先日、ホンダコレクションホールでじっくりバイク、自動車の歴史を見させていたこともあり、最近私はプロジェクトXに、はまっています。
その中で、日産に吸収合併される前の最後のレース「第3回日本グランプリ」に挑戦した「プリンス自動車」の奮戦を物語った「ラストファイト 名車よ永遠なれ」
とてもいい話でした。
チューニングされていない市販車で日本グランプリに惨敗し、経営の危機に陥ったプリンス自動車。
スカイラインを開発しながら、第2回日本グランプリでポルシェ904に惨敗し、またまた経営危機に陥ってしまったそうです。
日産と吸収合併が決まり、最後のレースとわかっていながら、挑戦を続けたプリンス自動車。
3連キャブレターやドライサンプ方式のオイル循環、DOHCの新型エンジン。
そしてプリンスR380の誕生。
チャレンジする自動車会社はすごいなぁと。
第3回日本グランプリで新型ポルシェ906と戦って、優勝します!
スタジオでR380に乗る、元プリンス自動車のエンジニアの櫻井 眞一郎さん。
エンジンを掛けた瞬間、レーシングエンジンだとわかる拭け上がり!
GR8型エンジンは時を越えても、素晴らしいエキゾーストノートと存在感を表します。
櫻井 眞一郎さんがスタジオ内でGR8型エンジンスロットルを煽り、同じ元プリンス自動車の青地 康雄さんへOKサインを出してました。
「職位の階段が壁にならない」
「若い人がアイディアを出して、失敗してもかまわない」
「自由にやらせてくれる会社だった」
「お金が無くたっていいんです。あのプリンス自動車に帰りたい」
「あれだけ燃えられる条件に、また自分を追い込みたい」
櫻井さんの言葉に重みがありますね。
2011年にお亡くなりになったとのこと。
残念です。
GR8型エンジンから生まれたS20エンジン。
あの甲高いエキゾーストノート。
宝石のようなエンジン。
またサーキットでS20エンジン音、聞きたくなりました。
Posted at 2012/08/22 23:26:16 | |
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