銅の使用量を減らしたのか?
それにしてはウリだった「打撃感」がかなり悪くなっていて
これはsnowpeakらしくないなぁ・・・
そんなコトを考えていました。
交換用ヘッドはAm〇zonで購入したものだったので
もしやニセモノを掴まされたのか?とちょっと気になったので
snowpeakのサービスに写真を添付して問い合わせをしたことろ
「調査したいのでハンマーを送ってくれ」
「預かり中に使えるよう
代替品を貸し出しする」というコトで
調査に協力するべく、送ったのでした。
その後何度かメールでやりとりをし
「詳しく調査したいのでヘッドを新しいものに交換させてもらいたい」
との要望があり、調査に協力するために送ったので、もちろん承諾。
ヘッドを交換されたワタシのPro.Cが、今日戻って来ました。(^^
早速確認すると、確かにヘッドは新品に交換されていました。
で、気になったのが赤丸のスプリングピン。
Am〇zonで購入したヘッドはスプリングピンが欠品となっていて
自分でスプリングピンを購入してヘッドを交換したんですが
その際に純正よりも3mm短いものを選定して
ピンが飛び出さないようにしたのでした。
木製の柄を止めている側は自分で交換したままだったので
黒い本体の表面より少し引っ込んでいますが
今回交換して貰ったヘッド側は純正品が使われています。
左が純正の長さ(35mm)で、右が自分で購入した短いもの(32mm)。
打ち込まれて時間が経っていないので
今回はピン抜きで数度打ったらすぐに抜けました。(笑
というワケで、ピンを打ち換えて作業終了。
送る前の状態、ワタシのオリジナルの状態に戻りましたよ。(^^
預け期間中の代替用として送ってくれた新品のPro.C。
使ってしまうのが申し訳なくて
先日のPlyZの大会では普段の大工作業用のカナヅチを使いましたが
鍛造製のペグを打つとカチンカチンと喧しかったです。(笑
この代替品は「調査協力に対するお礼」で
「返送不要」とのコトでしたが・・・
「一生モノ」が2本になってしまったぞ。(^^;
Posted at 2024/05/30 12:51:20 | |
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