黒ＡＷのブログ一覧

先日、第一ターミナルに配車となりまして、第一ターミナルでお客さまを待っていたところ、、、

高校生ぐらいの外国の女の子が、トコトコ歩いてきました。

南米の女の子かな？

タクシーの配車係の方は英語や中国語が堪能な人でして、その方とお話しても言葉が通じない様子。

その子はスマホを取り出して電話をして、電話の相手と配車係の人と話させてました。

配車係「うーん、場所はわかりましたけど、タクシーで行くと５万ぐらいかかりますよ、大丈夫ですか？」

おっ　そんな遠くまで行くの！　ラッキー！

と思ったんですけど、どう見ても未成年だしお金持ってるようには見えない。
クレジットカードも持ってるように思えない。

空港からは地方への高速バス、かなりの本数出ているので、英語が通じれば、格安の高速バスで行けるのに。

配車係の人と電話の相手は、ずっと話している。

５万コースだと栃木県や群馬県まで行っちゃいます。

どうなっちゃうのかなぁと心配していたら、インド系のお客さんいらっしゃったので、私は出発しちゃいました。

あの女の子、日本にいる親戚か知り合いのところに行く予定だったのかな？
無事に目的地まで行けたかなぁと、今でもちょっと心配してます。

先日、夜8時に業務終了。

日報を締めて、さあ帰ろうということで、アイちゃんで帰宅。

畑と牧場の中の田舎道を快調に走っていまして、カーステレオからは「伝説巨神　イデオン」のエンディングテーマ。

戸田恵子さんのボイスは癒されるねぇ。

すると、あれれ？後ろにクルマなんて居なかったのにいつ来たんだろ、、、、？

また、結構まぶしいヘッドライト。

テレテレ走っていると怒られるかな？、と思ってアクセル踏んだところ
「ウー　ウー　前の車、左に停車してください！」

えー、アンタら、ライト上向きしてたでしょ！

くっそーはめられた（怒）。

若いあんちゃんがやってきて、覆面パトカーの後ろに乗れだと。

アイちゃんからは相変わらず哀愁漂うイデオンのエンディングテーマが流れている、、、






高速機動隊の○○です。

ここ何キロ制限だかわかっている？
62キロだから、22キロオーバーだね。
ホントはもっと出てるよ。
人が飛び出してくるかもしれないから、スピード注意してください。

さつまいも畑と牧場しかないのに、何飛び出すって言うんだよ。
あんたら、さっきハイビームで走ってなかった？て言ってやろうと思ったけど、何言ってもしかた無いので、はいはい言っておりました。

だんだん、おっさんの中のイデのゲージがパワーアップしてきました！

おっさん「こんな田舎道でも取り締まりやるんですか？」
　　　　「もう夜なのに」

あんちゃん「はい　いつもやってますよ　(ニコッ)」






こいつら、いつもこの田舎道覆面走らせて点数稼ぎやってんのか！

ムキー！「イデオンソード全開！」

高速機動隊の覆面パトカーこんな道で走らせないで、もっとちゃんと仕事してよ。

空港内の道路で駐車場代払いたくない高級車、いつも路駐してたり、中国人の白タク取り締まってくださいよ。

今日の稼ぎがパァ。

一番やっちゃいけないお金の使い方、久しぶりにやっちまったなぁ。

まあ、タクシーでお客さん乗せてなかっただけでも良しとしよう。

さらばゴールド免許。とほほ。

７月には高校の時の同級生のＢちゃんの命日があります。

毎年、同級生とお墓参りに行っていたんですけど、ここ数年はなかなか都合が合わず、バラバラでお墓参りしてました。

今年も丁度タクシー会社入ったばかりで、土日は出勤。

命日には行けなかったので、いつ行こうかなぁ、どうしようかなぁと思っていたところ、嫁さんから驚きの一言が！

嫁さん「Ｂちゃんが夢で出てきてさ、大丈夫だよ！って言ってたよ」

えーっ　大丈夫ってなに？

嫁さんと相談してみたところ、、、、

○お墓参りに来なくていい、という大丈夫ではないだろう。
　来て欲しいから、わざわざ嫁さんの夢枕に立ったんだろうね。

○仕事が忙しいんだったら命日に来なくてもいいよ、という意味だろう！
　（勝手に解釈）

なんだよ、Ｂちゃん、オレに用があるなら、直接こっちの夢枕に立てばいいじゃん。
あの世に行ってもシャイなんだなぁ（笑）







ということで先日、午後出勤の前に行ってきました。

家で取れたプチトマトをお供えして。

Ｂちゃん、仕事が辛かったら、私みたいに会社辞めちゃえばよかったんだよ。
一言相談してくれればよかったのに。

実家畳屋だったんだから、仕事辞めて家業継げばよかったんだよなぁ。

でも心の病ってそういう判断ができないって聞いたことありますし、難しいんでしょうね。

私、２８年間勤めてた会社、さっさと辞めて、２回も転職しちゃった。

Ｂちゃんが最後に手掛けた現場、毎日仕事で行ってるよ。

また来年くるね。

皆さんもそうだと思うんですけど、私、この年になってちょっと血圧が高いんです。

以前の仕事をしていた時は２００を越えちゃったこともあったんですけど、なんとか薬が効いてて助かってます。

先日、かかりつけの病院に薬を貰いに行ったんです。

たまたま手の指に黒いペンキが付着してまして、洗っても落ちなかったんです。






３０代～４０代の看護婦さんが、血圧を測ってくれたんですけど
私のペンキまみれの爪を見て、、、

看護婦さん「あぁっ　落ちないんですねぇ」

と言って、私の手の爪を触ってくるではないですか！

こっこれは！






田舎のスナックのママさん、高等テクニック「私、あなたのことちょっと気になります」攻撃ではないか！

まっ　まずい！







オレの中の尾獣（血圧）が暴れてしまうではないか！

やるなぁ看護婦、そこを突いてきたとは！






精神集中！

落ち着け！落ち着くんだ、オレの血圧！

いい年のオッサンがそんなことで、うろたえるな！

看護婦さん「１３８の８８ですね（ニッコリ）」

ふぅー　なんとかクリアーだぜ。

もうちょっとで、血圧ぶっとんじゃうとこだった（笑）

しかし、オッサンを手玉にとるとは、恐るべし看護婦さんだった。

タクシー会社に入って１ヶ月、研修終わって、一人立ちしてから２週間が経ちました。

外国からのお客さま、結構私のタクシー、乗っていただくことがありまして、毎回ヒヤヒヤ、ドキドキの連続です（笑）。

たまたま所長の計らいで、前のバス会社で一緒だったＳ先輩と同じ班に入れてもらい、本当に助かってます。

気軽に細かいところを聞ける先輩がいるだけで、こんなに心強いとは！
今度入ってくる新人さんにも同じことができるよう，心がけています。


先日、空港でいらっしゃった外国の紳士。

外国紳士「ハロー　コンラッド　トーキョー　オーケー？」

むむむ、コンラッド東京って、汐留のホテルだったっけ？

新米運転手「おー　おぅおぅ　おーけーおーけー」
　　　　あせってオットセイのように「おぅおぅ」しか言えないおっさん。

大きなスーツケースをお預かりして、ドアを開けて、外国紳士に私のタクシー乗っていただきました。

外国紳士「キミは英語しゃべれる？」
新米運転手「あー　そーりー　あリトル」
　　　　　　オッサン、必殺のオリエンタルスマイル炸裂！
　　　　
外国紳士「わっはっは　でも大丈夫、私も日本語しゃべれないから」
　　　　　（たぶんこんなこと英語で言ったんだろうなぁ）

こんな感じでタクシー発車、東京に向かいます。






実はコンラッド東京、今回行くの初めてだったんです。

事前にストリートビューでクルマ寄せの位置は確認しておいたから良かった！

現地着いたら、凄い豪華なホテルでして、おっさんたまげました（笑）。

外国紳士の方、現金でお支払いしていただきまして、お釣りを準備していましたら、、、、

外国紳士「お釣りはいらないから」

新米運転手「のーのーのーのー！　ぷりーずうえいと！」
　　　　　　えー、結構な金額だから、まずいよ、やっぱり。

外国紳士「大丈夫だから、とっておいて」
　　　　　　（もちろん英語で）

新米運転手「おーぅーせんきゅー　べりーまっち！」

　　　　またまた「おうおう」オットセイ炸裂（笑）
　　　　
タクシー始めて、初めてチップいただいて、恐縮しまくり。

太っ腹の外国紳士をお見送りして、帰路につきました。


空港に戻ってみると、Ｓ先輩と丁度一緒のタイミングでした。

Ｓ先輩、ちょっと元気無い。しょぼーんモード。

Ｓ先輩「たまたまね、近場回るタクシーが居なくてね」
　　　「急いでいるお客さんきちゃって、１回目は近場になっちゃったのよ」

今回私たちの班は遠距離を担当していたんです。
でも、そう簡単にはお客さん回ってきません。
１日１回も乗せられないこともあります。

Ｓ先輩「こういうこともあるよね」

ここは、先ほど貰ったチップを使うしかない！

「昼メシ、行きましょう！」






ということで、お昼は２人で「うなぎ」食べて、パワーアップ！

外国紳士ありがとう。先輩を元気づけることができましたよ！

この日は夜になっちゃいましたけど、私もＳ先輩も２回目のお客さんも乗せることができて、Ｓ先輩もなんとか目標達成。

うーん、トラブル無く、いい１日だった。

久しぶりの「うなぎ」、体に染みました（笑）