全然書き足らなかったから追記します。我ながらバカだと思う。
●2期13話をもう少し振り返ってみました。
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青春、軌跡、足跡
彼女たちの輝きは、ボクはざっくりと「青春」という言葉に凝縮させましたが、物語に沿う言葉では「キセキ」になります。キセキは奇跡ではなく「軌跡」なんですが、この言葉ではポヤっとしててもっと明確にいえば「足跡」という言葉ではっきりすると思います。
尤も『青空Jumping Heart』がそのまんま答えだったんですけど!
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劇中のAqoursのテーマ「輝き」のこと
千歌ちゃんは輝きの正体を千歌ちゃん以外はみんな気づいたんですよね。
果南ちゃんは優勝という形で足跡を残したから「ずっと残っていく、これからも」と答えました。
浦の星がなくなる足跡を残したくなかったから、言霊すら残したくないから黙る善子ちゃん。一方で、善子ちゃんの気持ちも分かった上でそれも足跡なんだと善子ちゃんに一緒に戸を閉めることを命令するマルちゃん。思わず泣いてしまったルビィちゃんだけど笑顔で最後の足跡を残すことを決めて図書室の戸を閉めたんだよ。
曜ちゃんは、大好きな千歌ちゃんを取られて梨子ちゃんやAqoursのメンバーにむかついたことは青春の1ページ。そんなのまるっとひっくるめて梨子ちゃんのコトが最初っから好きだと告白で気持ちに整理をつけたんだよね。「みんなと一緒に過ごせて本当に楽しかった」「うん。楽しかった!」と1年足らずの凝縮された色んな出来事にしっかり足跡を残したからこそ言えるんじゃないかな。
果南ちゃんとダイヤちゃまは鞠莉ちゃんに感謝状を渡すシーンがすごく好きでした。鞠莉ちゃんが帰国して帰れ!顔も見たくないなんて言われたけど彼女がいなかったら
足跡すら残っていなかったから。しかし鞠莉ちゃんが賞状を貰うことを躊躇してしまいます。彼女が躊躇した理由はこの賞状をもらったら最後の
足跡になる、もっと
足跡を
残し続けたかったと考えたからなんだと感じたら、本当に泣けてきました。
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千歌ちゃんの「輝き」
千歌ちゃんが最初に飛ばした紙飛行機は最後にどこに着陸するんだろうってずっと気になってました。着陸地点は学校の屋上。ここに来れば答えは分かるよって言いたげな紙飛行機。こここそがあらゆる足跡の
原点。千歌ちゃんは自分を「嘘吐きだ」と評しました。本当は千歌ちゃんは気づかない振りをしていたのかもしれません。泣かないって決めた手前もあるし、千歌ママの娘評「(わかった)振りをする」というのが複合してるのかなって。
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リベンジ
1期13話で劇中のAqoursは予選敗退という失敗をしましたが、アニメの制作サイドも失敗をしました。制作は絶対に失敗したなんて言わないけど。1期からかなり泣きっぱなしでしたけどw、1期13話は泣けるどころか置いてけぼりを喰らった気分でむしろ不快でした。1stライブで救われたとかいうAqoursファンも少なからずいますけど、ボクは一貫して、劇中のAqoursが伝えたかったことを制作サイドが監督脚本含め自分たちで考えておきながら明確に理解しきれなかったんだと思ってます。もっと哲学的にラブライブ!って何だ?ってところから含めてみんなで見つめ直したのではないかな。
1期13話も2期13話もストーリーの流れとしては同じなんですけど、全く別モノのように仕上がりました。
2期13話は1期13話のリベンジなんだと思います。その結果が『WONDERFUL STORIES』であり1期からのAqoursの衣装たちなんだと思います。足跡の凝縮で1期から欠かさず見てきたことが歌と影像によってジーンとくるんです。無印の2期12話のμ'sの『KiRa-KiRa Sansation!』はその当時観て聴いて思ったのは彼女たち足跡がしっかり凝縮されたことがちゃんと歌詞に乗っていて、あまり期待されてなかった1期1話から順番に見てきて彼女たちのやってきたことや物語を思い出したら泣けちゃうのよ!
ファンが見たかったのは寸劇じゃなくて歌とダンスのラブライブ!なんです。寸劇にしたことが、言葉が悪いですがただの総集編に成り下がった1期13話の失敗だったんだと改めて感じました。LVで1stLoveLive!を観てましたけど寸劇と『MIRAI TICKET』の関係性が理解ができないからそこに感動はなくてラブライブ!サンシャイン!!の数あるAqoursの曲の1つでしかなかったです。特別ではなかったんです。強いて感動を挙げるなら寸劇パートは人間がやることで俄然面白くなるっていうことが分かりました。ああいう寸劇はアニメでキャラを動かしただけでは伝わらないからつまらないです。『MIRAI TICKET』よりも『想いよひとつになれ』の方が各キャラの足跡とかメンバーに対する想いや思いやりがガッツリ歌詞に乗っていてこっちの方が今でも素直に感動できる曲かな。だから『未熟DREAMER』、『想いよひとつになれ』はボクの中では評価は変わりません。ここに『WONDERFUL STORIES』が入り込んでくるですよ!
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最後に
12月に入ってからえらい間延び感が酷くて、2期最終回大丈夫かなって思いましたけど杞憂でした。ホントずっと応援してきて良かったなって思えた最終回でした。一緒に盛り上げてくれた沼津の人に対する感謝の念もあって本当に良かったです。
Posted at 2018/01/04 22:37:32 | |
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ラブライブ!シリーズ | 日記