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頑固一徹カズですのブログ一覧

2009年01月12日 イイね!

デトロイト通信~vol3

 今年のデトロイトは色々な意味で収穫がありました。現在、本業の原稿書きで悩殺されているので、箇条書きで雑感を述べておきます。説明不足もあるので、あくまでも聞き流してください。

1)ビッグ3(アメリカの自動車産業という意味)は間違いなく復活します。初めての黒人の新大統領が生まれるのに基幹産業である自動車産業が潰れることは誰も望んでいないのです。

2)愛国心に満ち溢れたビッグ3のロウンチでした。

3)ドイツメーカーがアメリカの応援団にまわりました。クライスラーの社長だったチェッツ氏は、アメリカに同情的です。

4)ニューディール政策の元数年以内に世界で一番多くの電気自動車が走る国となるでしょう。リップサービスも目立ちましたが、、、。

5)ヘンリーフォードミュージアムに行きましたが、第三代アメリカ大統領のトーマス ジェファーソン氏を讃えるイベントが行われてました。独立宣言し、自由を勝ち取ったと讃えられてます。その自由の象徴が移動の自由であるわけですね。

 あくまでも雑感として書きつづりました。
Posted at 2009/01/13 08:47:18 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年01月07日 イイね!

ニューリーダー誕生

 ある媒体から「ビッグ3が倒産したら」とか「あなたが自動車メーカーの社長なら」というテーマでコメントを求められています。でも、私が知りたいのは、世界の自動車産業の新しいリーダーは誰?どのこメーカー?ということです。

 1/20にアメリカでは新しい黒人の大統領が誕生します。そういえばmacワールドのアップルの基調講演がスティーブ・ジョブズからフィル・シラーに代わりました。マイクロソフトの基調講演もビル・ゲイツからスティーブ・バルマーに代わるらしいのです。こうなるとアメリカの自動車産業の次ぎのリーダーは誰でしょうか?欧州のリーダーは?それでは日本の政権は渡邊喜美先生、小池百合子先生、それとも鳩山由紀夫先生?

 自動車業界のニューリーダーはトヨタの豊田彰男さん。それとも、、あの人が、、、、、。
あっ、あの人は世界のアメリカの自動車産業のリーダーになるかも~です。

Posted at 2009/01/07 23:42:19 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2009年01月06日 イイね!

ハイブリットも売れないの?

ハイブリットも売れないの?マナブくんも自身のブログでクルマの愉しさについて色々と考えているいますね。自動車危機が私達に適度な緊張感を与えてくれたおかげで、自動車を真剣に考えるようになりました(自分も)。

でも「自動車って何?」って聞かれたら「愉しさだけではない」ということも知る必要があるような気がします。欧米では女性が自立する道具として使われているし、フランスでは憲法で移動の自由(正しくは交通権)を規定し、その象徴としてクルマが社会に受け入れられているのです。道具としての機能の再評価も重要でしょう。

ところで、しばらくは海外ネタを続けます。9日からニューヨーク経由でデトロイトに行ってきます。GM副社長のインタビューもアポが取れたし、現地デトロイトの日産テクニカルセンターの松村社長とのアポも取れました。レクサスとプリウスハイブリッドのチーフエンジニアとも懇談する機会をゲットしました。そうそう、メルセデス新型Eクラスのロウンチも出席します。クルマはジュネーブが正式デビューですが、現地時間1/10の夜のメルセデスディナーでひっそりとデビューするようです。この席でチェッツCEOの話しも聞けるし、日本時間の1/11にはカービューでも写真発表されるでしょう。VWのディナーも参加しますので、強気なヴィンターコムCEOの話しも興味があります。この時期にアメリカの工場投資を決定したくらいですからね。こうなるともう取材ネタで溢れ頭が混乱しそうですね。いまからNOVAに行ってきます(ウソ)。

で、最新の情報ですが、ついにアメリカではハイブリッド車も売れなくなりました。デトロイトショーにトヨタとホンダから沢山のハイブリッド車が登場するので買え控えかもしれませんが、表の赤線で示したように2008年12月は前年同月比でマイナス42.7%。乗用車が35.5%ダウンしたことを考えると、割高なハイブリッドはさらに売れていないみたいです。2008年通期でもマイナス10%。はたしてハイブリッド車が今回の自動車危機を乗り越える「白馬の王子」になれるかどうか。デトロイトでその空気が読めるはずです。
Posted at 2009/01/07 02:12:47 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2008年12月26日 イイね!

GMの金融機関

 アメリカの自動車サイト「autonews.com」を見ていたら、GMが出資する自動車や住宅を手がける金融会社GMAC社が米連邦準備理事会によって銀行持ち株会社化になると報道してました。今回6億ドルの資金を金融支援法の下で支援するらしいのです。

 その意味がよく理解できないので知り合いに聞いてみたところ、これからは政府に保護されたGMACは沢山の資金を調達できることになると説明してくれたのです。「清水さんが言っていたGMの国有化がいよいよ現実的になりました」とのことらしい。これでGMが潰れたらアメリカ政府は世界中で笑いもの。逆の考えると、政官民挙げてGMを再生するシナリオが書かれているみたいです。

 はたしてどんな自動車を作りどう販売するのか。ユーザーとディーラーは幸せになれるのか?
1月にデトロイトに行って取材するつもりです。

Posted at 2008/12/29 03:49:23 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
2008年12月13日 イイね!

Case of Toyota

 さて、ビッグ3の次は誰が危ないのか?と最近はアナリストの間でも囁かれているのですがトヨタも規模が大きいだけに相当厳しい状況に追い込まれているかもしれません。とにかく世界中で沢山の工場を持っているので売れなくなると一気に固定費が重くのしかかります。さらに円高も経営を圧迫してきてます。

 そこで考えてみました。もちろんこの疑問は自動車を専門としてきた私自身への問いかけでもあります。

・危機感が強いトヨタでも、今回の問題を予想できなかったのか?
・今年の初めからピックアップトラックのタンドラも売れなくなり
 もう少し早い時点で販売減少が予想できなかったのか。
・Bad News first がトヨタの危機意識の根底にありましたが最近は
 Good News first になってしまったのでしょうか

 2000年以降、トヨタは急速に成長しました。規模を拡大したのでした。円安をてこに、金融販売システムをレバレッジにしながら。VWのボードメンバーは2002年ごろは同じ生産台数だったのに、トヨタは一年間に50~60万台も生産を拡大したと驚いてました。一年間にスバルが一つずつ増えていったのですから、急速な拡大はマネージメントが追いつかないかもしれないのです。大企業がもっと大企業になった病気が、、。 今年トヨタの豊田彰夫副社長と話す機会がありましたが、二兆円も儲かる自動車メーカーと言われることに違和感を覚えていたみたいです。彰夫さんは「創業いらい儲かったのはつい最近だけですよ。これから先も安泰とは言えないし、自分達はもっと魅力的なクルマを作らないと」と述べてました。今年の春先のことです。

 昔こんな話しを聞いたことがありました。トヨタが昔から言い伝えられていた教えにこんなのがありました。

1)一日三回手を洗う
現場主義を貫くと手が汚れるから

2)6階以上の建物をつくには豊田家の許可が必要だとか。
高い建物を造ると世間や人を見くだすからと豊田英二さんは考えたのでしょう。


 でも、名古屋に作られたトヨタが入居したビルは、なぜかデトロイトのGMのビルと重なって見えるのです。ここで働くと、どんな気持ちなのでしょうか、きっと勝ち組になった気がするのでは。2000年以降、あまりにも急速にトヨタは成長した結果、大切なものを忘れてしまったかもしれないのです。
Posted at 2008/12/13 02:07:22 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
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