
どこの会社でもそうだと思うけど、床がフリーアクセスになっているのでちょっと大柄な人が歩くと普通に縦に揺れます。そうかなと思っていたら違って段々揺れが強くなってきました。P波がやたらと長かった気がする。22階の窓から見えるNSビルは揺れているなと思ったら、S波が到来と同時に立っていられない横揺れ。さすがにヤバいということで一斉に机の下に避難。噂の東海大地震と思いましたよ。
ある程度治まって今度は監視室へ。15階まで階段移動。途中階段を上りきれずへたっている人多数。こういうときハイヒールはダメだよね。というか、派遣だろうが社員だろうが仕事をしに来ているのだからそれらしい格好はして欲しい。階段室のモルタルの壁は少し剥がれているところがありました。
私はサーバを運用する側なんだけど、フロアの対面側の某部署は地獄の様相。東北死亡でどえらいことになっている。一方で、私のいる側のフロアでは某所の建て屋に商用電源が入ってこず、発電機による運転でその時点で30時間の命ということで、私がお世話をしているいくつかのサーバが燃料切れとともにダウンする可能性があるから、これはこれでやっかいな話。だからといってどうすることもできない。
というわけで監視者のシフト決めをし、歩いて帰れる人は率先して帰るということになりました。で、私は都内ということもあり帰る要員。帰れる人が帰らないと緊急シフトが組めないという合理的理由もあります。
会社を出たのは21時。旧甲州街道をテクテクと歩いて環七には21時半。甲州街道の交差点で人が溢れて警官が交通整理の有様。甲州街道は混むだろうと予想していましたがこれは正解でした。環七を南に下りましたが、人はそんなに多くなかったです。道路は大原を先頭に渋滞していました。世田谷通りでまた人が多くなってきました。やっぱり住宅街ですね。世田谷通りは渋滞を通り越してスタックって感じですね。ヒールを履いていた女性は途中で靴を脱いで…悲惨すぎる。
揺れが尋常ではなかったので家の惨状を鑑みてたまに行く中華料理屋で食事にしました。時計は22時半。もう家まで目と鼻の先ですから。ここで実家に電話して安否を知らせました。当たり前だけど心配していました。会社にもメール、無事ついたと。家に帰ったら奇跡的にきれいでした。上に載せた軽い物はことごとく落下していましたが、棚は倒れていませんでした。「俺のヨメ」達はことごとく落下していました。
今日思った問題点
○緊急地震速報が来なかった。気象庁は何を?
○会社で行なっている防災訓練が生かされたとは思えなかった。ビル管の統制ができてなかった。
○弊社の総務部で持っている社員の安否確認システムが機能してなかった。
平日だからいらないと思ったのだろうか。有休使って会社に来ていない人や出張でいない人がいるんですよ?
使わないなら止めた方がいい。保守費がかかるんだよ。
○テレビ局の連中がヘルメットかぶってる姿が馬鹿馬鹿しい。わざとらしくてウザい。
○テレビ局って停電するんだなあw ということはもっと激しいのが来たら放送できないってことだよね。
こいつら、報知するという使命があることわかって自社ビルを建ててるんだよね?
★携帯電話は無線リソースの絡みもあって規制が厳しいです。110、119等が優先されますので(発信規制対象外)一般通話は相当厳しくなっているはずです。
★SMS・Cメールは電話と同じなので規制解除されるまで使えないものと思いましょう。
★携帯メールは電話ではないので設備さえ生きていれば使えます。
★メール着信通知は電話回線を使うため規制対象になります。こまめに新着メール確認を手動で行ないましょう。
こうやって書いている間もなんども余震が…
Posted at 2011/03/12 00:55:00 | |
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