
マナブくんも自身のブログでクルマの愉しさについて色々と考えているいますね。
自動車危機が私達に適度な緊張感を与えてくれたおかげで、自動車を真剣に考えるようになりました(自分も)。
でも「自動車って何?」って聞かれたら「愉しさだけではない」ということも知る必要があるような気がします。欧米では女性が自立する道具として使われているし、フランスでは憲法で移動の自由(正しくは交通権)を規定し、その象徴としてクルマが社会に受け入れられているのです。道具としての機能の再評価も重要でしょう。
ところで、しばらくは海外ネタを続けます。9日からニューヨーク経由でデトロイトに行ってきます。GM副社長のインタビューもアポが取れたし、現地デトロイトの日産テクニカルセンターの松村社長とのアポも取れました。レクサスとプリウスハイブリッドのチーフエンジニアとも懇談する機会をゲットしました。そうそう、メルセデス新型Eクラスのロウンチも出席します。クルマはジュネーブが正式デビューですが、現地時間1/10の夜のメルセデスディナーでひっそりとデビューするようです。この席でチェッツCEOの話しも聞けるし、日本時間の1/11にはカービューでも写真発表されるでしょう。VWのディナーも参加しますので、強気なヴィンターコムCEOの話しも興味があります。この時期にアメリカの工場投資を決定したくらいですからね。こうなるともう取材ネタで溢れ頭が混乱しそうですね。いまからNOVAに行ってきます(ウソ)。
で、最新の情報ですが、ついにアメリカではハイブリッド車も売れなくなりました。デトロイトショーにトヨタとホンダから沢山のハイブリッド車が登場するので買え控えかもしれませんが、表の赤線で示したように2008年12月は前年同月比でマイナス42.7%。乗用車が35.5%ダウンしたことを考えると、割高なハイブリッドはさらに売れていないみたいです。2008年通期でもマイナス10%。はたしてハイブリッド車が今回の自動車危機を乗り越える「白馬の王子」になれるかどうか。デトロイトでその空気が読めるはずです。
Posted at 2009/01/07 02:12:47 |
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持続可能なモビリティ | 日記