昨日、正式にFIAが公認国際レースのカレンダーを発表
した。12月3日にドーハで開催された世界モータースポーツ
評議会では、2015年のF1カレンダーに修正が加えられて、
21戦になっていたが、このたび、暫定で追加されていた韓
国GPが正式に消去されて、合計20戦となった・・・。
コレに関しては以前のブログでも疑問符を打っていたが、やはりというか、当時海外でも色々と
憶測が飛び交っていた。
例えば英国の或るメディアは、半島GP復活発表はエンジン規定にからむ茶番だと報じたが、そ
れは今年導入された新型のハイブリッドターボエンジンは今季、各選手とも年間5基までしか使用
出来ず、故障等でその全てを使い果たし、規定数を超えて使用した選手は複雑な罰則を受ける事
で混乱が生じた事だけでなく、更に来季に至っては年間で使用可能なエンジンを更に少ない4基に
制限するとFIAが発表したのを受け、故障が多く発生した今季から察するに、来季も多くの選手が
複雑な罰則を受けて混乱する可能性が高いにも拘らず強行したFIAの思惑をあからさまに論じてい
た。その内容は、来季規定には「年間の大会開催予定数が20を超えている場合には5基まで使用
してよい」旨の付記に注目し、半島GPを含めて21戦が予定されている来季の日程発表時点で年間
20戦を超えていれば、後に何らかの事情で中止されるGPがあったとしても、 年間5基まで使うこと
が出来るという部分だ。
つまりFIAからすれば、今季の規定に元々不具合があったのを把握していたが、それを誤魔化す
為の帳尻合わせとして、敢えて来季は更に規定を厳しくして、今季規定の正当性を顕示した後、そ
の見返りとして抜け穴を提示したという流れが見えて来るのだ。
その証拠に、半島GP開催日が、ハッキリ言って最初から外すつもりだった事が≪ミエミエ≫の日
程だった事が挙げられる。一目で日程に無理があるのが一目瞭然である。何せ、半島GPが日程
スケジュールから消え去ったにも拘らず、その後の各国の開催日には変更が無かった事からも其
の魂胆が解るであろう!(※詳しくは、暫定F1スケジュールを検索して下さい)
要するに、半島国はFIAが犯したミスの言い訳の為の≪ダシ≫に使われただけであり、日本では
それを “当て馬” と呼ぶのだ…(苦笑)
更に暫定スケジュールに載った理由はコレだけでは無い…。
車両の規定や、運営方法はFIAの管轄だが、それらに関わる商業的な部分の管轄は、FOHが取
仕切っており、彼らからすれば本来開催された筈の収益分と、開催出来なかった事による違約金
の徴収をする必要が有った。コレに関しては、いつもの事だが半島人達は勝手に無かった事として
忘却していた節が有った。当然の事ではあるが、この様な態度は日本人の様に優しくない欧州人
達には全く通用せず、キッチリと回収に廻ったという事であろう! それが、暫定スケジュールへの
半島GP記載でなのである。
来年度の暫定スケジュールに載せる事によって、
「お前らどうせ来年も開催出来ねーんだから、契約した2016年分まで、先に違約金払えや!」
という ≪最後通牒≫ であったのだ!(爆)
このしたたかさと、容赦無い仕打ちは、欧州人の得意とするところでもある(苦笑)
結局今回、正式カレンダーからは外れた訳だが、勿論ここに至る迄に或る程度の金はFOHに流
れたであろう事は疑うべくも無く、これによりFOH(欧州人達)は、“アジアの半島猿”に恥をかかせた
上に、自分達のポケットも潤す事に成功した訳だ!(苦笑)
とは言え、事、半島GPに関しては、FOHだけが悪の権化と言う訳では無い。
半島GP初開催の2010年の事であるが…。
GP開幕後に、韓国軍兵士まで動員して座席の取り付けを行っていたり、芝生が間に合わない為
人工芝を普通に置いたり、更に人工芝が足りない場所は、緑の塗料を撒き散らして体裁を整えよう
としたりといった≪準備不足≫が露呈しただけでは無く、レース中でも、セーフティカー走行中に緑
旗を振ったり、ベッテルのマシンがクラッシュし炎上してもマーシャルは歩いて救助に向かったり、
同じ様な事が起こった2013年になっても、またその炎上しているエンジンに向け、二酸化炭素消火
器では無く、通常の粉末剤式の消火器を噴射して、貴重なエンジンを使用不能にさせたり、また
そのリタイヤしたベッテルをピットまで運ぶ為に、マーシャルが移動用のスクーターで運ぼうとする
も、その操作が出来ず、結局ベッテルに乗せて貰ってピットに戻ってきたり、コースに隣接した部分
を人工芝で誤魔化した為、人工芝を巻き付けたF1マシンを走らせる事になったり、消防車をSC代わ
りに使用したりといった、大失態・・・いや、≪超失態≫を全世界に撒き散らしたり・・・。
それだけでは無い! レース外でも、メチャクチャぶりを発揮していたのは有名である!
会場となった霊岩の付近の宿泊施設の建設が追い付かず、結果、滞在場所そのものが不足し、
各チームのスタッフや記者が≪ラブホテル≫での宿泊を強いられた事が話題になったりした。
更にはコレにも後日談が有り、或る記者が夜遅くに自室に戻ると寝具が乱れており、記者の留守
中に、ホテル側がこの記者の部屋を “本来の用途” で地元客に使わせていた事が明るみに出た
ケースまであったのだ!(苦爆)
その時のホテル側の弁解が、物凄く、≪半島人らしい≫ のだった…(苦爆)
ホテル側曰く、
「通常の “休憩” なら1部屋20ドル(約2,400円)のトコロを、F1関係者に部屋を貸せば1泊200ドル
(約24,000円)の収入があると聞いていたが、そこから旅行代理店や中間業者に多額のマージン
を取られる事が判明したので、F1関係者に1日中部屋を占拠されたうえ、ホテル側には結局、1日
20ドルしか落ちてこない事になった為ニダ!」
というのが、ホテル側(半島人)の説明という事だった…(追苦爆)
まあ、この問題における責任の根源が、やはり半島側にあるのは明白であり、FIA・FOH側の溜飲
も或る程度下がった事で手打ちとなった今回の珍事例であろう…。
とは言え、やはり今後は開催国の条件を明確にする必要があるのは間違いが無く、開催希望国
に資金が有るのはのは大前提なので、それ以外の開催条件として・・・
●これまでに自国のF1チームやテクニカルセクションでの参戦、若しくは運営した実績が有るか?
という項目と、
●最低でも、F1ドライバーを3名以上輩出させているか?
といった項目の追加は必須だと感じたこのニュースであった・・・。
と言う訳で、今回は長々と辛口評論と致しました!!
でわでわ!