大学院出て就職で上京して15年です。いつのまにか15年。
今年は会社から15年目の褒美として10営業日連続で休める権利を貰っています。行くところは決まっていて小笠原です。今回は初めて母島に上陸してみようと思っています。時期は1月か2月。ザトウクジラの群れを見るためです。小笠原に行ったのは過去に3度。今回で4度目です。それでも休みきれないので、どうしよう?
この休み、本当は10年目に会ったはずなのですが、諸事情によりなくなったみたいで… さすが運に見放された団塊ジュニアですなwww こう言うところはぶれない。
15年。最初は関東の濃い口になれなくて困りました。「肉」とされるものがことごとく「豚肉」だったりとか、大阪とたかが500キロ離れたところでこれなので、文化とはすごいと思いました。今では豚肉の肉じゃがが普通に食べられます。コンビニの肉まんは牛肉が入っていると思い込んでた時期がありました。関西ではコンビニでも豚まんが存在していましたから。そうそう、豚まん・肉まんを買うと芥子くださいと言ってしまうのは、やはり根は関西人だなと我ながら思います。うどん屋やスーパーの惣菜の天ぷらにはソースが合うと思っていますよ、ええそうですよ。ラーメンに関しては間違いなく東京の方が美味しいです。味が濃いのに舌が毒されたんだと思うけど、大阪のラーメンはイマイチですね。
15年。いまだに無理なのがあります。
1つはうどん。そばつゆベースの真っ黒のスープに泳ぐうどんは無理。あれは香りが強いそばだからこそ生きるのであって、うどんとの相性はよくない。夜勤明けによく職場近くの富士そばに行くのですが、別の人が頼んだうどんを見ると、「そば!」と言ってしまいます。富士そばと言えば生姜の天ぷらが売っているのですが、私が想像する生姜の天ぷらじゃなくてちょっとガッカリ。それでも頼んでしまいますね。関西に住んでいる人なら分かると思いますが生姜の天ぷらとは決して短冊切りの紅生姜のかき揚げじゃないんですよね。
家でうどんが食べたいときは(E)のカップ麵よりも生うどん買ってきて、ヒガシマルのうどんスープの素で食べます。
もう1つ食べられないのがところてん。私の頭の中ではところてんは甘味なのだ。にもかかわらず、この地では食卓で出ると聞いて本気で戦慄した。誰しもがうまいと言う食卓に出るところてんの真偽を計らねばならない。晩ご飯のおかずに三杯酢、青のり、芥子のところてんを食べたところ、吐いてしまいました。咳き込んで食べられない。涙目になりながらも流し込んでも無理で、結局全部捨ててしまいました。
スーパーで売ってるところてんは全部御飯のおかず。黒蜜バージョンがない。酢の物は大好きだけど、これは食べられない。以前、黒蜜ベースのところてんを食べたのは諏訪湖SA(寒天なので信州の名産品)でした。2年くらい前かな。三杯酢、黒蜜と選べたので一点の曇りなく「黒蜜」を頼んだことがありました。
今日、ところてんを買ってきました。

蓋を開けると、当たり前のように食卓セットが入っていますが、こんなものは全部ゴミ箱です。(ノ ゚Д゚)ノ

黒蜜は、わらび餅を買うときなこの他に黒蜜も付いてきます。私はわらび餅はきな粉だけ派なので黒蜜は使いません。そのまま取っておいたものです。

黒蜜バージョンのところてんでも同じですがそのまま使うと、腐敗防止に酢水につけてありますので臭いし酸っぱいしおいしくありません。ザルを使って水ですすぎます。器に入れて、黒蜜をかけます。箸でぐちゃぐちゃに混ぜて夏のお菓子ができあがり。うん、ところてんはよく冷やして食べる夏の生菓子。

Posted at 2013/07/27 22:24:01 | |
トラックバック(0) |
話題・MISC | 日記