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2017年05月07日 イイね!

カングー車高調製作記(連休引きこもり生活3日目)ダンパーストローク確認

カングー車高調製作記(連休引きこもり生活3日目)ダンパーストローク確認リアの感触確認に熱海に試乗したのは昨日のブログに書きました。でその帰路にワクワクと高揚感で胸が高鳴ってきました。それはメインのフロントがある程度目途立ってきたからです。

長々と読んで頂いていますが、あと少しの辛抱です。


さて、トップ画像の今回のメイン部品です。ネジ式車高調アジャスターとなる今回の主役級の部品です。上部に内ネジ切ってあり、そこをリングナットなる部品で蓋を閉めます。そしてこの内部に希望の長さのショックアブソーバーを入れて使う代物です。
昔は、今のようにフルタップ車高調
なんて物は無かったですし、ましてや普通の車高調なんて一部のレーシングカーだけって時代に生れた商品です。なので、自分含め古い時代知っている人には馴染み深い商品だと思います。
昨今は軽自動車やミニバン、ハイブリット車等、販売台数の多い車種ならば、色々なアフターパーツメーカーから、車高調が低価格で販売されているのは羨ましいですね。カングーで車高落とす人は極稀でしょう。(極少数野党と言ったみん友さん居ますね~)

カングーらしさから外れてしまいますが、使用用途が仕事で現場までの使途が大半占めています。。勿体ないとか話してくれる方一杯いらっしゃいますが、人生一度きりですし、明日どうなるかわからないのだから、せめて毎日大好きな車に触れて過ごしたい。そしてカーブ・コーナーが大好き(遠心力かかるもの)、キャンプや多人数の乗車は殆どしない。メリハリある運転したい。こんな考えがありますので、極少数野党に加わってしまいました。




それでは、加工に入っていきましょう。
この画像(使い回し)思い出して下さい。純正は元々あの車高維持する為に、あの長さのショックアブソーバーになっています。(この純正ショックは複筒式)
車高落とすに当たって、この長いショックがネックになにます。なのでここからはショックを短いタイプに変更していこうという話になります。(ショートストローク化)




これはカングー純正ショックの採寸図です。今回は割愛しますが、その他ブレーキブラケット、スタビライザーブラケット、ナックル固定部のブラケット等事細かく採寸図、それに伴う写真、またアッパーマウントの図、部品販売してくれる会社様に何度もメールでやりとり致しました。
本当は持ち込みが早いし、安心出来ますが、仕事で使っている以上、関西まで持ち込めるはずもなく、純正ショックだけ送って採寸して、車高調製作と形とっても、10日くらいウマで車を上げておかなければなりません。なので自分でこのような添付ファイル送り、駄目出しくらい、又採寸の繰り返しでした。
おかげでストラット外すスピードもアップしました(何回脱着した事やら)





で、カングーの場合スタビブラケット(中間あたりにある丸穴あいている角のような物)位置が高いのですね。で、先程のネジアジャスター。これが150mmの長さあるのです。そのまま付けると純正より長くなります。本当ならば、スタビライザーブラケットも下に下げたかったのですが、その道では超有名な会社の社長とお話させて頂いた結果、ストリートカーはブラケット残した方が良い(スタビライザーの効き方が変わる)となったのです。どうしようも無い場合、下に30mm限度くらいにしましょうとなりました。(スタビライザーリンクは短いと角度の変化が多く、サーキット車ならそう問題ないですが、ストリートメインだと色々問題が出るそうです)

社長から色々アドバイスもありました。初めは2年前に電話して、カングーだよね・・こんな扱いでした。それから金欠から放置して、今年の4月から本格的に採寸図の他写真80枚くらい送りました。
そのうちこちらの情熱も伝わったようでして、色々助言も頂けました。
上記のような経緯あって、今は手元に部品があります。この部品達を無駄にはしたくない。だから慎重になりました。



このようにタイラップつけて0G(車輪が浮いた状態)から1G(車が自重で車輪着地した状態)で、どれくらい沈みこんで、残りどれくらいのストローク残っているか計算します。
また、車検書に書いてある軸重ってのが大事になります。カングー(H5F)は軸重850kgとなっています。それを簡単に2輪で割れば1輪あたりの軸重が出ます(大まかですが)
それを10キロ(k)のバネレートならば、バネを1mm沈めるのに10kg必要なので、片側の軸重425kg÷10kで42.5mm沈むことになります。バネ下重量引くとか色々ありますが、ざっくりだとこんな感じになりますね。



バンプラバーも一応付けました。。これでダンパー(ショック)的には65mmの残ストローク残っています。
しかし、直巻バネにも線間密着(バネのコイル同士がくっ付いてスプリングの役割果たさなくなるエリア)がありますから(有効ストローク)、そこも考慮しなくてはいけません。



確認終わったらアジャスターカットしましょう



溶接したら戻れないので、またまた最終確認です。



このバネは硬い14k。実際の仕様は(このスプリングではない)後15mm程下がる計算です。
(スプリングメーカーによって多少誤差あります)



さあ勇気を振り絞って~自分を信じて・・



いざ・・

















次回は最終話になります。

続く・・
Posted at 2017/05/08 04:26:51 | コメント(4) | トラックバック(0) | カングー | 日記

プロフィール

「[整備] #カングー 自作タイヤチェンジャーでタイヤ手組み(200,072km) https://minkara.carview.co.jp/userid/2238892/car/1739717/8463820/note.aspx
何シテル?   12/08 01:29
やむちゃグです。 DIY大好きなので、純正流用、自主製作とか好物です。 仕事忙しくなると、無気力になったりします。 仕事柄、距離乗るので直ぐに下取...
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