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頑固一徹カズですのブログ一覧

2009年12月04日 イイね!

プジョーと三菱自動車が、、

 プジョー・シトロエン・グループPSAが三菱自動車に資本提携か?というニュースが舞い込んだ。ちょうど今らから10年前、400万台クラブと称され、自動車メーカーの合掌連合が頻繁に行われたことを思い出した。
 三菱自動車はロシアでPSAと共同でSUVを生産する工場を作る計画を持ってるし、欧州で販売するアウトランダーにはVWから買ったTDIを搭載している。
 今年のフランクフルトショーでは「iミーブ」ベースのEVがプジョーバッジをつけて展示されていた。ルノーと同じようにフランスメーカーは早くEVが欲しいのだ。というのも、フランスは原子力発電の電力を使ってEVを普及させCO2を削減する国家戦略だ。こうしてルノーは日産を、PSAは三菱自動車を手中に収め、電気自動車を手に入れる。こうしてフランスの自動車メーカーが日本メーカーを傘下に入れることが成功すると、日本はどんどん外資に浸食されていくのかと不安になる。
 残るはドイツかも。噂があるVWとスズキ自動車、メルセデスとBMWの緩やかな部品共用の提携などを見ると本格的な再編成が起きるかもしれない。
 トヨタとホンダ、あるいはフォードから離脱するマツダの今後は?
「デフレ・円高・不景気・環境問題」これに「オイルショック」が来たらどのメーカーが持ちこたえることができるのだろうか。
 ツイッターでもつぶやいています!
Posted at 2009/12/04 16:19:45 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年11月27日 イイね!

韓国でシンポジウムに参加

 韓国からディーゼル・エンジン普及について日本の事情を教えて欲しいと、シンポジウムに出席する依頼がありました。ソウルも70年代の日本と似ていて、大気汚染と渋滞という社会問題がクローズアップされているみたいです。
 私は「日本がいかにしてディーゼルを普及させているか」という戦略を説明して欲しいと言われたのですが、日本にはそんな戦略は存在しないし、デフレで税金投入しないとクルマが売れない時代に、コストが高いディーゼルを市販する自動車メーカーは日産くらいで、たぶんマツダも追従すると思いますが、それ以外のメーカーは日本でディーゼルを売る意志はないと思います。
 いずれにしても他の国から日本がどう見られているのか楽しみです。
Posted at 2009/11/27 13:47:52 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年11月01日 イイね!

オペル・GM連合の逆襲ありか!

 最近、VWの開発者と会う機会が増えた。それはVWが次世代環境技術についてしっかりとした自信とビジョンがあるからだ。彼らは自分達の考えを世界中に発信している。
 ところで、今年2009年の上期の販売台数ではGMとトヨタとVWが接近中。2008年はGMが激減したおかげでトヨタが販売台数では世界一となったが、トヨタの首脳陣は喜べない。というのは、後ろにピタリとついてくるVWの存在を感じているからだ。私の予想ではVWは来年2010年には世界一の座をしとめるだろう。もしかしたら、今年の下期で逆転するかもしれない。
 自動車新興国ではVWの存在は大きい。VWのシュタイガー博士はブラジルや中国に何度も足を運び、VWの環境技術のロードマップやビジョンを説いている。日本の自動車メーカーに海外メーカーや新興国の政府関係者にロビーする人材が少ない。いや、私が知る限りトヨタの渡辺技監をおいて他にはいないだろう。当面はトヨタとVWが世界の2トップとなることは間違いないがGMも復活するだろう。というのは、オペルをGMの傘下に置き、あの「B.ルッツおじさん」がオペルをマネージメントするかもしれないというのだ。
 もし、オペルがVWのような商品戦略をとるなら、GMは一気に生まれかわる。GMのフリッツ・ヘンダーソンCEOは欧州GMを経験していたし、B.ルッツおじさんはもともとオストリア人でBMWのエンジニアであった。こうしてアメリカで販売されるGMが欧州化され、オペルが自動車開発を担当するならGMのクルマは生まれ代わる。実は、フォードも欧州フォードの技術がアメリカフォードを支えている。
 こうしたことを考えないと、トヨタもホンダもアメリカ市場でも新興国でも負けてしまう。本気で本物の自動車を作らないと、、、と思うのだ。でなければ、アジアの小国の自動車メーカーとなってしまうだろう。GMオペル連合は侮れないと思うのだが、、。
Posted at 2009/11/08 18:42:18 | トラックバック(1) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年10月14日 イイね!

BSフジを見逃した人へ〜

 以下のリンクから、私が出演したBSフジのダイジェスト版がご覧いただけます。
10日間しか見れませんのでお早めに!

http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d091012_0
Posted at 2009/10/15 05:05:35 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年09月01日 イイね!

次世代エコカーを考える

JHFCタウンミーティング

 先日の燃料電池のタウンミーティングとミンカラオフ会に多くの方が参加してもらって感謝してます。次世代エコカーは一次エネルギーの多様化を受け入れないと生き残れないのですね。次世代エコカーは大きくわけて内燃エンジン種族と電気駆動種族に分類できるのです。つまり、タイヤはクランクシャフトの回転力で動くか、モーターで動くのか。この違いです。

 プリウスやインサイトは前者の内燃エンジン種族ですが、電気自動車に小型のエンジンや燃料電池(スタック)を搭載したレンジエクステンダー型EVは後者の電気駆動種族です。私は電気自動車が実用化するほどバッテリーの性能が進化すると、高価な燃料電池を半分くらいまで小型化できるので、「バッテリー(主)+燃料電池(補)」という新しい概念のレンジエクステンダー型EVが可能ではないかと思いました。今回のタウンミーティングで議論しながら、その想いをさらに強めたのです。

 EVはどう考えればよいのでしょうか。私見ではバッテリーを有効に使うために新しい自動車の規格が必要です。内燃エンジン用に開発されたボディでは大きすぎると思うのです。アメリカでは高齢者が乗りやすいNEV(ご近所用の電気自動車)が規格され、最高速度が時速35マイル(56Km/h)と限定され、高速道路を走らないという条件でエアバッグなどの装備が免除され超コンパクトで軽いEVが利用されています。

 内燃エンジン種族で難しいのはディーゼルのポジションです。というのはディーゼルはまだスゴロクで上がっていないのです。なぜなら排ガス規制が再び厳しくなりそうなので(カリフォルニア)しばらくは静観しないといけないでしょう。でも、化石燃料に由来しない新しい液体燃料(その一例がバイオマスから作る合成燃料)が作れるようになると、ふたたびディーゼルの出番がくるでしょう。ディーゼルは燃料の多様性を受け入れやすいからです。

 昨夜、宇宙物理学者の佐治先生と会いました。宇宙はもう一つあるとか、宇宙は誰が作ったのかとか、愉しい話しで盛り上がりました。実は先生はポルシェ911オーナーで一度富士スピードウェイでドライビングを教えたことがあるのです。アインシュタイン博士、ファインマン博士、ヨハネ・パオル二世とも面識がある佐治先生の世界観の広さには驚きでした。
Posted at 2009/09/01 10:04:31 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
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