
AWドライサンプ化、出来る所からこつこつやろうと言う事でBARNESポンプの外周りのOリング交換しておく。
本音はバラしてハウジングのOリングとフロントオイルシール交換したい所だけどOHキットが手に入らないんで…Oリングのサイズさえ分かればなぁ〜。

以前オクに出てたTRDドライサンプ4AGセット、OHキット2つも要らんだろ!
¥5000くらいなら出すから一個分けてくれw!
一つ手に入ってサイズさえ分かれば後はどうにでもなる。
あと、削りのドライサンプ用ブロックフロントカバーがイカす!

仮組の配管外して…
これほとんどEARL'Sだけど、ホースエンドの値段だけでいくらぶんになるかなw
いや、考えないでおこう。

オイルポンプスタンドあると地味に作業しやすくて良い。

ポンプフィッティング取り外し。
ハウジング側は3/4ORBなんでAN8用のOリングでOK。

フィッティング外してハウジング覗くとこんな感じ。
1インチのポンプだと3/4インチメス穴しか掘れないのが分かる。
AN10だと7/8インチ穴になるから肉厚無くなるから。
ギヤは健全に見えるが、ハウジング内側の磨耗の方をチェックしたいんだよなぁ。
この前作動テストした感じでは大丈夫だとは思うけど。

あとここ。
油圧調整用のアジャストスクリューとロックナットのOリング。
調整時にネジに噛まれ易いとこだが、案の定ボロボロ。

アジャストスクリューの中に入ってる怪しいナット。
これが元々入ってた物なのかが分からん。
スプリングのプリロード上げる為な気がするが、こんなの挟まなくてもスクリュー締めれば油圧上がるんだからはっきり言って意味無いんだが…。

レギュレータースプリングはWスプリング仕様。
純正で高中低の3種類あって白黄赤のペイントがしてあるハズだが、もちろん30年モノのポンプなんでそんなペイントは無い。
元々塗られてなかった可能性もあるが。
このSPがヘタってなくて、ちゃんと使用範囲で調整出来れば良いが…。
こればっかりは組んで回してみるまで確認のしようがない。

スプリングが押してるプランジャー。

奥の左手に見えてるのがプレッシャーアウト側ポート。

リターン側はポート2つあるのが見える。
設定油圧に達するとプランジャーが押し下げられて、プレッシャーイン側のハウジング内にオイルが戻るシンプルな仕組み。

調整式か固定式かの違いだけで、基本はノーマルポンプのレギュレーターと同じ。
ただ!
ノーマルポンプのリターンはクランクケース内の空中にジョボジョボ排出する訳だけど、オイルの流速が速い場合、このポートからクランクケース内のエアを吸ってオイルがエアレーションするとか聞いた事ある。
実際にどうなのかは知らん。
ドライサンプポンプの場合はリターンされる側のハウジング内もオイルで満たされてるんでエアレーションは起きない。

Oリングぼろぼろ。

近いサイズのOリング用意しておいた。
材質はFKM、フッ素ゴム。

ちゃんと収まってるな。
これで大丈夫だろう。
調整でボロボロになっても予備まだいっぱいあるから安心w

ポンプフィッティングにはまってたOリング、断面変形してる。
一個は切れましたわ。

EARL'SのAN8バイトンOリングに替える。

新品Oリングはめてイン側ポンプフィッティング3つ本締め。

シール面がイカレてたポンプフィッティング一つは新品に交換。
BARNES純正じゃないが、AN10-3/4ORBオスオスフィッティングなら問題なし。

ただ、買ったラジウムエンジニアリングのフィッティング、内径がBARNES純正より細い…。
元々スカベンジアウトだったが…

入れ替えて、新品フィッティングはプレッシャーアウトに付けた。
この程度で流量足りなくなる事は無いだろ。
ここは油圧がかかるとこなんで、新品で健全なフィッティング使うならプレッシャーアウトでしょうと。

ポンプのプチリフレッシュ完了。
そのうち何とかしてリビルトキット手に入れて中までOHしたい。

現行ポンプ用のこれ使えそうな気はするんだけどなぁ?
ポンプ本体の締結ボルトが6本から今時な4本に変わっただけで、ギヤ径とかハウジング内側の形状そこまで変わって無いと思うし。
誰か知ってたらコメントでおせーてw
あとついでにこれ、

オイルタンクトップカバーのOリング。
もちろんインチ規格だが、

NOKで一番近いサイズのG115試しに取ってみた。

ちょっと小さいが…

まぁゴムなんで引っ張ればハマります。

線径も大丈夫そうな感じ。
日本でオールスターパフォーマンスのオイルタンク使ってる人!
国内でもNOKで使えるOリングあるから数百円で新品交換出来ますよ!
という、恐らく日本人の誰一人にも必要ない情報でした。
Posted at 2024/05/30 00:16:32 | |
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