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頑固一徹カズですのブログ一覧

2009年07月13日 イイね!

去勢された競走馬

去勢された競走馬 来月のゲンロク誌の取材ですが生まれて始めて大井競馬場にきました。洒落たレストラン、エアコンが効いた清潔な部屋。VIPルームやカップルシートもあって、東京のど真ん中でこんなところがあるなんて。5千円で食べ放題。MACを持ち込めば、原稿書くのにバッチリです。
 「普段は運を使いたくない」というポリシーのため勝たなくていいやという気持ちで大穴の馬券を買いました。でも、その大穴がきそうだったので、思わず大声を上げて叫びました、「いけ〜!」と。
 競馬新聞を見るのも初めてでした。メスとオスがいるのですが「せん馬」と言って気性が荒いので去勢された馬も走ってました。自分に重ねると、とても痛いと思いました。
 最後はレストランをでて近くで見てました。
 
 1万円使って、710円戻りました。運、使ってません
Posted at 2009/07/13 17:02:08 | トラックバック(0) | ライフスタイル | 日記
2009年07月11日 イイね!

カリフォルニアの跳ね馬

カリフォルニアの跳ね馬 今日、加納典明さんとフェラーリ・カリフォルニアの発表展示会に招かれ、やんちゃな大人のトークをしてきました。だって、セクシーなスポーツカーには「エロスやエゴイズム」が剥き出しになっているのですから。でもカリフォルニアは、デザインこそ古典的なフェラーリルックですが、中身のハードはなかりモダンで洗練されています。
でも、その感動的な魅力は綿密な計算のもとに定規をあてて設計されたポルシェやメルセデスとは異なり、流動的で未完成で、自由で、それでいて凡人の想像力を超えた美しさがあり、最後に完成させるのは神さましかいないんだろうな・・なんて思ってしまいました。
 新型XJもまた未完成の美しさを感じたのです。
Posted at 2009/07/12 01:35:18 | トラックバック(0) | 日記
2009年07月10日 イイね!

おまえに惚れたぜ

 新型ジャガーXJがついにベールを脱ぎましたね。いぜんブログで書いた財宝満載の沈没船のサルベージの話はこのNewXJだったのです。あの時、ジャガーに招かれロンドンの由緒あるお屋敷の事前披露会に参加してきたのです。そのセクシーなビッグスポーツサルーンを目の前にしたとき、鳥肌が立ちました。内装は品の良くクラシックな雰囲気で落ち着いた大人の品格を感じました。
 アルミボディは継承され、パワートレーンはXFと同じ直噴V8NAとスーパーチャージャー。おそらくV6も加わると思いますが、ディーゼルV6は既定路線。シャシー開発にはロータス社も協力したとか噂がありまし。ジャガーはインドのタタ社、ロータスはマレーシアの国策会社プロトン。そう、ロータスのアイコンである蓮は創業者であるコーリン・チャプマンさんの仏教思想に由来しているという。つまりアジア資本が新型ジャガーを生んだとするなら、新しい自動車業界の流れがありますね。
 ところで驚いたのはオーディオ。なんと1200Wのパワーです。ポルシェ・パナメーラが1000Wですから、ジャガーは200Wも上まわったのです。エンジンでパワーウオーズができないので、オーディオのパワーウオーズが始まったみたいです。
 ある女性は「好きな人ができるとね、他の男性はみんなジャガイモに見えるものヨ」と言いました。NewXJに惹かれた私の目には、他のクルマはジャガイモにしか見えないかも?
Posted at 2009/07/11 01:41:30 | トラックバック(0) | 自動車技術 | 日記
2009年07月07日 イイね!

辛い七夕の日


七夕の日の思い出 「クルマ安全学」からの引用

<もう一つの事故 テストコースでみた地獄絵>

 ある7月7日の七夕の日、朝から自動車雑誌の編集者とカメラマンと一緒にあるメーカーのテストコースへ出かけた。その年の10月に行われる東京モーターショーの参考出展クルマの撮影をかねた試乗ドライブが目的であった。並走撮影のためにテストコースに連絡車の軽トラックを借り、その荷台にカメラマンと編集者が乗って撮影した。運転手はメーカーのテストドライバーにお願いした。

<略>

 40Km/hくらいのスピードでS字カーブにさしかかった。ゆるく下る坂はクルマの速度がつい乗ってしまう。カメラマンは身を低くかがめファインダーを覗いている。編集者は荷台の前方に立ち、撮影の成りゆきを見守っていた。ボクはどのような写真が撮れたのだろうかと気になっていた。撮影がほぼ終わろうとしたときである。悪夢のような一瞬が訪れた。これからの人生が大きく変わってしまうような大きな出来事が待ち受けていたとは誰も予想できなかった。

 ボクは悟った。

 左カーブにさしかかった軽トラックは僅かにバランスを失いリヤタイヤがスライド。ドライバーは本能でハンドルを逆方向に切った。この時のドライバーの操縦法は正しかったと思うが、クルマの性能はそれについていけなかった。

 トラックは左右に振られ横転したのである。

 前に広がった光景は地獄絵であった。カメラマンと編集者は灰色のコンクリートに打ちつけられた。ドライバーは横転したクルマの下敷きになり、胸部がクルマと路面との間に挟まれている。燃料タンクからはガソリンが漏れている。
 
 コンクリートがみるみるうちに色を変えた。

 編集者は頭部を激しく損傷しており、頭部からはどろっとした黒い血が流れ出ている。カメラマンと運転手は意識はあるが、苦しさのためにうめき声をあげる。この日のことを生涯忘れることはできない。

 一人では何もできないことを知り、すぐに助けを求めた。

 カメラマンとドライバーは大けがであったが、命に別状はなかった。だが編集者は脳挫傷と診断され、緊急手術が施された。数日間意識が戻らなかった。とても不安だった。現場にいたのは私を含めて四人。しかし私だけが無傷でサバイバルした。編集者とは歳も同じであったのでとても仲がよかった。彼の家族のこと、仕事のこと、それ以上に彼自身のことを考えた。

 友人の編集者は奇跡的に意識を取りもどした。家族も私もその瞬間は神様に感謝した。しかし、重度の運動障害が後遺症として残りいまでもクルマイスの生活だ。

 この日からボクは事故というものが誰にでも襲ってくる魔物であると感じるようになった。きっと背後霊のようにドライバーにとりまくのかもしれない。この魔物にささやかれた瞬間に事故の加害者か被害者になる。無神論者であったボクはこの日を境に避けられない運命があることを知る運命論者になった。
 
 ドライバーを責める気持ちはないが、いとも簡単に横転するようなクルマが存在していたことを呪わざるを得ない。いまでもそのような場面では同じ結果になるクルマが多く存在する事実を呪いたい。

 人間はミスを犯す。このことを一方的に責めることでは問題は解決しない。精神論だけでは事故は減らないだろう。「ルールさえ守れば」というのは机上の空論にすぎない。人間はミスを犯すという前提にたった安全認識が実社会では必要なのある。だから安全には高度な技術や社会システムが不可欠だ。それにはコストがかかるのである。

 日本メーカーの技術的水準はかなり高くなった。しかし、実際の製品としてどこまで安全性が及んでいるのか疑問も残る。「正しい運転をして法規を守る」こんな言葉がいかに虚しいものか。「リスクを知って生き残る」という強い気持ちがないと現在の交通戦争からサバイバルできないだろう。

 あとは、その時の「運」が残っているかどうか。その日から私は一切のギャンブルをやめた。クルマを選ぶときは「最善の安全」を意識する。「運」を使わないために。
Posted at 2009/07/07 01:18:17 | トラックバック(1) | クルマの安全 | 日記
2009年07月06日 イイね!

CG別冊メルセデスEクラスを紹介します

CG別冊メルセデスEクラスを紹介します CG別冊「新型Eクラス」の本がでました。

編集者はなかなか気持ちが良い青年で、私の引きだしの中に何が入っているのかよく知っているのです。
その依頼書をみたとき「こいつ、わかるヤツだ」と思いました。こうして編集者と一体となってメルセデスの力作が書けました。ライバル誌からも「コストをかけているから」と羨まれてます。
Posted at 2009/07/06 17:41:45 | トラックバック(0) | 自動車技術 | 日記
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