やっと手を付けた、走行充電システムの自作。
今日は最大メンドクサい、フロントパネルの加工をやりますよ。
まずは各スイッチやメーター類と取り付けるための
穴の加工からスタートです。
鉛筆で各穴の位置を罫書いて
ドリルでジグソーの刃が入るくらいの丸穴を開け
ジグソーで角穴を開けて行きます。
左下の部分は
以前やったように大きな角穴を開けて
裏から角穴を開けた5mmのシナベニヤを貼ろうかとも思ったんですが
今回は15mmのアカシア集成材をトリマーで10mm掘り下げて
集成材の模様が繋がったスイッチパネルにしようと思います。
掘り下げてから角穴を開けると細い部分を割ってしまいそうなので
先に角穴を開けてからトリマーで掘り下げる作戦です。
で、この後トリマーで掘り下げたワケですが・・・
頂き物のトリマーの刃は5~6mmほどの深さまでしか掘れず
真ん中あたりから掘り始めて周囲にトリマーが当てられる面を残しつつ
刃の出具合を調整して10mmまで掘り下げて
再び5mmに戻して周囲を1度掘ってから
またまた刃の出具合を調整して残った周囲を掘り下げるという
なかなか難易度の高い加工でした。(^^;
一応周りには新聞を敷いてトリマーを使いましたが・・・
そんなの関係ないレベルで部屋中が粉だらけになったのは
出掛けていた奥さんにはナイショです。(笑
はい、なんとかカタチになりました。(^^;
なかなかの難工事だったスイッチパネル部。
流星号のセカンドテーブルに設置すると低い位置になるので
スイッチ類に何かをぶつけて壊してしまわないように
こうして一段下げておきたかったんですよね。(^^;
スイッチパネルの上には12Vも使えるようにシガーソケットと
シガーソケットに通電してることが判るようにパイロットランプを取り付け。
シガーソケット用にはΦ30のホールソーで
パイロットランプ用にはΦ10のドリルで穴を開け
Φ10の裏側にはパイロットランプの取り付けナットが締められるよう
Φ25、深さ10mmの座繰り加工をしてあります。
コンセント右側にはバッテリーモニターを取り付けました。
こちらは液晶部に何かをぶつけないよう、両サイドにガードを設置。
このガード、実はホームセンターで売られている
木製の引き出し用の取っ手です。(笑
パネルの加工が終わったので、いよいよ電気配線。
今回はリアバンパーからの外部電源給電時に
AC100VとDC12Vがインバータやサブバッテリーに逆流しないよう
「継電器」というモノを使って細工をします。
RVパークなどで外部電源(AC100V)を繋いだ時には
継電器が作動してインバータやサブバッテリーを回路から切り離し
コンセントも天井照明も外部からの電気で賄おうという作戦です。
※実は外部電源を接続した時用に12V10Aのレギュレータが既に仕込んであり
現状も外からのAC100VでDC12Vを作って天井の照明を光らせています。
ノーマルクローズとノーマルオープンの端子位置を良く確認して
各配線の長さを考えつつ取り付けて行きます。
と、ココで足りないものが発覚。
パネルの仕上げ用の水性ニスと14sq用の丸型圧着端子が足りません・・・
いつも木材を買うホームセンターは最近塗料の品揃えが悪くなったので
屋上から黒船仕様のフェリーが見えるホームセンターまで
流星号を走らせ、買い出しに出掛けました。(^^;
帰宅後、フロントパネルに水性ニスを塗りつつ
22sq、14sqという未体験ゾーンの極太電線を使った配線に突入。
いやぁ、ちょっとやそっとでは曲がらんぞ。(笑
メインバッテリーから走行充電器、走行充電器からサブバッテリー、
サブバッテリーから1500Wインバータには最大100Aの大電流が流れるので
電線の容量が足らないと充電/放電時に電線が熱を持ってしまい
最悪は被覆が溶けてショートし、車両火災になってしまうので
22sqというぶっとい電線をがんばって配線するしかありません。
ちなみに写真に写っているヒューズは60Aなんですが
このあともう1個、100Aのヒューズも取り付けます。(^^;
これはなかなか難儀だぞ・・・
今日はこの1本で止めておくか。(笑