プジョー・シトロエン・グループPSAが三菱自動車に資本提携か?というニュースが舞い込んだ。ちょうど今らから10年前、400万台クラブと称され、自動車メーカーの合掌連合が頻繁に行われたことを思い出した。
三菱自動車はロシアでPSAと共同でSUVを生産する工場を作る計画を持ってるし、欧州で販売するアウトランダーにはVWから買ったTDIを搭載している。
今年のフランクフルトショーでは「iミーブ」ベースのEVがプジョーバッジをつけて展示されていた。ルノーと同じようにフランスメーカーは早くEVが欲しいのだ。というのも、フランスは原子力発電の電力を使ってEVを普及させCO2を削減する国家戦略だ。こうしてルノーは日産を、PSAは三菱自動車を手中に収め、電気自動車を手に入れる。こうしてフランスの自動車メーカーが日本メーカーを傘下に入れることが成功すると、日本はどんどん外資に浸食されていくのかと不安になる。
残るはドイツかも。噂があるVWとスズキ自動車、メルセデスとBMWの緩やかな部品共用の提携などを見ると本格的な再編成が起きるかもしれない。
トヨタとホンダ、あるいはフォードから離脱するマツダの今後は?
「デフレ・円高・不景気・環境問題」これに「オイルショック」が来たらどのメーカーが持ちこたえることができるのだろうか。
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Posted at 2009/12/04 16:19:45 |
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持続可能なモビリティ | 日記