10/8週は夏休みにしました。製造業ではないので決まった日程ではありませんのでこの時期に取らせてもらいました。本当は今週か来週くらいなら東北で紅葉が見られるのですが、仕事がまたもや立て込んでいるので無理ですね。
▼実家の話
大阪に帰りました。いつもどおり名阪国道で。いつの間にやら最高速度が70キロに引き上げられていました(奈良県内のΩカーブ手前まで)。「おばあちゃんが呆けた」っていうからどうなのって思ってたら普通でした。まあ確かに口癖のように「死ぬ死ぬ」言うてたけど。死ぬ死ぬ言うてる間は往生できんやろうからわりと安心しています。
いつもどおり墓参りと高野山に母親を連れて行ってきました。高野山の道のりは完全に山道なのですが、後ろの座席で母は寝てました。ビル脚って街乗りでは固いのですが、最近はバリが取れたように滑らかにショックが動いているのかもしれません。
▼四国へ
四国はあんまり行くことがないので、和歌山から船で。なぜかこの娘たちに出迎えられるという、南海電鉄グループも変わったなあと思う。どちらかというと地味な南海で、りんかんサンライン線とかよく分からない都会的()塗装とかちょっと勘違いじみたあたりも南海らしいw
▼徳島ラーメン
いのたにが美味しいと言うことで本店に行ったら休みで、仕方ないので別のところに行こうとしたところ、途中でいのたにの支店を見つけたのでそこに入りました。頼んだのは肉入りラーメン。肉はチャーシューではないですね。甘辛い味付けがしてあって、ごはんが食べたくなり後追いで注文しました。久しぶりにラーメンを汁まで完食しました。これは美味しいです。
▼脇町
徳島ラーメンを食べるために吉野川を上ったので、脇町、祖谷渓と進むことにしました。当初の予定は室戸岬でした。
着いたときに公共駐車場が見つけられず車で彷徨っていましたが、意外とすぐ近くにありました。町並みはさすが平日! ぽつんぽつんと観光客がいるだけ。
▼祖谷渓
そやけいではなくいやけい。4,5年前に来て以来かな。相変わらず山深い。ナビは国道回りでとなったけど、逆らって山道を。
吊橋は営業終了したので渡りませんでした。本当は渡ってもいいと思います。料金所のおっちゃんは言いました。「ここはチェーンで掛けてるだけやからな…」と。含み大杉ですよね。
夜は高知市内で一泊しました。カツオのたたきとウツボのたたきを食しました。カツオは藁焼きじゃなかったのが残念。ブラブラとはりまや橋()を見てきましたが秀逸なショボさで余裕で安心しました。
▼四国カルスト
私が大学1回生のときの合宿のルートだったのですが、用事があって行けませんでした。行く機会もできたので登ってきました。天気が悪かったですね。肉牛が牧草食べたり寝転がったり暇そうにしてました。
▼道後温泉
そのまま松山に下りました。途中、道の駅「みかわ」で昼食で唐揚げ定食をたべたらすごく美味しかったです。メニュー見ると鶏肉系が多かったので地鶏なんだろう。本当は道後温泉はスルーするつもりだったのですが、思った以上に早く着くことが分かったので道後温泉で休憩です。なんせ何度も来たことがあるのでいいかなと思ったのですが来ちゃいました。本当は休憩室を使うのが風情があっていいのですが、お風呂だけです。お金を出せば玉座とかも見れるんですが、以前に個室にもタコ部屋にも玉座見学もしたのでまあいいでしょう。
▼尾道ラーメン
しまなみ海道(西瀬戸自動車道)を経由していきました。たしかにこの高速道はいらんよね(´・ω・`) 尾道への目的は晩ご飯。尾道ラーメンを食べるため。味平に行ってきました。醤油で。魚介系って出汁取りに失敗するとえぐみと臭いで急に不味くなるのですが、そのようなことはありませんでした。大きめの背脂がゴロゴロと入っていています。麵は細麺のストレート。チャーシューも美味しかったです。ここでも完食しました。
ここからどうするか? 高知で考えたときはこのまま神在月の出雲へ行こうかと思っていたのですが、出雲まで2時間以上かかりそうだしどうしよかと思案して、瀬戸3橋を縫うかということにして、高松を宿に山陽道を走りました。高松なら2時間以内ですね。
▼こんぴらさん
高松に来たら金比羅参り、讃岐うどんと来るのは自明の理。久しぶりに階段を登ってきました。奥の社まで行きたいのですが、もう無理… お宮さんで十分です。タオルを車に置きっぱなしにしてきたのが失敗だったかも。
うどんはすぐ近くのまんなみ町の小縣家にしました。しょうゆうどんが美味しいと言うことなので。店に入ると、大根1本渡されます。自分でおろします。10分ほど待たされたところにうどんが登場します。すり下ろした大根を入れて、醤油をぶっかけて ぞぞっ といったら辛い! 夏大根超辛い… うどんが全然楽しめなかった。細めのうどんだけど弾力があって美味しいし、醤油がすごく美味しいのだけど、辛い大根で台無しでした。辛味抜きの酢を置いてほしいくらい辛い。かけうどんのお店にすればよかった。冬大根だったら確実に美味しいだろうにね。
▼鳴門海峡
鳴門大橋に来るのは2回目かも。時期がよければ渦潮が見れるのですが、大潮じゃないので見れなかった。干潮の2時間前でいい感じに潮が動いているのを見ることができました。以前来たときはこんな感じじゃなかったような。海が大河のように流れていました。音もすごいし、床が一部アクリルで底が見えるようになっててなかなか面白い工夫。大潮じゃないと洗濯機のような渦は見れないですね。
出雲には行けなかったので、お伊勢さん。鳴門大橋、明石大橋、阪神高速神戸線、湾岸線、阪和道、西名阪、名阪国道、伊勢道と渡っていきました。途中、泉大津PAで食事を取りました。メンチカツ定食を頼んだのですが、想像以上に美味しかったです。泉大津PAの時点で燃費計が15.4km/Lとなっていました。実燃費換算すると−8%なので14.2km/Lと言ったところでしょう。食事をしている間に雨が降り出して、再び走り出して15.5km/L(14.3km/L)まで伸びましたが、前が見えないくらい大雨になって燃費はどんどん落ちてしまいました。
▼お伊勢参り
お伊勢さんは大学の頃から何度も来ている場所。朝早く行くと静かな神社ですごく気持ちがいい。砂利の道を歩くと落ち葉を熊手で上手に拾い上げていく庭師、砂利をならす庭師。手慣れたように綺麗にしていく様は小気味よい。お伊勢さんの神殿は来年度に遷宮されるため工事が進んでいます。新しい社の屋根も見えてまもなく完成ですね。技術継承のために20年に1度遷宮させるのは先人達は頭がいいですね。『人類は衰退しました』の中の人達に教えてやりたいw
参った後は定番中の定番、赤福本店で一服。赤福3つ、熱い番茶で380円。番茶は飲み放題です。賞味期限詐欺で衰退するどころか盛り返しましたね。御●餅がチャンスとばかりに勢いづいたものの、関西の人には赤福でないとダメなんですよね。そう、甘い甘いあんころ餅なんだけど赤福一択。
▼パールライン
伊勢の定番中の定番ですね。時計回りに回ると車線が海側になるのでお勧めです。
2回くらいは自転車で走りました。アップダウンが多くて意外としんどい道です。合宿のルートとして、伊勢で一泊、賢島まで走る感じです。距離にすると4,50キロくらいですが、これを時間を掛けて走ります。ロードレーサーでレーパン履いて必死のパッチで走るわけではありません。景色を見ながらゆっくりと、広いところで休憩しながらしんがりを待つ感じで走ります。まさにツーリング。最後、的矢湾大橋で夕陽を見るのがこのルートの醍醐味。あんまりちんたら走ると闇の的矢湾になります。
車なので止まりたいところに停められないのですが、的矢湾大橋は思い出深いところなので長居しました。賢島に行って帰ってくるとお昼なので、伊勢うどんです。伊勢と言ったら極太のこしのないうどんに真っ黒の濃いだし汁を掛けるあの伊勢うどん。一件目に行った店が臨時休業でした。2件目、またも赤福まで戻ってきました。そのそばのおかげ横丁に店を出しているふくすけです。大盛りをたのみました。モチモチ食感で腰は全くないです。だがそれがいい。真っ黒けのだし汁を絡めてすすると全然辛くないんですよね。色で味が濃そうに見えるけど実はそうでもない。見た目ほど味がこってりしていない天下一品のこってりみたいなもんです。汁を飲んでも喉が渇かないですね。
▼帰り道
国道42号線。紀伊半島を半周するのが国道42号線なんだと思っていたら、車に乗るようになって知りました。渥美半島から浜松まで続いていると。国道フェリーを使えばショートカットできちゃうんですね。使わせてもらいました。80分に1便、乗船時間55分。伊勢道、東名阪、伊勢湾岸道、東名と走り抜けるより早い。時間を買わせて戴きました。浜松から高速に乗るつもりでいたので、国道42号線をちんたら走れば、夕方には浜松に着くでしょう。浜松と言えば餃子でしょうw 実は宇都宮より餃子の消費量が多いとか。晩ご飯は餃子に決定。浜北の孫悟空というお店まで行きました。餃子は16個、ごはん、スープです。餃子は肉主体ではなく、キャベツが主体で野菜の甘みを感じます。ニンニクは強すぎず、でも臭いはそれないりに主張します。ニンニクがないとおいしくないですね。油っこくありません。タレは割り下になっていますが、ラー油は好みです。ただこのラー油が辛い。でも辛いのは嫌いじゃないのでいいと思います。16個だったのでいいお値段しましたが満足しました。
浜松浜北ICから新東名、東名ときて東京に帰ってきたのは金曜日の21時頃。集中工事で混むと思ったのですが全然混みませんでした。快適なものです。
久しぶりにがっつりと旅に出て満足しました。
旅の写真はこの辺にあります。
この辺なんかはちょっとサブカル的?