ヤル気のあるうちに細々した作業を進めていく事にする。
オイルタンクのトップカバー、3/8NPTのオプションホールが2つある。
片側は前回作ったディップスティックの取り付け穴として使うが、もう片方は普通にベント用の配管を繋げる。
オイルタンク内圧を抜く事がスカベンジのロスを減らす為に大事なんでAN10で引きたい。
この辺りの配管サイズはAREなんかのHPを参考にした。
まぁ以前オイルパン購入時にAREのアームストロング氏とやり取りした際に「4AGならパン→スカベンジは12で引け」と言われたけど、ポンプのフィッティング間隔のせいで10でしか引けないんで理想通りには作れて無いんだけどね…。
で、トップカバーに3/8NPTメスあるなら、AN-NPTアダプター使う訳だが…
ホースエンドと干渉してフィラーキャップが回せなくなりますorz
あと5mm外に穴開けてくれてたら問題ねぇのになぁ。
AN8なら付くけど、ここはAN10で引きたいの俺は!
という事で、
AN10オス溶接アダプターを、元の3/8NPT穴から外に偏芯させて取り付ける事にする。
これならAN10ホースエンド付けてもフィラーと干渉せず回せる。
これだけ偏芯させる。
そのままトン付けで溶接すると突き出しが大きく格好悪いし、溶接し易いようにリューターでNPT穴を削り拡げる事にする。
チュイン!と削って
はい、これでOK!
フィラーキャップと干渉なくAN10繋げられるようになった。
後は溶接してもらうだけ。
リューター出してきたついでにコッチも。
スカベンジリターンポートの奥、溶接前のタンク本体側の穴加工が小さくてポート内にガッツリ出っ張ってる。
しかもタンク内壁に向かってスワール流を作りたいのにも関わらず、肝心な内壁側に。
コレじゃボットン式リターンと変わらん。
バッフル形状が悪いからどこまでスワールで渦作れるかは正直微妙ではあるが。
これで多少良くなっただろ。
お次に、バッフルにディップスティック用の貫通穴開け。
材料がまだ来てないんで、アルミパイプで仮のスティック作って
通してみたが…うーん
バッフルに引っ掛かって使いにくそうなんで、ここはガイドチューブを付ける事にしよう。
ちなみにドライサンプの場合、タンク内オイル量が規定値にあるのはEg稼働時。
高回転で回してエアの泡が混ざるとその分さらにオイルレベルも上がる。
Egが止まった瞬間からサプライポートからEg側にオイルがドレンバックするんで、タンク内油面は下がっていく。
なのでオイルレベル見るのもタイミングを考えないとダメ。
規定タンク容量も、エア噛んで嵩増しする事と、タンク上部がスワールエアセパレーターとして機能するスペースが要るんで、タンク2/3程度が有効容量になる。
元から付いてるバッフルの下段が丁度2/3の高さに来るんでそういう事でしょ。
お次はオイルドレン。
現状3/8NPT穴が開けてあるだけ。
ドレンボルトすら付いてない(苦笑)
ドレンボルトは開け締めする所なんでNPTでは使いたく無い。
という事でAN10オスにして、メスキャップで閉じる事にする。
トン付けで溶接アダプター付けるか、
AN/NPTアダプターにするか?
でもなぁ…NPTは漏れる可能性あるし、アダプターでAN化すると締め緩めする時に供回りして作業性悪いんよね。
なので
NPTネジ部分だけキッチンハイターでアルマイト落として素地にして溶接出来るようにしたw
ねじ込んだ状態で溶接するからリーク対策もバッチリでしょw
まぁこの辺りはショップでアルミ溶接してもらう時にどっち使うか相談で。
タンク一つでもまだまだ加工要るなぁ。
この辺りのボスも溶接準備でタンクに穴開けたりしなきゃダメだけど、実際に車体にタンク積んでみないと回りとの干渉や作業性が分からないんでボス位置が決められないからまだ加工出来ない。
次はベントカンの加工やります。
こつこつ進めていく。
Posted at 2024/04/19 01:44:07 | |
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