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頑固一徹カズですのブログ一覧

2009年09月01日 イイね!

次世代エコカーを考える

JHFCタウンミーティング

 先日の燃料電池のタウンミーティングとミンカラオフ会に多くの方が参加してもらって感謝してます。次世代エコカーは一次エネルギーの多様化を受け入れないと生き残れないのですね。次世代エコカーは大きくわけて内燃エンジン種族と電気駆動種族に分類できるのです。つまり、タイヤはクランクシャフトの回転力で動くか、モーターで動くのか。この違いです。

 プリウスやインサイトは前者の内燃エンジン種族ですが、電気自動車に小型のエンジンや燃料電池(スタック)を搭載したレンジエクステンダー型EVは後者の電気駆動種族です。私は電気自動車が実用化するほどバッテリーの性能が進化すると、高価な燃料電池を半分くらいまで小型化できるので、「バッテリー(主)+燃料電池(補)」という新しい概念のレンジエクステンダー型EVが可能ではないかと思いました。今回のタウンミーティングで議論しながら、その想いをさらに強めたのです。

 EVはどう考えればよいのでしょうか。私見ではバッテリーを有効に使うために新しい自動車の規格が必要です。内燃エンジン用に開発されたボディでは大きすぎると思うのです。アメリカでは高齢者が乗りやすいNEV(ご近所用の電気自動車)が規格され、最高速度が時速35マイル(56Km/h)と限定され、高速道路を走らないという条件でエアバッグなどの装備が免除され超コンパクトで軽いEVが利用されています。

 内燃エンジン種族で難しいのはディーゼルのポジションです。というのはディーゼルはまだスゴロクで上がっていないのです。なぜなら排ガス規制が再び厳しくなりそうなので(カリフォルニア)しばらくは静観しないといけないでしょう。でも、化石燃料に由来しない新しい液体燃料(その一例がバイオマスから作る合成燃料)が作れるようになると、ふたたびディーゼルの出番がくるでしょう。ディーゼルは燃料の多様性を受け入れやすいからです。

 昨夜、宇宙物理学者の佐治先生と会いました。宇宙はもう一つあるとか、宇宙は誰が作ったのかとか、愉しい話しで盛り上がりました。実は先生はポルシェ911オーナーで一度富士スピードウェイでドライビングを教えたことがあるのです。アインシュタイン博士、ファインマン博士、ヨハネ・パオル二世とも面識がある佐治先生の世界観の広さには驚きでした。
Posted at 2009/09/01 10:04:31 | トラックバック(0) | 持続可能なモビリティ | 日記
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