スーパーカーブーム真っ盛りの時、世のチビッ子達が
スーパーカーに求める最重要箇所といえば、1に最高速、
2にスタイリング、3に馬力と、相場が決まっていたものだ。
そしてそれらのカタログデーターを見るにつけ国産車の
あまりの性能のしょぼさに溜息をついたものである・・・。
更には日本が空前絶後のバブルと言う名の好景気恵まれていた時ですら、国産車の性能
特に“馬力”は平行線をたどっていた。 トルクの方は結構イイ線行っており、初代アリストの
ターボ車などは40kgf/mを越えており、この数字は今のレベルでもかなりイイ線である!
しかーし、コト馬力に関しては、ホント情けない位低かった。 当時のトップスポーツカーで
あった、70のスープラの“A”ですら、255PS止まりであり、更には日本独特の自主規制という
自縛思想に基づいた奇怪な行政指導によって、その後もかなりの年月の間、馬力は280psに
留められていた・・・。
当然ではあるが同時期の外車にはそんなものなく、馬力も最高速も自主規制等無くフルパワー
を誇りまた、時速100キロで鳴るあの、≪キンコン音≫も無かった。 まあその代りと言うか反動
というか、反発と言うか、そんな反骨心が芽生えてこれまた日本独特のチューニングカー文化が
花開いたのは皮肉な結果と置言えるであろう!
とは言え、ようやくというか、日本でもやっと自主規制に終わりを告げる時が来た。
それは、2004の10月7の事だった。 この日 ホンダは、全面改良した『レジェンド』を発表し
エンジンの最高出力は300馬力(221kW)となった。 これは日本自動車工業会が1990年から
自主規制してきた「280馬力規制」を撤廃して初めて280馬力を上回るモデルとなったのだ!
それから更に時が過ぎ、気がつけば日本車も衝撃的なパワフルカーを世に出している!
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現代の国産ハイパワーカー
ひと昔前までは日本車の最高出力は280馬力が自主規制値となっており、輸出仕様ではそれ以上のパワーが出ている車種であっても日本国内で販売されるモデルについては280馬力に抑えて販売されていた時期があった。 それが撤廃されたのは2004年6月のことであり、最初に280馬力を超えた国産車はホンダ・レジェンドの300馬力であった。それから15年の時が流れ、国産車もハイパワーモデルが多くリリースされている。そこで今回は、現行モデルの中で最高出力の高いTOP5をご紹介しよう。
国産ハイパワー車ランキングTOP5
5位:日産フェアレディZ NISMO/355馬力
ベース車でも334馬力を発生するVQ37VHR型エンジンをNISMOチューンによって355馬力まで引き上げられたのがフェアレディZ NISMOだ。もちろん、エンジンだけではなく足まわりからボディ補強まで専用のチューニングが施されており、その価格に見合ったハイパフォーマンスモデルに仕上がっている。なお、このモデルが過給機の付かないNAエンジンとしては現行国産車最強となっている。
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4位:トヨタ・センチュリー/431馬力
ハイパフォーマンスとは程遠いキャラクターを持つ新型センチュリーだが、じつはシステム最高出力431馬力を誇るモデルでもある。ベースは先代レクサスLSに搭載されていた5リッターV8+ハイブリッドシステムのものを流用しているが、センチュリー専用にリファインがなされており、約2.4トンもある巨体を音もなく加速させる実力を秘めているのである。
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3位:レクサスRC F/477馬力
レクサスのスポーツグレードであるFシリーズ。中でも2ドアクーペモデルであるRC Fのスポーツ度はかなり高い場所に位置していると言えるだろう。477馬力を発生する2UR-GSE型エンジンはLC500やGS Fにも搭載されているが、RC Fはそれらに比べて50kg~100kg以上軽量となっていることから、そのポテンシャルの高さが伺い知れるところだ。
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やっぱり日本が誇るスーパーカーがワンツー!
2位:ホンダNSX/581馬力
V6ツインターボエンジンと3基のモーターによるホンダ独創のメカニズム、SPORT HYBRID SH-AWDを組み合わせたNSXはまさにハイテクの塊と言ったところ。システム最高出力は581馬力を誇るが、低速域ではモーターの強大なトルクを感じることができるため、実感としてはもっとパワーがあるように感じる場面もあるほどだ。
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1位:日産GT-R NISMO/600馬力
現行国産車の中で最もハイパワーを誇るのが、日本が世界に誇るスーパースポーツ、日産GT-RのNISMOだ。職人が一台一台手組みで仕上げるVR38DETT型エンジンは、ベース車ですら570馬力と圧倒的なパワーを発生しているが、NISMOはさらに30馬力も上乗せした600馬力を発生させている。驚くべきはそこまでハイパフォーマンスにもかかわらず、ベース車と同様のメーカー保証がついている点だろう。
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と言う訳で、GT-R nismo と、NSXに関しては、完全にスーパーカーの領域に入っており、
と言うか、何故か日本人だけは認めない空気があるが、紛れもないスーパーカーである!
何せ GT-R nismo と、NSXが叩き出したこの数値って、あの世界最強ツーリングカーの名を
欲しいままにした絶対王者、“ポルシェ935/77ターボ”の数値を遥かに超えているのである!!
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とは言え、これまた複雑な事だが、その“サーキットの狼”に登場する箱車のレーシングカーの
中で最高出力を誇ったのは、流石島レースで、あの“トヨタニューセブン”という800馬力モンスター
エンジンを搭載したセリカLBという国産車だった事を付け加えておこう・・・(((*≧艸≦)ププッ!
勿論各方面の技術が発達した今日では、馬力至上主義という思想はもはや絶滅危惧種と
なってはいるが、それでもいつの世もマッチョなエンジンが搾り出すバワーは男の子達をアツく
させるのであーる! うむうむ( ー_ー(_ _ (ー_ー(_ _ウムウム
と言う訳で今回も、みんカラに相応しいブログをアップ致しました! ( ̄∇+ ̄)vキラーン www
取り急ぎ御連絡まで!
でわでわ!
Posted at 2019/02/12 03:03:22 | |
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