今年で2回目となる「Sound of ENGINE」というイベント。
去年のイベントにも参加しましたが、大好きだったころのF1マシンが格安の入場料金で、ゆっくり見られるこのイベント、とてもいいんです。
今のF1レースなんて、興味があるのはホンダのパワーユニットの活躍ぐらいで、何万もするチケット買って鈴鹿に来ようなんて、全然思わない。
ごひいきさんもいないし(笑)
SUPER GTやスーパーフォーミラーの方が、入場料金安いし、応援するチームもいますし、こっちの方が良いですもんね(笑)
秋の鈴鹿、1990年のF1を見に行ったことを思い出しました(笑)
たまたま通りかかったら、中嶋さんがサーキットからレジェンドで出てくるところで、ファンに囲まれて、レジェンドが押しつぶされてましたし(笑)
私たちは友達とサーキットに前泊して、捨ててあった段ボール拾って、サーキットで野宿(笑)
今ではいい思い出です。
さて、今回、是非見てみたかったのが、1975年製のフェラーリ312Tなんです。
もの凄く小さなマシンに、3リッター水平対向12気筒を積んだマシン。
あの「生ける伝説」ニキラウダが、初めてワールドチャンピオンになったマシンなんです。
当時は510馬力も出ていたそうですから、まさに「走る棺桶」。
当時のF1では死亡事故が多かったのも、よくわかります。
この312T、今回の「Sound of ENGINE」のタイトルスポンサーになった、リチャード・ミレさんの個人所有だというから、また凄い!
完璧にレストア、整備されていて、朝一番の練習走行から、ストレートではエンジン全開!
他のF1マシンと引けをとらないスピードで走ってました!
あの1975年製のキャブレター仕様の水平対向12気筒が、ミスファイヤーのせずに綺麗に、吹けきってました!
本当に美しいサウンドでした。
黒いJPSカラーのロータス97Tルノー。
このマシンも完璧にレストアされてまして、1000馬力ターボのルノーエンジン、綺麗に回ってました!
2015年のスーパーフォーミラーチャンピオンの石浦選手のドライブでしたが、とても丁寧!
Hパターンのマニュアルシフトのマシンなのに、シフトチェンジがとてもうまい!
さすがチャンピオンだなぁ。
手前の1992年製、ベンチュリ・ラルース ランボルギーニは片山右京さんのドライブ予定でしたが、ここ鈴鹿に来てから故障してしまい、出走できす。
昔のF1マシン、出走直前で調子を崩すことはよくあります。
ブルーのマシン、ティレル006。
これもリチャード・ミレさんの個人所有なんだそうです。
こちらも調子を崩して出走中止。
中嶋悟さんと、息子の大佑さんはティレル019に乗るんですが、なんとティレル019、2台もエントリーしています。
走れるティレル019が2台も日本に!
ということで、デモレースのフォーメーションラップ開始なのですが、エンジン始動から、フォーメーションまで時間がかかってしまい、ウルフ WR1はリアから冷却水を吹いてしまってました。
中嶋悟さんもティレル019も、水温が上昇して、あわててピットクルーを呼んでいましたが、なんとかスタートできてました。
そしてスタート!
ポールは石浦選手のロータス97T。2位スタートは、息子さんの中嶋大佑さんがドライブするティレル019。
後方からは
、「速いティレル019が俺のクルマだ!」と豪語していた、中嶋悟さんがドライブするティレル019が、怒涛の追い上げを(笑)
御歳63歳の中嶋悟、他まマシンをゴボウ抜きして、息子と石浦選手も、スパっと?抜いてあっという間にトップに(笑)
夢に見たティレル019、ワンツー体制が、2016年の鈴鹿で見れるとは!
しっかし、中嶋さん、あのパワステも付いていないマシンをねじ伏せて、かなりアクセル踏んでいます。
中嶋さん、ユンケル1ダースぐらい飲んじゃったの?
中嶋悟さん、まだ石浦選手のロータス97Tを抑えて走ってます。
なんてったって、石浦選手は現役チャンピオンでロータスは1000馬力ターボですから(笑)
出来レースだってわかっていても、
千葉から来たオッサンは血が騒ぎますなぁ(笑)
この後、中嶋さんは、ユンケルパワー?が尽きてしまい、レース途中でピットイン。リタイア。
レース後のインタビューで「本当に疲れたよ」とお話されてました。
いやー、これだけでも千葉から来た甲斐がありました!
フェラーリ312T。完璧なレストア。
ストレートで管楽器のような乾いたエキゾーストノート、聞かせてました。
なかなかストレート速いんです!
あのシューマッハが乗っていた1996年製、フェラーリF310B。
3リッターV10エンジン、綺麗に回ってましたが、、、、
なんと312Tがストレートで追いついちゃうんです!
やっぱり水平対向12気筒エンジン、速いんですね。
オッサンちょっと感動。
オッサンのクルマも水平対向4気筒なので(笑) おっと8気筒足らないか。
星野さんたちのトークショー。
長谷見さんも若い!現役時代とかわらないですね。
星野さんは白髪染めてましたが、、、(笑)
長谷見さんのルマンの夜の方がタイムが出るという話にはビックリでして。
また、ルマンで一番危ないのがストレートだ、というのにも納得。
本当にレーシングドライバーって命がけの仕事なんだなぁ。
寺田陽次郎さんは今回、マツダ787B、1991年のロータリーエンジン最終年のルマンで優勝したマシンをドライブすると言ってまして、「ストレートは全開で行きます!」と言ってくれました!
長谷見さんは、スカイライン スーパーシルエットで、「火を吹く!」と豪語!
楽しみです。
中嶋悟さんも、トークショーに参戦!
しかし貧乏ゆすりが、、、、(笑)
寺田陽次郎さんドライブのマツダ787B。
4ローター2600ccのエンジン、甲高い素晴らしいサウンド!
長谷見さんも見づらいですけど、予告通り、火を吹いてました(笑)
長谷見さんもエンジンもブーストも全開!
人もクルマもまだまだ現役(笑)
帰りは、みんともさんの、お元気そうな顔を拝見させていただいて帰宅。
帰りもアイサイトのオートクルーズとアクティブレーンキープで、高速道路も楽チン運転。
アイサイトで勝手に前車との車間距離を確保してくれて、ハンドルアシストもしてくれる。
これがあれば鈴鹿日帰りも楽ですなぁ、、、と思ったら!
東名、御殿場から横浜町田まで事故渋滞で3時間以上!
御殿場から下道で町田まで行きましたけど、こっちもやっぱり3時間はかかってしまいました。
みんな考えることは同じなのね(笑)
でもアイサイトのオートクルーズは、渋滞時に威力を発揮します。
テレテレ走って、前のクルマが止まれば、こちらも自動で止まってくれるし。
前のクルマが発進すれば、「先行車発進」を教えてくれる。
アイサイトが無いと、クルマに乗れないカラダになっちゃう(笑)
あっエーダブ君は、エーダブ君でいいとこありますし。
久しぶりに満喫、おなかいっぱいの日曜日でした。