
ヲタクは
まだまだ語り足りないので続ける。
ボクの中では夕霧綴理は爆上がりなわけなのよ。
綴理という子。独りというキーワードにすごく怯えている。蓮ノ空のストーリーが始まって以来ずっとそう。綴理の実家のシーンっていつも殺風景で人気を感じない。リビングは広く小綺麗なので裕福な家庭なのだろうというのは理解はできる。全寮制の私立の蓮ノ空女学院に通わせられるんだから。いつも家では独りで親にあまりかまってもらえなかったのではないのかな。蓮ノ空に入学したのはスクールアイドルに憧れたというのが第一にあるけど、裏では殺風景な実家から飛び出して寮で人に囲まれながら過ごしたいと思ったのではないか。実際綴理のキャラクタープロフィールには「寂しがりやで人懐っこい」「誰かの話をきくこと」というのがあり、これの言い換えが孤独はダメなんだろうというのがわかる。
梢と慈に出会い、口下手で独特な感性のある綴理の言葉を正しく理解してくれた慈、スクールアイドルとラブライブ!の関係を夜通し教えてくれた梢。そして優しい先輩の沙知。しかし、慈は怪我で疎遠になり、梢は綴理に裏切ってまでラブライブ!への執拗なこだわり(綴理を他校に引き抜かれないために、綴理レベルのダンスができないため梢自身のダンスだけレベルを落として綴理に相談せずに本番で変更した『DEEPNESS』)、沙知は生徒会へ。色のある明るい未来のあるはずだった綴理は中学の時のように心を閉ざした。
色のない飴色世界ところに現れたのがさやか。さやかは親のように世話を焼いてくれる。綴理はさやかに甘え倒してどんどんダメ人間になっていくわけだけどw、綴理は親の愛情に飢えてたんじゃないのかなって。さやかは朝は時間どおり起こしてくれるし、登校の支度はしてくれるし(流石に宿題は手伝ってくれないw)、ご飯は作ってくれるし、お昼のお弁当も作ってくれるし、お菓子も作ってくれる。甘えたら優しくしてくれる。まるでさやかママの娘だ。そこに小鈴が加わる。綴理が理想としている家族の在り方みたな感じになっている。言い合いのシーンでさやかは綴理に巣立ちを促す。対して反抗期の綴理。こういう縮図を見てると綴理って親に構ってほしかったのかなって感じた。
この104期11月のストーリーを読み終えて思ったのはDOLLCHESTRAの『乾杯』の解釈なんだなと。♪乾杯!今君は人生の大きな舞台に立ち、遥か長い道のりを歩き始めた君に幸せあれ♪→
歌詞
リアルタイムで進む蓮ノ空ストーリーで「卒業」というキーワードは切っても切れない。どこでどこで語るんだ?3月?って思っていたら、12月のラブライブ!北陸代表選考前に持ってきた。このタイミングは完璧だと思う。モヤモヤしたままだと勝てるものも勝てないよなと思う。「ビッグボイス選手権」でモヤモヤを吹き飛ばした綴理の「場所を作る(機会を提供する)」能力を遺憾なく発揮できた。
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ラブライブ!シリーズ | 日記
Posted at
2024/11/17 00:44:42