KARAMELL KUNGENのブログ一覧

オタク世界の情熱を一般人（般P)に判って頂く努力って、

「・・・へえ・・・そうなんだ。。。」

程度の冷ややかな反応しか戻ってこないので、ちょっと辛い作業になりそうです。



だから、仲の良い友人のオタク趣味に関しては、そっと見守り、オタ情熱の詳細を説明させるような質問をしない、のが友情の気配り。　
・・・と倅から教わりました。なるほどねえ。



私達は、般Pから見たら「クルマオタク」でしょう。その情熱を般Pに判って頂く努力をして、クルマ好き文化の居場所を確保する必要があるでしょうか。

マニアなクルマを、般Pさんが集まるお祭りの出し物展示にしたり、旧車/珍車で街中をパレードランしたり、そんなことを中高年はしていますが。逆効果？



般Pさんに向かって、

高齢ドライバーの事故が多いような印象を持っている方もいると思いますが、データから見ると10代や20代前半の方が免許保有者10万人当たりの事故件数は多くなっています。

と訴えたいですか？面倒ですよねぇ。
メディアは事故した人が高齢者なら、”高齢ドライバーが”　って、ことさらに紹介します。




般Pさんに向かって、

首都高ルーレット族は制限速度を60㎞もオーバーすることはザラって、ちがうんだよ。首都高の制限速度がおかしいんだ！　首都高の流れは+30㎞位は普通なんだよ〜。

と訴えたいですか？面倒ですよねぇ。
「首都高に限って言えば確かに+20〜30km/hの違反はむしろ「流れ」になっちゃってる」
と言った瞬間に違反は違反、と般Ｐさんからは言われそう。





んで、めんどくさい事を訴えてくれる業界人がいます。清水草一さん。


事の起こりは、

　東京都心の首都高速道路で、夜な夜な騒音をまき散らして暴走しながら周回を繰り返す「ルーレット族」が活動を活発化させている。新型コロナウイルスの影響で時間を持て余し、外出自粛によりガラガラの首都高に繰り出しているようだ。警視庁は警戒を強めている。

これで、メディアが一斉に報道してたとき、一石を投じました。





「ルーレット族がガラガラ首都高を暴走報道」の間違い。彼らはルーレット族ではない
https://nikkan-spa.jp/1664139


曰く、
彼らはカーマニアなんだ。カーマニア＝「周回の速さを競う集団」ではない。

事情を知らない人が動画を見ると、初日の出暴走のような集団が首都高のPAに集合し、それを警察が検挙している印象になるが、少なくとも私が見た4月29日夜の光景は、善良なるカーマニアが公共の場に集まって談笑していただけだ。

・・・だってさ。



もちろん、スピード違反したり、威嚇したりするのはダメです。

だけど、走り屋車輌と、スポーツカーマニア車輌と一見して区別が付かない般Ｐさんってどうなのよ。クルマオタク的にはさ。



ちなみに　ルーレット族の鹵獲車輌はこれ

うん、走り屋のクルマです。見ただけでわかる走り屋車輌。


検問中の写真

うん、走り屋のクルマです。見ただけでわかる走り屋車輌。


これが清水さんのいうスポーツカーマニアの車輌

見ただけでわかるスポーツカーマニアの車輌。


ほら！　違いますよね。一発でわかります。

具体的には
ボンネット加色、純正以外のステッカー、純正以外の羽、、、言い出せばきりがない。


・・・・般Ｐの倅は違いが判らないと。ヤレヤレ。




もうちょっと、清水さんの文章を引用しよう。
近年のカーマニアは、はっきり言ってあまり飛ばさない。ぜんぜんスピードを出さないと言ってもいい。ただクルマが好きなだけである。クルマ好きの間では、私を含め、スピードの重要性が著しく低下しているのである。

　改造車だって飛ばさない。逆に驚くほどゆっくり走っていたりする。あれはスピードを出すための改造ではなく、カーマニアの1つの自己表現。違法改造だと言われればそうかもしれないが、カーマニア＝「周回の速さを競う集団」ではない。グルグルと周回を繰り返すクルマも激減しており、集まって談笑したら、軽く首都高を流してすぐ帰るのが主流だ。



・・・・般Ｐの倅は「違法改造だと言われればそうかもしれない」時点で、カーマニアってダメじゃね？だって。ヤレヤレ。