フィルムで撮った方の現像があがったのでうp。
一貫種ではないのですが、芥子坊主です。一貫種はもっと立派な子房に育ちます。子房が大きいほどアヘンがたくさん採れます。
ハカマオニゲシは写真のような毒々しいまでの真っ赤な花が特徴です。ハカマがつかないオニゲシとの違いはあるのですが、ルール通り毛がないとか葉の付き方が茎に巻いているとかの特徴を持っています。今のところ日本で自生の報告はなく、専ら海外から観賞用として輸入されてくることが多いそうです。
八重咲きのケシです。観賞用として品種改良されたのですが、アルカロイドを含むため日本では禁止の品種です。これも観賞用として日本に輸入されてくることが殆どです。色は写真の赤と桃の2種類です。
ケシの花についてあまり啓蒙されていないため卸業者や花屋が知らずに販売されるケースがあります。見つけたら花屋にそっと教えるか、通報して差し上げるのがよいかと思います。
最近の困りもののケシです。見た目は完全に野良で生えているヒナゲシです。毛もまあまあ生えています。葉っぱの特徴で見分けることが可能です。芥子坊主から3000粒の種ができるのですが、1度でもぶちまけると駆除が大変なことになります。
ちなみに、ケシの種は完熟した子房が破れてそこから種がこぼれるようになっています。ケシの種は大きさが1ミリ程度で、あんパンにまぶされているゴマみたいなやつがそれです。ケシの実は規制対象外となりますが、芽が出ない実であることが条件です。ケシの実は100%輸入だそうでインドが一番多いとのことです。
麻の苗です。これは善玉の苗で大きく育っても幻覚成分が含まれることはありません。奥にぼけてる苗が幻覚成分を大量にもつ悪玉の苗です。苗の団塊では同じです。成長するとめしべが大きく育ち、そこから悪臭を放ちます。刈り取りは9月頃らしいのでそれくらいに行くと大きく育っているのだろうと思います。
ちなみに、麻も芥子と同様に種は規制対象外となりますが、やはり芽が出ないことが条件です。麻の実は七味唐辛子の具の1つ(一番大きくて固いヤツ)です。
これが善玉のケシです。善玉は慣例的にポピーと呼びます。
Posted at 2011/05/18 23:48:40 | |
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マイカーでドライブ | 日記