またたびくんはダイヤ激推しのブログ一覧

　ニジガクのライブ3公演を通して見ていました。

　1日目は昼夜2公演で、セトリは実は同じ。昼公演はAqoursちゃんのキャストが何名か見ていたようです。ボクが想像するに①無観客公演の雰囲気を見たかった②単純にニジガクちゃんのファンである　なんだと思います。①は「LOST WORLD」で無観客ライブをするので見ておかないといけないという仕事としての部分、②はAqoursの2ndLiveからずっと帯同していたようなので仲はいいんだと思います。

　1日目は3rdアルバム『Just Believe!!!』と各ユニットのナンバーを披露していきます。これの見所はセトリで、全体9→シングル→ユニット→キャラ3→ユニット→キャラ3→ユニット→キャラ3→キャラ1→全体10　という流れ。観てる側の想像の上を行くすごい演出をかましてきました。圧巻はアンコール。寸劇上の演出ではしお子の提案ということになりますが、1stアルバム『TOKIMEKI Runners』から各キャラ曲のスクスタサイズ（1コーラス）をメドレーで綴るというもの。今回も投票による誰かが歌うと思っていたので、持ち歌が少ないニジガクならではのアイデアの勝利！　最後はJust Believe!!!で締めるという、演出家は天才か？！って思ってしまうくらいの内容の濃いライブでした。いくつかの曲ではプロのダンサーが2名付きます。実は1stの時のアンケートで「ソロで歌い続けるのは殺風景なので、できたら控えてるニジガクキャストをバックダンサーにしてもいいんじゃないか」という意見を書きました。なんか意見を聴いてもらえたようで……　賛否両論かもしれないけど、ダンサーがつくとキャストのダンスレベルのアップが図れるし、観てて様になる。

　1日目のサブタイトルは「Brand New Story」で、2日目のサブタイトルは「Back to the TOKIMEKI」。セトリは変わるよというのはすでにニジガクちゃんから告知はあったので、きっとアンコールが2ndアルバム『Love U my friends』からくるのだろうと考えていたらこの想像すら意図も簡単に外してくる。2日目はもえぴと仲のいいひーちゃんが観ていたようですね。

　トキラン10からスタートでしお子→キャラ3→キャラ3→キャラ3→ユニット→ユニット→ユニット→LoveU10→ジャスビリ。キャラ曲は1stアルバムから。1stライブと同じかというとまた異なるセトリ。Love U...も10人版での披露。この時点で3時間近くアンコールはないと踏んでいたらアンコール。アンコールはトキラン10。ここでサブタイトル「Back to the TOKIMEKI」を考えると、最後のアンコールのトキランはニジガクちゃんとして初めてのイベントである品川を思い浮かべてのもの。1stライブから品川へ巻き戻すという意味だったんです。このタネがわかった時の爽快感。あっぱれです。

　1日目と2日目でセトリが大きく異なりますが、1日目は同じセトリを2公演で隙間なく埋められていたというのに対し、2日目はMCが多く、キャラに対する想い、練習中のこと、ユニットについてもMCがついていてユニット自慢と苦労話など聞き応えのあるものでした。

　全力疾走だと思います。AqoursとSaint Snowで開催された函館ユニットカーニバルと同じ。あの時、Saint Snowに当てられたのはSaint Snowちゃんの全力疾走で挑んだライブパフォーマンス。1ユニット当たりの曲数が少ないのにAqoursちゃんはいつもどおりやっちゃったんだよね。あの差は歴然。ニジガクちゃんも同じで一人で演じる曲数が少ないが故に一曲入魂で挑んでくるパフォーマンスは観てるこっちはいっそ清々しい。Aqoursちゃんのライブで一曲入魂でやったらバテて怪我をするから同じことは絶対にできない。それぞれの良さを活かしたライブというものがあり、Aqoursちゃんの場合は集団で精度の高いライブをしっかり行うのが至上だと思います。そもそも比べることができない。ハンマー投げと野球はどっちが強い？というようなものだから。

 

　「Say Good-bye 涙」を歌っている時のあぐぽんの表情が非常に印象的で、目がキリッとして自信に満ち溢れていました。歌唱力も1stライブから比べても格段によくなっていました。あぐぽんの根っからのアイドル愛というのは溢れていてどことなしに手を差し伸べてあげたくなる不思議な気持ちにさせてくれます。2日目の「夢への一歩」も一歩々々着実に踏み締めているような目をしていて一皮向けたリーダになったと思いました。なんというか、あんちゃんを見ているような感じに近いです。

　今回、マモノに呑まれたのはまゆちだったのかもしれません。1日目の昼公演、かすかすが勝ち取ったシングル「無敵級＊ビリーバー」がキャラ曲の1番バッター。誰もいない空気に呑まれたのか、歌詞が飛んでしまったんです。ここからが逢田さんとは異なるところで、逢田さんはここで総崩れしてしまいますが、まゆちはなんとか持ち直したんです。泣き崩れることもなく。逢田さんはこの公演は観ていたのですが、胸が締め付けられるような思いで観ていたのではないかと思います。ライブでの失敗はライブでしか返せない。夜公演では気合が入っていて歌い切った後小さく「よっしゃ！」としていたのが印象的でした。2日目も喉の調子がよくなかったのかむせるところが数カ所ありました。2日目の総括MCで泣き崩れちゃって、納得いかなかったよね……　ボクも一緒になって泣いてしまいました。

　相変わらずMCにおける「アミューズの狂犬」と歌唱中の「大女優」のギャップがすごい。背丈はにゃーより小さいんだけど、体全体を使って大きく見せるダンスは見所満点。見入ってしまいます。MCにはいると「大女優」はどこいった！？ってなりますが、場をしっかり盛り上げてくれる口達者で、ちょこまかしているところはニジガクちゃんのマスコットって感じがします。

　1stライブやフェスで圧巻のライブを魅せてきたみうたん。ニジガクちゃんとはこうだ！というパフォーマンスを魅せた一人です。1日目に関しては鳴りを潜めた感じがしました。明らかに喉の調子が悪そうで、音程が合わなくて調子が外れたような感じでした。聴いていてちょっと辛かったです。ダンスは他のメンバーとは一線を画すものでした。みうたんがえらいのはそんなのどっちらけで楽しんだもの勝ちだと言わんばかりに歌い切ってしまうところなんです。2日目は「Starlight」でボクの知っている完璧なパフォーマンスをしたみうたんでした。ライブを何度もやってきてる方なのでこういう時の対処は強いです。

　今回、最も成長著しかったのがなっちゃんだと思います。1stでもフェスでも「めっちゃGoing!!」で半分くらいのところで息切れで、後半は息絶え絶え。明らかに体力不足で思ったようなパフォーマンスが出来てませんでした。今回のライブ、相変わらずダンスが激しく、プロのダンサーと踊らないといけない。ところが体力がしっかりついてて疲れない！　「楽しいの天才」はラップで歌うのですが、息に詰まることなく調子よく言葉が紡がれていく、さらにダンスもプロと一緒にちゃんと踊れている。最後まで息を切らすことなく歌い切るんです。よく見ると、足は細く少し筋肉質になってるし、元から細い子でしたけど全体的に締まった体つきになっていて、変わった！って思いました。2日目の「めっちゃGoing!!」も余裕で歌い切る頼もしさ。

　飛ぶ鳥落とす勢いのあるあかりん。安定の一言に尽きます。飄々とした感じはありますけど、ラブライブ！に対する熱い思いはMCで強く感じました。他のメンバーと比べて忙しいので、レッスンが遅れ気味になることを非常に気に病んでいてちょっと泣きながら申し訳ないなんて言ってましたけど、本業で忙しいことはいいことだし、元々ニジガクちゃん全体として即戦力として期待されて抜擢されていることを考えてもみんなで助け合うというのは当然よ。仲間で解決して仲間全体で成長するのがラブライブ！かなって思っています。衣装が魔女っ子かなたでかわいいの一言。

　ヘッドライナーのような責任を負わされることなく、のびのびとパフォーマンスを届けてくれました。衣装が今までのせっつーのような熱い衣装ではなく、可愛さのある衣装。左手にずっとデコレーションした本物の拡声器を持ったままのダンスで見た目以上にキツかったんじゃないかな。ニジガクの中では一番若くて生きがいいので元気なんです。本気を出した朱夏のような元気さというか。あの元気さはあてられますね。MCはこの子の頭の良さが全開ですね。絶対に偏差値の高そうな高校を出てるよね。言葉の選び方とか節々から感じますよ。

　ボクの癒し。顔がまんまるであの天然のアニメ声を聞いてるだけで溶けたスライムみたいになります。今回の3rdアルバムの中では抜群の楽曲「哀温ノ詩」をビジュアル通りに和風衣装でパフォーマンスをします。元々歌が上手い上に、ダンスの経験者というのもあり見惚れてしまいます。ニジガクちゃんの中でも一番背が高く、踊りがダイナミック。8割くらいの成功率の扇子をくるくる回すところは1日目の2公演ともしっかりこなしました。2日目の総括MCで観客がいない中でパフォーマンスをしなければならないことが怖いと吐露し泣いていました。これからAqoursちゃんが目の当たりにすることなんだよなあ。まゆちもこれに当てられたんだと思います。

　この子の何がすごいって、りな子の声で破綻なく全部歌い切ってしまうこと。「アナログハート」のダンスに限らずりな子のダンスはどれも可愛いんだけど、可愛い声にあのりな子の声がそのまま乗ってくる快感。感心を超えて感動すら覚える。それでいて、ちぇみーは自分に対して厳しいから絶対に満点をつけない。まだカイゼンできるところがあると考える意識の高さはちぇみーの魅力かな。MCはめちゃくちゃいいこと言ってるのに、話をまとめるのが下手wなところでちょっと損してる感じはするかな。がんばろう。

　10人目のニジガクちゃんメンバー。入部の経緯はスクスタに譲るとして、スタァライトからずっとチェックしていたもえぴ。しお子は誰って調べてるともえぴであることがわかった時にテンション爆上げw　メンバーになるのかどうかわからないままもやもやしてましたが、ニジガクちゃんと和解→加入で人生勝ったと思いましたよw　スタァライトの舞台で近く（それこそ数メートル前）で見た時にめっちゃ可愛くてドキドキ。曲は和テイストのロックで生徒会ダンサー2名付き。1日目の昼公演のMCで客席からニジガクちゃんのパフォーマンスを観て、3年越しでラブライブ！の舞台に立てたことで感極まってしまい泣いてしまうんです。もえぴの涙を見て思ったのは若手の声優さんにとってラブライブ！は特別なんだって。Aqoursの2ndは見てないかもだけど3rdは見てる可能性は高い。何ていってもスタァライトやアミューズの朋友であるひーちゃん（ひなひな）がSaint Snowとして出ていたのでニジガクとして招待されていなくてもひーちゃんの紹介で見ていたと思います。

　ユニットはずっとQU4RTZを推していましたけど、推しててよかったと思いました。ライブで4声のパワーを見ました。もともと歌が上手い上に、全員アニメ声で歌うからハモった時の和音が決まるんです。ただ上手いだけだとただの合唱団だけど、アニメ声になることで音に不純物が混じって化学反応が始まるんですよ。初期のAqoursちゃんの君ここのCDなんかはアニメ声無視して普通に歌ってしまったから、揃いすぎて「うーん……」ってなった記憶がありますが、今は千歌声だったり果南声、鞠莉声、ルビィ声とか不純物になるようなものが入り混じるようになってライブでの声のパフォーマンスが格段に良くなってるんです。

　この日は年休を取得済み。松本から沼津に行きました。経路は国道19号→国道20号→国道358号→国道139号→国道1号です。

　この日は前日よりヤバい。精進湖、本栖湖のあたりから雨脚がおかしくていつ通行止めになってもおかしくない降り方。前が見えないのでリアフォグもつけて対応していました。富士市の街中まで降りてくると天気は回復。蒸し暑くなってました。

　車は北口のBiViの駐車場へ。Premiumショップに行ったらさすがに月曜日の真昼間で誰もいなくて、拍子抜けになるくらいにはゆっくり見て、ブラメロダイヤちゃんのシートベルトカバーと夏まつりの代わりの千歌ちゃんのポスターを買って帰りました。昼はタンメン専門店に入ってタンメンを注文。八福ほどではないにしても美味しかったです。

　1時半には沼津を発ち、いつもの国道1号→箱根新道→小田厚道路→国道246号で東京に4時ごろ帰ってきました。