杉並にあります「杉並アニメーションミュージアム」。
西荻窪の駅から徒歩10分ぐらいのところにありました。
オバケのQ太郎の「ラーメンの小池さん」のモデルになった鈴木 伸一さんが館長を勤める博物館です。
日本のアニメの創世記を支えた人。
あのトキワ荘にもいらっしゃった方で、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎、藤子不二雄(A)、赤塚不二夫、つのだじろうさんたちと、アニメーション製作会社「スタジオ ゼロ」を立ち上げた人です。
「ブラックジャック創作秘話」の中でも、手塚治虫さんとの親交が描かれていました。
日曜日、時間がありましたので、久しぶりに東京観光です!
こちらの建物の3階と4階部分がミュージアムとなっていました。
企画展もやっていました。
鉄腕アトムの1963年の第一話もシアターで上映されているとのこと。
スタジオゼロも、鉄腕アトムのアニメ製作を携わっていたそうです。
入場料無料もうれしいところ。
オヤジの財布にもやさしいミュージアムです(笑)
あの「機動戦士 ガンダム」で有名な富野 由悠季監督の机を再現していました。
机の上のガンプラがまたいいです!
タイムウォッチ片手にタイムキーパー!
監督の机の雰囲気がムンムンでてました。
なんと!今、アニメのセル画は液晶タブレットで書いているんですね。
昔は紙に書いていて、何枚か重ねながら絵の動きをチェックして、最終的にセル画に実線をトレースしていたと思っていたのですが、実線もタッチペンで書いていたとは!
いやー、初めて知りました。
ちなみにこれは、「ワンピース」のルフィの表情を描いています。
サラサラっと描いちゃうアニメーターさん。
すごいです。
別の部屋では、「ライトボックス」と呼ばれるトレース台を使って、トレース紙に絵を描けるところもありました。
描いた絵をパソコンに取り込むようです。
絵が好きなお子さんでしたら、興味深々なんでしょうね。
鈴木館長さん直筆の「ラーメンの小池さん」も登場してました(笑)
前に行った「東映アニメーションギャラリー」で見た「オオカミ少年ケン」のフィギャア!
ここにも現存していたとは!
昔は立体の模型を作って、それを絵にするという方法がされていたそうです。
その時のものでしょうか?
タイムボカンにガッチャマン!
タツノコプロの全盛時代ですね。
日曜日の夕方はタイムボカンシリーズでしたもんね(笑)
ルパンはやっぱり緑色のスーツが一番似合ってますよね!
不二子ちゃんもこれは、宮崎 駿監督が、ルパン三世の第2期で2回だけTVシリーズの監督をした時のコスチュームでした。
「死の翼 アルバトロス」と第2期の最終回「さらば愛しきルパンよ」。
この「死の翼 アルバトロス」に出ていた不二子ちゃん。
宮崎キャラの雰囲気ムンムンです!
ルパン三世の第一期の一番初めのオープニング、やっぱりこれですね!
チャーリー・コーセーの歌声も痺れますねぇ(笑)
ミュージアムの中央のおおきな柱には、アニメーター、声優さん、漫画家さんの寄せ書きゾーンとなっていたました。
ちばてつやさんの「あしたのジョー」とも会えるなんて。
鈴木 伸一さんの自画像や、手塚治虫さんとの再会のひとコマも。
ちょっと泣けてきました。
企画展の方はスタジオゼロの歴史やゼロで作成していた鉄腕アトムの原画もありましたが、こちらは写真撮影禁止だそうで。
シアターでしっかり、鉄腕アトム、第一話拝見してきました。
入場者も少なくて、ゆっくり見ることができますよ。
皆さんもよかったら、ぜひ!
Posted at 2013/06/09 19:21:59 | |
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