いよいよ2021年から、F1のタイヤ&ホイールに関する
レギュレーションの大幅な変更が施行される事になる!
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フォーミュラ1は2021年に18インチ扁平タイヤ(ロープロファイルタイヤ)を採用しタイヤブランケットを廃止する。FIA国際自動車連盟が示した2021年以降のタイヤレギュレーション案によって明らかとなった。
2011年からF1にタイヤを単独供給してきたピレリの契約は2019年までとなっており、FIA国際自動車連盟は7月19日、2020年から2023年までのシーズンにF1にタイヤを供給する公式サプライヤーの公募を開始。発表された要項の中で、新しいサプライヤーにとって2年目のシーズン以降のレギュレーション骨子が示された。
リム径:13インチから18インチに拡大
フロント:リム幅305mmから270mmに縮小
リア:リム幅405mmを維持
ダイヤブランケットの廃止
3種類のコンパウンドを提供
ハード+1秒=ミディアム、ハード+2.2秒=ソフト
目玉の一つはタイヤブランケットの廃止。ピット内で予めタイヤを温めておくことで、コースインした瞬間にタイヤを作動温度領域に入れるための保温装置が、コスト削減を理由に禁止される。現行タイヤは火傷する程の高温状態でのみ適切なグリップが生まれるが、新規約においてはピットアウト時の冷えた状態でも安全かつ適切なパフォーマンスを発揮する事を求める。
今年7種類と多様化しているコンパウンドは「ハード」「ミディアム」「ソフト」と3種類の呼称に整理され、各々の性能差が厳格に要求される。 中間コンパウンドのミディアムは、最も硬いハードよりも
1秒/1周速く、最も柔らかいソフトはハードよりも2.2秒/1周速くなるよう製造する必要がある。
性能劣化、すなわちデグラデーションに関しても目標が設定されている。レース周回数が50周のグランプリの場合、ソフトは5周で2秒落ち、ミディアムは9周で2秒落ち、ハードは11周で2秒の性能低下を実現させなければならないとされている。
新しいタイヤサプライヤーがF1での供給をスタートさせるのは2020年からであるが、新しい規約が有効となるのはその翌年の21年。すなわち、ピレリ以外のメーカーが新規参入しようとする場合、そのメーカーは2020年までの13インチタイヤとそれ以降の18インチの2種類を開発・製造しなくてはならず、事実上ピレリが継続するのはほぼ疑いない状況となっている。
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この話題に行く前に、そもそも何でF1のホイールは13インチのままだったのかについて言及
せねばなかろう・・・。
皆さん御存知の様に、F1はホイールの外径を規則で13インチに規制しているのだが、元々は
ホイールの内側に収めるブレーキユニットのキャパシティを大きくせねばならなく、それはブレー
キの性能が上がらないようにする為で、何故ならばブレーキの性能が低ければ止まれないから
だ。 要するに≪止まれなければ飛ばさない≫だから安全、という論法だ。 現実にはブレーキ
ユニットの寸法を規定してしまえば済む話なのだが、実際問題としてそう簡単に大径ホイールに
踏み切れない理由がある。
それは浮き輪のようにぶ厚いタイヤが、サスペンションの機能のかなり大きな部分を受け持って
いるからだ。F1マシンも乗用車のように、サスペンションアームが車輪を保持しており車体側には
ダンパーやスプリング(乗用車のようなコイルではなくトーションバーと呼ばれる棒状のパーツで、
これをねじって使う)を搭載している。このダンパーやスプリングが車体の動きを制御している
のだが、その制御の面で、空気のボリュームが大きいタイヤのたわみに依存しているのである。
そしてこれからが本題だが、F1の歴史上でも指折りの大改革となるこの変更の大変な点は
もし、大径ホイール&偏平タイヤに切り替わったとしたら、F1マシンのサスペンションは現在より
もっと、サスペンション本来の機能に的を絞った健全な設計にする必要が発生し、更にはタイヤ
にサスペンションの機能の大部分を頼っていた為、現在は空力性能を重視したアームの配置に
なっており、それはつまり(とくにスポーツ系の)乗用車のような偏平タイヤになると、ステアリング
を切ったときの反応が俊敏になるので、設計の根本的なな見直しが必要になるのだ。
それに大径ホイールにすると、これまで主にゴムと空気だった部分が金属(マグネシウム合金)
に置き換わるので、当然重量増になるし、ハイトや幅も大きくなるので空気抵抗も増えてしまうし
其れよりも極限状態で疾走するコックピットの中のドライバー達の負担は、文字通り増大するのは
間違いない! 何せ今でさえメチャクチャ速いコーナリングスピードが更にアップするので横Gが
増えるし、乗り心地だって特に突き上げ感は激増するのは間違い無いからだ!
それはつまり・・・
イボ痔と脱腸持ちは、F1ドライバーになれない事を意味するのだから・・・(_ _ (ー_ー(_ _ウムウム
とは言え、今迄の13インチに比べれば、、少なくとも18インチは見た目は良いので個人的には
良いと思います!
なんせ、13インチと言ったら・・・。
過去のワタクシの愛車である、“初代ワゴンR” と同じホイールインチと言う事ですから~!!
ヾ(@>▽<@)ノぶぁっはははっははは♪
取り急ぎ御連絡まで!
でわでわ!
Posted at 2019/01/28 11:55:45 | |
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