6年前の夏、モンデオの車検を通したばかりだけど芽を出してくるマイナートラブルの数々に乗り換えを、と言うことで候補車として見つけたのがスポーツクーペでした。
結果的には案ずるより産むが易しだったのですが、購入の4ヶ月前の自分にツッコミを入れたいと思います。
当方のBlogを読んだことが無い方は、
こちらを読んで
今回元ネタのこちらを読んでから本日のBlogを読んだ方が楽しいと思います。
以下、青太字が6年前、2013年8月の元文章です。
中古車の候補として挙げたメルセデスのガラスハッチクーペ メルセデスというブランドに興味が無かった(自分が乗るようなモンでも無いと思ってた)ので、こんな車種があるとは知らなかったが、どうやら3シリーズコンパクトへの対抗心から設定されたグレードなのだね。4年前にモンデオを選んだ時に、E46のクーペとコンパクトはどうだろうか、と考えた事があったけどメルセデスには気がつかなかったなぁ。
いや、マジで203に2枚ドアが有ったことを知りませんでした。インターネットで情報を得るようになってから、というか、クルマ雑誌に定期的に目を通さなくなってからは、自分に興味の無い車種は、ホント分からない状態でした。
それから暫くして兄がE46のクーペに乗ることになるとは・・・
で、写真だけ見ていても埒があかないので、現車を確認してみることに。モンデオを購入した中古屋に程度の良さそうな前期型のC200が有り、仕事で近くを走る用事があったので飛び込みで覗いてみた。
う~ん、悪くない。というか、凄くイイ。もし年内にモンデオが突然死したら、真っ先にこの車両を買うことになるだろう、と言うくらいイイ個体だった。
屋内でさらっと眺めただけだが、積載能力と車体サイズも営業車として十分だ。車重が重いのは気になるけど、高速などでのシッカリ感は走らせれば凄いのだろう。日本でならGT的な使い方で活躍できると見た。
結果的に年末にはこの個体を買った訳ですが、当時の自分の審美眼は概ね正解で、程度も良いし、積載性と車体サイズもばっちりだし、バビューンと遠方に行って帰ってくる弾丸GT的な使い方では全く問題有りません。自分で自分を褒めてあげたいです。
外観をさらに見ていると、リヤの眺めもエンブレムを外せばメルセデスとは思われない不思議なデザインだ。前から見ればひょうたんライトに癖があるけど、これは見慣れそうな気がするし、何より最近のドイツ車に過剰装備されているフロントマスクの威圧感が感じられないのが良い。グリルをブラックアウトすればさらに地味に見えるかもしれない。横から見るとタイヤとフェンダーのシッカリとした隙間に205/55-16という控えめなタイヤサイズ(モンデオと一緒)も悪くない。
当時のお店の中で、左右にもギッチリ詰められたところで見たのだけど、タイヤハウスのクリアランスとかよく見てたものだと、自分で自分(以下略
しかし、フロントマスクに威圧感を感じられないというのはちょっと間違っていて、一般道でも高速道でも充分にメルセデスの威圧感を発揮しています。煽っていないのに道を譲られる・・・ ひょうたんライトは個人的に”目つきの悪いクルマが多い今の時代になってエレガント”に思えているのですが、どうでしょう。グリルのスリーポインテッドスターが無ければまた違うと思います。
しかし、乗り込んでみると内装は今ひとつなところが目に付く。特にドリンクホルダーが”なんじゃこりゃ?”なギミックで使い勝手悪い形状位置。ルームミラーは自動防眩ではないし、純正のラジオはCD1枚のみだし、エアコン周りのスイッチやインパネ周り、ハンドル周りも見た目が古くさい・・・
ドリンクホルダーは案の定駄目駄目でしたが、慣れていくのね・・・自分でもよく解るわ・・・という感じで、助手席側の深い方はエアコンに連動して、暖かく出来たり冷たく出来たり、というおもてなし?機能に冬の冷たい缶コーヒーがぬるくなり気がついて、ブツブツ文句を言いながらも付いているだけ某フランス車より(以下自主規制
オーディオは当時誤解してました。もちろんCDは入らないでカセット装備の純正AUDIO30です。ハンドル周りが古くさい、と言うか、メルセデスはハンドル径が大きいんですよね。これも慣れました。
故障についてはこのシリーズの4気筒はメンテ所がハッキリしているようだから、壊れるところは情報量が有るので対策は簡単に出来そうだ。整備書やパーツリストも容易に入手出来るみたいで安心。
ボチボチ直しながらガンガン距離を乗って4~5年で乗り捨てる使い方なら、モンデオ同様に信頼性は有ると判断。
このあたりも予想通りでしたわ。ヘインズと欧州のサイトを参考にすれば、どんなマイナーなことでも大概解決しますね。特に国内の部品入手性はモンデオと比べれば雲泥の差、リヤハッチのガスダンパーが注文2日後に入るんですから。
色々叩かれている203系メルセデスだけど、付き合ってみるのも楽しいかもと考えてみたり。
FRというのが冬期間でどうかと感じるが、ESPボタンを見つけたのでまぁなんとか成るでしょ。
203はコストダウンが云々カンヌンと叩かれていましたが、まぁその通りですよ。でも、やっぱりコストがかかっているのです。FRの危惧については、ESPが無かったら即死だった・・・と言うくらい、やっぱ冬場はつらいです。
今回見せて頂いた車両は程度は良いし低走行だし装備も殆ど好みなのだけれど、残念なことに初期型の2L+SC。13年オチで税金は割高になるのは避けたい。もしCスポーツクーペで決めるなら、
部品劣化や故障、そして燃費も考えると、後期型の1.8L+SCの車両を予算内で探してもらうカタチにしたい。 不人気車だけど、中古車は結構出てくるようなのでタイミング次第だろう。
いやいやいや、逆に1.8Lになっている後期型(の生産初期)の方が、エンジンについては故障が多いのよ。他車種やw202で熟成されたM111エンジンで良かったです。
営業車として考えると
suitable
・まさに欲しいサイズのガラスハッチクーペ
・安価な価格帯 程度の良い車両が多い
・GTとしての素質、
・メジャーブランドで情報量が豊富
・ダブルサンルーフ(是非、装備車を選びたい)
・(布)シートの造り
しっくりする点としては概ね正解です。ただしシートだけは及第点はあげられるけど、満足はしていません。
warrying
・部品代
・燃費、オイル等消耗品費
・5AT
・オーディオ
・90年代並の内装
・FR
危惧していた点としては、概ねハズレ。
部品代は色々OEM選べて何とかなるし、燃費も思ってたよりは走っているし、オーディオもAUX付けて解決したし(むしろ、拘ってた6連装CDが壊れても困っていない)
FRと言う事も宮城に住んでいるから何とかなりますね。岩手在住だったら・・・でも兄はずっとベンベのFRで生きている(笑う)のだから、何とかなるのか?
ということで、まぁ色々心配してたけど買ってみたら問題にもならなかったという感じですね。個体のトラブルも少ないという幸運もありましたが、6年前の自分の選択は間違っていなかった。もう少し長く乗り続けたいと思っています。
~本日のまとめ~
・何故今頃になってこんなネタを挙げたかというと、色々と次期営業車について調べている今、スポーツクーペ購入前の自分の考え方を知りたかったから。
・同様に七年使っている仕事メインPC(Windows7のノート)を、更新するべく発注。いやぁ、スペックと価格と色々と調べて悩みに悩みました。今発注しないと消費税が上がりますからねぇ。久々にインテル入ってないPCにしちゃいました。
ノートではクルーソー以来?
・お盆は家族を連れてカミさんクルマで長野の松本あたりまで遊びに出掛けました。行きも帰りも全行程運転手は私、目的地を入力するのはカミさん。やっぱり高速で100キロ巡航している時からのアクセルペダルの応答性が今ひとつしっくりこない。CVTだからか?1.5LNAのトルク不足か?走行後の疲労度も、まぁこちらは家族を連れて安全運転のための気疲れかしら。
・煽り運転
どちらかというと「煽られない運転」も大事だと思います。煽られる人って、周り見ていない人が殆どですね、お盆の高速道でもかなり見かけました。
でも、あの人はちょっと異次元の世界に住んでいるようなので、煽られない運転していても絡まれちゃうでしょうね。
・カローラツーリング
ガラスルーフの設定が無い?だとぉ!?
Posted at 2019/08/21 13:38:24 | |
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