今日は雨ですね…。
作業できないんでちょっと独り言ブログ。
最近ジム二の水周り修理に勤しんでるが、ホースを固定する部品、ホースバンドの使い分けとか場所毎の選択に皆さん拘りある?
まず締めるホースが細いか太いか、圧がかかるのかどうかで選択肢も分かれてくる。
例えば細くて圧の掛からない配管だったら、、

これで充分。
バイクの燃料ホースとかに使うヤツ。
ニップルの引っ掛かりからホースが抜けないように締めるだけのモノ。
ぶっちゃけコレ付けなくてOKだったり、タイラップで代用してもいける。
細くてある程度の圧が掛かる場所だと、、

純正の配管に良く使われてるワンタッチクリップ。
これはこれで良く考えられてると思うんですよ。
使用するホース径に合ってれば問題ないし、工場の組み立てコストを考えると装着する手間も抑えられる。
ただ、ほんのちょっと外径が違うだけで作業困難になったり締め付けが足りなくなったり、今回ジムニーのホース交換で苦労させられたように、ホースが膨らんでて外し難いって事も起こりうる。
汎用性は乏しい。
で、大径でも小径でもラインナップがあり、ホースバンドと言えば普通思い浮かべるのが、、

このタイプ。
モノによってはバンドの端にRを付けてホースを痛めにくい加工がしてあったり。

バンドを好きな長さにカットして使えるヤツもある。
ただ作業性は悪そうだから、イザと言う時用に1セット持っててもいいかな?レベル。
まぁこのタイプは一番ポピュラーだし汎用性も高いんだけど、、
恐らく車イジリやるヤツは一度は経験あると思うけど、高トルクをかけるとバンドの溝がバカになって使えなくなる事が結構ある。
メーカー品の高いヤツだと絞りのスクリューの山が角になっててバカになりにくいヤツもあるけど、ここぞの高トルク締めには安心感低い。

で、純正で太めのホースに採用されてる事が多いこのホースバンド。
針金で出来ててチャチく見えるけど、意外と高トルクかけて絞れます。
で、この前も書いたけど、辺り面が細いぶん面圧も高いんで漏れにくい。
細い代わりに面圧高くて漏れにくいのは、Egのバルブなんかも同じですわね。
ベタ当たりのバルブとシートリングだと圧縮漏れるっていう。
同じ力が掛かるのであれば、面積が小さいほど面積あたりの力は強くなる。
例えば全力で自分の掌を掌で押しても大した事無いけど、同じ力かけて掌を針で押すと痛いでしょ?
針刺さって血がぴゅーって出ちゃう。
面圧が高いってのはそういう事。
これは何でもそうで、タイヤだって太けりゃグリップ良さそうに思えるかもだけど、軽い車に極太のタイヤ履かせると面積あたりの圧は減って逆にグリップしなくなるとかね。
雪道やダートでは細いタイヤの方がグリップ高かったり。
見た目だけの極太タイヤだったらズルズル(苦笑)
あ、話逸れましたね。
この手のホースバンドはそこそこ太い径のラインナップしかない。
圧のかかる細い配管に使うなら、、、

これ。

ただし、専用工具でカシメるタイプだから、工具が入るスペースが無いと使えない。
あと、、、、これ外す時はどうするんですかね?
俺このタイプは使った事無いんだけどカットして外すとか?
それだと作業性悪いよな~、、。
俺がいじるクルマだと、例えば4パイのバキューム系のホースとかで、そこまで高トルク締めを必要とする事は無いから俺には必要ないかなw?
なので俺の場合、今回のジムニーのホース交換のように20パイ程度までなら普通のステンレスバンドを使う。
そしてそこそこ太目の配管には、、

Tボルトクランプ。
コイツは本当に高トルクを均一にかけられて、ホースバンドとしての性能は一番だと思う。
単価が高いから純正に採用される事が無いだけでね。

こんなのもあるけど…ん~、スプリングのレートがどれくらいか知らんが意味あんのコレ?
で、Tボルトクランプだと径のラインナップが30パイ以上がほとんどなんだけど、、

このボルトクランプだともうちょい細い径のもある。
やっぱ太目のホースにはTボルトクランプかボルトクランプだな!
とか言いつつ、、、
AWにはEgルームのコーディネートでエコノフィッティング(バンド締め)使ってるトコもあるんだけどねwww
本音では太いホースでも全部ANフィッティング化したいんだよ。
ラジエターホースもヒーターホースも、、。
基本的に差し込み+バンド締めは大嫌いなので。
ただAWではって話で、足車だとそこまでの拘りは無いしコストもかかるし、バンド締めも使いますけどね~。
んで、サーキットのイベントなんか行くと、ワークスのレーシングカーなんかにどんなホースバンドを使ってるか観察するのが結構好きww
メーカー毎の考え方の違いも見えてくるし、意外とチャチいホースバンド使ってて「あれ?」って思う事もあるしww
で、意外とガチなレーシングカーにはTボルトクランプ使われて無いんよね~。
チューニングカーに使われてるの見る方が多い。
で、そもそもなぜホースで接続するのかと言えばフレキシブルさが求められるからであって、一番信頼性高いのはやはり金属配管な訳で。
一般車の場合はEgがリジットになってないから、どうしてもホースのフレキシブルさが必要になってくる。
レーシングカーってEgリジットだし、逃がす振動も少ないじゃないですか?
なので、、、

水周りは総アルミ配管で、接続はコレ使ってたりします。
カッコエエwww!
ヒマな雨の日のホースバンド独り言ですた。
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Posted at
2018/05/23 19:55:02