
安全なのはカローラで戦車は傷害のリスクが高いのです。
なぜなら戦車はあまりにも固いでの変形はしませんが、非常に大きな衝撃が乗員を遅い、脳みそは豆腐が潰れるみたいに、頭あの内部で脳みそと頭蓋骨がぶつかります。サバイバルするには「エネルギー吸収と荷重分散と生存空間確保」という三点セットでボディが仕事をしてくれないといけません。
法律ではリジットバリアに50Km/hでぶつかった時の安全基準は胸Gが60G以下、頭部はHIC1000以内と規定されてますが、戦車だと胸Gは100G近く、頭部HICは軽く2000を超えるのでしょうか?(想像ですよ)。
でも、あまりエネルギーを吸収して、キャビンが変形したら、ベルトやエアバッグで頭部と胸は守られても、下肢の損傷が酷くなりそうです。そこでカローラはエンジンルームでエネルギーを吸収しますが、キャビンは変形しないように固いシェルで生存空間が保たれます。このようにサバイバルするには「柔らかい・固い」(剛と柔)がバランスしなけらばならなのです。これがトヨタの言うGOAです。
こうしてボディには適材適所で素材が細かく使い分けられているのです。
でも、安全デバイスの基本はベルトですが、最近はエアバッグとともに乗員をしっかりと拘束します。ベルトはドライバーの体をクルマと一体化させることで減速することができるのですね。ベルトがないのは「ノーブレーキの肉の塊」だと思ってください。車内で二次衝突が起きるので怪我をします。後席の人は前席の人に加害することになるので後席が安全だなんて間違った印象を持たないようにしましょう。
Posted at 2009/03/28 06:52:15 |
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クルマの安全 | 日記