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2017年12月27日 イイね!

カタログもコストダウン。




どうも(*^^)v

今回もカタログのアップと行きます…

ってコトで…



B15サニー前期 一部追加モデルです♪

B15は車検整備で触るコトが多かったですね~(笑)

コレが丈夫で壊れなかったんですわ…見た目のコストは全然掛かって無かったけど。

さて…そんなB15サニーは1998年にデビューしています♪



当時は「新世代プラットフォームが…」なんてCMでやたらと流していたのが印象的。

安全性や環境性の向上を大々的に謳ってまして、確かにソレも間違ってはいませんが、各車のプラットフォームを共通化させて、コストダウンを行うのが本音でしょう…(苦笑)

MSプラットフォームという種類なんだそうです。

また、このB15型では、久々の本格的スポーツモデルであるVZ-Rがラインナップに加わったのも大きなポイント♪

ちなみに今回のカタログはディーゼルモデル追加後のもので、2000年5月のもの…

なんですが、表紙のデザインは1998年10月のデビュー時カタログと殆ど変らないんです…が…

表紙の紙の質が全然違うのです…(苦笑)

デビュー時のものは表紙に光沢紙を使い、表紙にある車名のロゴも凹凸があり金箔を貼った高級車っぽいものなのに、今回のカタログはただの紙な上に、サニーのロゴも平板でタダのグレーの印刷文字になってます…(汗)

まぁ…確かにこの頃の日産の台所事情は破産寸前だった訳…ですが…

カタログまでコストダウンしてたとは…(苦笑)




ってコトで、バンパーモールも無塗装なのが地味さを一層増してる上に、本気で新開発プラットフォームを使用したのか分からない位にガチガチに保守的なスタイル…(苦笑)




ただ、ソレでもドアパネルはプレスドアになっていて、それなりにコストは掛かっています。

ライバルのカローラが、この後にNCVになって一気に新世代のファミリーカーという感じになったのに、サニーは良くも悪くも旧世代感がより一層漂うようになってましたね…(^_^;)



当時より、カーナビの純正装着率が向上してきたのに従い、センターコンソール上部も、純正ナビ対応形状になったのがインパネにおいては最大の特徴ですね(*^^)v

チョットこのグレー系のセンターコンソールパネルは小キズが目立ったハズです。



シートはとにかく平平凡凡としたもの。

ナゼかこの当時の純正シートってどのメーカーもこんなデザインの生地が流行ってましたよね…(汗)

もっとエレガントでいいとも思うんですが…(苦笑)


さて…そんなB15サニーに搭載されるエンジンは全部で5機種…



QG15DE…直列4気筒1500ccツインカム、105馬力、13.8kg-m。

シリーズ最量販エンジン。至ってフツー。んで壊れない。

QG13DE…直列4気筒1300ccツインカム、87馬力、11.5kg-m。

さすがに性能的にはややツライか…(苦笑)。んで壊れない。

QG18DD…直列4気筒1800cc直噴ツインカム、130馬力、17.7kgt-m。

多分結構レアかと…しかしこの時代の直噴はスロチャンにカーボンばっか溜まってしまうような記憶です…(苦笑)



YD22DD…直列4気筒2200ccツインカムディーゼル、79馬力、16.0kg-m。

スターター交換がメッチャしやすかったイメージしか無いです…20分あれば交換出来たクルマです…(笑)

SR16VE…直列4気筒1600cc可変バルタイ付ツインカム、175馬力、16.5kg-m。

シリーズ最強のスポーツエンジン♪

確かに速いんですが、意外と回転フィールはマイルドです。



これらに組み合わされるミッションが、1800を除き、5速マニュアルと4速オートマ。

1800はハイパーCVTという…

ハイパー(に壊れる)CVTだったりします…(汗)

コレはサニーに留まらず、当時の1500cc~2000ccの日産車に各車ウリの機構として搭載しまくった揚句…故障が連発した悪夢のCVT…(汗)

リバティではCVTジャダーが多発し…

セレナではステップモーターが壊れ変速せず…

アベニールでは金属ベルトが切れ、工場内でミッション内から煙が噴き出したり…

何回載せ換えたコトか…(苦笑)

とにかく各車片っ端から壊れてた印象しか無かったハイパーCVTシリーズ…

今も現役の個体を見たりしたら、ナゼ走ってるのか疑問に思う位に奇跡だと思ってます…(笑)

まぁ…その後のエクストロニックCVTが壊れなかったのを考えると、十分に後の礎になったのだと思いますね~。

こんなミッションの数年後にムラーノやティアナの3.5リッターにCVT載せてる訳ですから凄いもんですよ(笑)



足回りに関しては、フロントがストラット、リアがマルチリンクビームでして、B14とそんなに変化してない印象です。




安全性で言いますと、今のクルマでは当たり前ですが、当時のクルマでこのクラスにもアクティブヘッドレストを入れてきた辺りは当時こそ斬新に思えたもんです。

後に構造を知った時は余りのアナログな仕組みに唖然としたもんです…(苦笑)

まさか背もたれに入れた板とヘッドレストが繋がってて、衝撃で背中が板に当たると、テコの原理でヘッドレストが前に出てくるとは思わなんだ…(爆)


さて…装備としては、実はそんな目立ったモンがありませぬ…



当時としては、助手席のシートバックに買い物フックが付いてるのは珍しいかなと…(笑)

便利ではあります(笑)




まぁ…自分としてはVZ-Rが設定されていたのが最大のトピックでしょう(笑)

チョット硬派で通好みなセダンって感じで好きでした(*^^)v



ウッドのコンビハンに専用の穴あきヘッドレスト、シートは配色を変えてるだけでフツーのモデルと一緒。

けど純正アルミも入ってるし気合いも入ってたのに…

312台しか売れてないという事実。

特別仕様車でもなんでもない、カタログモデルでコレです…。

この時代はシビックタイプRがいたからなぁ…(汗)

フツーに下取り考えても当時の人なら何も考えずにソッチに行くよねぇ…(苦笑)

今だったら絶対数が出てるハズ…もうこの値段でこんな内容のセダン出てきたら独壇場でしょう(笑)




んでもってボディカラーは全部で5色。

やっぱり全体的に地味ですね…(^_^;)

せめてKH3の黒か、732のブラックパールを入れるとまた違うんですが…(苦笑)

さて…そんなB15サニー…時代の流れはこのようなセダンをメジャーなクルマとして受け入れられるには苦しい状況になっておりまして、2004年に長年のサニーという名称に幕を閉じました。

確かにこの後継となるC11ティーダ及びラティオは、サニーのような硬派さは和らいだものの、パッケージングが凄く良かったコトもあり、コレが結構売れた訳で…(^_^;)

この辺りもこの数年で改めて見直されるモデルになるんじゃないかと思ってます(*^^)v
Posted at 2017/12/27 21:02:38 | コメント(12) | トラックバック(0) | カタログ~日産~ | クルマ

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