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頑固一徹カズですのブログ一覧

2009年09月27日 イイね!

もっとドイツを知ろう!

もっとドイツを知ろう!ドイツ車を知るにはドイツを知ろう!

 俺がドイツに二週間ほど滞在している時にドイツでも国政選挙が行われていた。結果はメルケン首相が率いるキリスト教民主社会党(中道右派)と社会民主党(中道左派)の政権選択選挙であったようだ。どこかの国と似ているが、異なるのは投票率が低いとはいえ71%もあること。いずれにしてもドイツでは大連立政権が発足した。
 知り合いの某自動車メーカーに務めるドイツの駐在員は外国人としては最高ランクのビザを持っている。彼に会うたびに「沈まぬ太陽」(山崎豊子さん著)にでてくる「恩知さん」を思い出す。で、彼はドイツで選挙権があるみたいだ。在住外国人に選挙権を与えるという議論は民主党の小沢さんが積極的に賛成しているようだが、ようやく日本では議論が始まろうとしている。その意味ではドイツは東西の壁が崩壊してから今年で20年経つが、国際社会の一員として着実に前進している。




 環境問題に関しても先進的だ。フランクフルトショーを見るまでもなく、昔からエコ的ライフスタイルは欧州では定着している。
 長期滞在していたニュルブルクリンク郊外のリーゾートホテルでは「タオルを替える必要があるときは風呂場の床に置いてください」と注意書きがる。それ以外はタオルは交換されない。こうして無駄を省き、大切な資源の水やエネルギーを省いている。ドイツでは洗剤の水質汚染という観点から週末は洗車が禁止されているらしい。キオスクで買い物してもレジでは買い物袋は用意してくれない。自分で持参するのです。
 緑も党の政策もCO2削減のために原子力発電の政策に変化があったみたいだ。2005年にドイツの環境問題を取材した時のこと。環境省の事務次官を務めるマーガレッタ・ウルフさん(女性)は2050年までに平均気温を2度下げるというのが欧州の戦略だが、ドイツでは原子力発電を撤廃することをコミットメントしていた。2005年時点で20基ある原発は、すでに三つが休止しており、2020年までにすべてシャットダウンする計画。その変わりに再生可能なエネルギー(水力、風力、バイオ、太陽光、)を増やす考えを示していたが、電気自動車の普及を考えると電力需要が増えそうなので、完全廃止の時期を先送りする政策に転換したみたい・風力・太陽光・原発・バイオマス発電という再生可能なエネルギーで電力を確保しながら、電気自動車をじっくりと普及させるシナリオが政府と自動車業界の間で合意されているみたいです。ドイツの環境省は日本の経済産業省よりも力を持っているらしい。
Posted at 2009/09/28 10:50:55 | トラックバック(0) | ライフスタイル | 日記
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