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頑固一徹カズですのブログ一覧

2012年03月08日 イイね!

CX5質問の回答あり

マツダのCX5の原稿を書いていて分からないことがあったので技術者に質問メールしたら、速攻で返事が来ましたw しまちゃんこれでヨカですね。

マツダのエンジン技術部の人見さんが回答者です

Q1)スカイDですが、バリアブルターボを使わない理由は?
バリアブルターボは軽負荷でも回転を保つためにノズルを絞るので琲圧が上がり
燃費が悪化するからです。

Q2)スカイGですが、4-2-1排気でも圧縮比14でない理由は?
圧縮比14は欧州仕様で国内とアメリカは13です。レギュラーガソリンのオクタン価が違うからです。欧州=レギラー95、日本・アメリカ=レギラー91

Q3)ポンプロスを低減するために、気筒休止技術はどうお考えですか?
気筒休止は軽負荷域での燃費改善効果は大きいですが、吸気と排気のバルブをす
べて止める制御が必要でダウンサイジングで過給器、インタークーラをつけてさら
に吸排気バルブ停止機構までつけたらコスト上昇は非常に大きくなります。車重の割
に大きな排気量のエンジンというのに最も効果的で、ダウンサイズした上にやるのは
コスト対効果はかなりおちます。
Posted at 2012/03/08 18:17:01 | トラックバック(0) | 自動車技術 | 日記
2012年01月11日 イイね!

トヨタの米国での安全技術取り組み

 デトロイト二日目は郊外にあるトヨタのTTC(テクニカルセンター)に安全のプレゼンを受けに取材しました。出迎えてくれたのはCSRCという自動車&交通事故安全研究チームでした。リコールで章男社長が公聴会に呼ばれ、トヨタはさらに安全技術に注力するとコミットしてできた組織です。私は訪れたのはこの組織が生まれたからちょうど一年目の日でした。
 リコールやECUの暴走疑惑で苦しんだ結果、生まれた組織なので、トヨタだけの利益ではなく、アメリカ社会全体の公共性を考え、開かれた研究チームを目指しているようです。
 二時間にわたって色々な課題でディスカッションしましたが、幾つか気になる取り組みを紹介しましょう。

・アメリカではティーンエイジの交通事故(死傷)が増加

・SNSで育ったドライバーは運転が散漫になる(Distraction)

 二番目のディストラクションの問題は日米の共通ですね。年齢別では日本は高齢者問題。アメリカはティーンエイジ。ところでこの組織は専任が四名で5年間で$50ミリオの予算で始まりましたが、アメリカの政府系組織からも支援もあるそうです。文字通り官民を挙げて真剣に交通事故対策を行っているのですね。
 CSRCは開かれた組織なので日本の専門家は大歓迎だそうです。メデイアも行政関係者もウェルカムなので、米国トヨタのCSRCの取り組みは日本でもおおいに参考になりそうです。すでに日本自動車研究所のメンバーはCSRCとコラボしているそうですw
Posted at 2012/01/11 19:46:41 | トラックバック(0) | 自動車技術 | 日記
2011年12月19日 イイね!

レジェントとNSXデジャブ

デトロイトで発表されるホンダのスポーツハイブリッドの資料をFBにアップしました。
V6+7速DCTwith1モーター + eSHAWD  電動ベクタリング+電動AWD。内輪で回生し、外輪で増速。エネルギーのやり取りで操縦性の自由度を向上させる。ここからNSXコンセプトが見えてきましたねw
Posted at 2011/12/19 12:31:21 | トラックバック(1) | 自動車技術 | 日記
2011年11月27日 イイね!

12/6〜自動車安全シンポジウムのお知らせ

自動車安全シンポジウムのお知らせ
2011年12月6日 13:30~17:00 
会場:東京ビックサイト 主催者:国土交通省 自動車局 

第1部 講演車両安全対策の現状と課題
交政審の活動報告
ヒトの過信を防ぐ機械設計について
運転手、歩行者のふるまいについて
歩行者保護を中心とした技術開発

第2部 パネルディスカッション
先進技術を活用した歩行者対策について
パネリスト 清水 和夫 モータージャーナリスト
稲垣 敏之 筑波大学大学院 
春日 伸予 芝浦工業大学 工学部 
高橋 信彦 自工会 安全・環境技術委員会 
奥村 康博 国土交通省 道路局 
板崎 龍介 国土交通省 自動車局 技術政策課 

 ところで危険回避のための自動ブレーキはいろいろと各社で揃ってきましたね。ロバスト性の課題は残っていますが、スバルのEye-Sight(アイサイト)も好調に売れています。業界の常識を打ち破り10万円という低価格が人気の秘密です。レガシーではなんと80%の装着率。高いから売れないだろうと思っていたライバルメーカーには勇気を与えてくれました。今月発表のインプレッサにも搭載されることになりました。

 来年発表のレクサスGSやマツダCX5、VWのUPにも危険回避&被害低減の自動ブレーキが用意されています。メルセデスの新型Eクラスが採用した「レーダーセイフティ・パッケージ」は自動ブレーキ(プリセイフブレーキ)が備わっていますが、本国では40万円もする装備を日本ではなんと19万円で提供します。これもスバルのEye-Sightのおかげかもしれません。このように各社色々なシステムを使っていますが目的は事故を減らすこと、被害を低減することです。課題は山積されてますが、大きな第一歩となるでしょう。詳しくは自動工業会TMSのホームページを検索してください。
Posted at 2011/11/27 12:07:21 | トラックバック(0) | 自動車技術 | 日記
2011年11月26日 イイね!

農工大の自動車安全市民講座

〜〜自動車安全のシンポジウムのお知らせ〜〜

ヒヤリ&ハットで知られる農工大の永井先生の学校で自動車安全の市民講座が開催されます。
東京農工大学は140周年を記念して建てられる「東京農工大学140周年記念会館」で初めて行
われる市民講座ですが、東京農工大学 工学府(小金井キャンパス)の東門を入って左手直ぐ(生協向かい)に出
来る建物です。まだ工事中で12月1日完成予定だそうです。

市民講座は、安全な車作りを研究して来られた永井正夫教授を始め、「車の安全、安心」
をテーマに豪華スピーカによる講演が行われます。

ご興味のある人は、まだ間に合いますので、是非ご参加をお願い致します。
また、参加は市民に限らずどなたでも可です。みなさんのお知り合いや関係各社・団体等
に、この講座をご案内して頂けますと助かります。よろしくお願いたします。


東京農工大学市民講座
「イノベーションを聴く-人に安全・安心な技術-」

■ 共催 国立大学法人 東京農工大学
財団法人 東京農工大学教育研究振興財団
■ 協力 東京農工大学同窓会
東京農工大学AT-Nets
向友会

【講演】
「安全、安心な車のための研究」
 東京農工大学工学府長 永井 正夫 教授

「車の安全・安心技術の開発」
 トヨタ自動車技術統括部 井上 秀雄 氏

「タイヤの安全設計」
 横浜ゴム株式会社 タイヤグローバル技術本部 挟間 浩久 氏

「魅力あふれるクルマ」

【会場】
■ 日時:平成23年12月3日(土)13時50分~17時20分
■ 場所:東京農工大学140周年記念会館
東京都小金井市中町2-24-16
■ 参加費:無料
■ 予想定員:120名(定員になり次第締め切ります)

お申込み・詳細はこちらです。
http://www.tuat.ac.jp/event/20111107161633/index.html
Posted at 2011/11/26 09:26:22 | トラックバック(0) | 自動車技術 | 日記
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