
今回はトイレリフォームのお話です。
同じような画像や、人の家のトイレなんか見たくない方は、スルーして下さい。
さて、我が家も新築して15年を迎えました。
15年という年月はやはり家財しかり、色々な物が壊れてきますね。
今回のトイレも普通のトイレならば壊れないのでしょうけれど、ハイテク機器満載の便器なので、交換に踏み切りました。
まず、新築祝いに、うちの会社の先代社長よりTOTOネオレストEX(初代/CES990B)を頂きました。
この便器、当時40万円クラスの、今となっては当たり前のハイテク装備満載の便器でした。
当時こんな高い便器、自分みたいな一般人にしたら誰が買うんだよーって思っていましたからね・・
だけど、社長がくれると言ってたので、素直に頂きました。
配管立ち上げまでは建築工事で、住宅完成引き渡しの時に便器無いって今となっては、良い思い出です。(会社に在庫として便器部分はありましたが、便座部分無いの気が付いた時期が遅かったので社長が自腹で高い便座部分を購入してくれました。その為納期遅れ、住宅完成までに間に合わず、自分で付けるって事で、不動産屋さんに納得してもらいました)
それから5年くらいでウォシュレット部のタンクパッキンから水漏れ。修理した後、1年後にリモコン不調と続きました。
修理はTOTOメンテナンスが地域により持ち回りあります。たとえ部品交換で直りますが、東陶は部品出してくれません。
なのでメンテに頼みましたが、リモコン交換は1万いくらか掛かった覚えあります。
それから8年近く快適だったのですが、今度はウォシュレットのノズルの制御が悪くなりました。
多分、基盤交換すれば直りそうでしたが、初代ネオレストは93年~くらいでしたので、部品の製造やこれから先の事考え、一新してしまう事にしました。
で、次のトイレなんですが、TOTOネオレストは安くなったといっても、25万オーバー(ネット調べ)ですし、トイレにそんな大金払えないし・・
でも、タンクレスのスッキリしたデザインが好きなので色々悩みました。
で、掛け率もネオレストより良く、スッキリデザインのGGにしました。またあまりハイテク過ぎると、故障率高くなるので、自動便蓋開閉機能も省いた、安いやつにしました。(ネット価格も比較的安いですが、ネットより高いですが会社社長に注文お願い致しました)
さてさて、古い便器を外しまして、排水芯が当時とは変わっていますね。また床より60ミリ立ち上げる専用アダプタ―(HH01001R)も必要ってわかりましたが、今回は古いフランジを切ってしまい、VU75ソケット部分に残ったフランジの部分と、VU75パイプをトーチランプで炙り、引きはがしました。
こうする事によって、VU75パイプ差し込むだけで、専用アダプターの必要なくなりますからね。
ここで買い出しにホームセンター行きました。
床材にクッションフロア、Pタイル、リフォーム用フロア(2mm)
これらのどれにしようか色々悩みました。
クッションフロアのデザインが好みの物なかったので、今回はPタイルにしました。
家に帰り、置く順番に番号振りました。
こうする事によって、位置と向きの把握が容易になるからです。
反対側です。
隙間は0.5mm以内と自分基準で施工しました。
ドア枠部分はちょっと面倒です。
一応カット終わりましたら、番号順に並べていきます。
そして、給水部分32φホルソー穴あけ位置、排水位置100φホルソー穴あけ位置の確認。
ここでキツ過ぎたり、隙間多すぎては、自己基準から落ちてしまいます。
ここは1発クリアさせてもらいました。
Pタイルを一端退けて、ホームセンターの方に言われたように、床材の下地調整に入ります。
なんでも、後々浮き上がりや、剥がれ防止の為に必要らしいです。
うちの会社の仲間に確認もとりましたが、クッションフロアの場合、フローリングのラインや傷んだ部分も大きく補修(パテ入れ)しないと貼った後に筋や、凹みが出てしまうと言ってました。
そうすると、クッションフロアだとパテ入れという、もう1工程増えてしまうので、Pタイルにしたっていうのが本音かもしれません。
やっぱ楽な方が良いですからね。
写真はダブルアクションサンダーにて床の下地調整中です。
トイレ染みは必ず付ついてしまうので、木材系は今回からは水回りに使えないなって感じました。
染みのついている部分は、表層部が剥がれてこないまで削りました。
後は、塗装でいう足付けくらいの感覚で・・
先に、トーチで炙った事により、VU75ソケットの変形がみられ、VU75パイプが入りません。
なので再度トーチでソケット炙り、柔らかくなったらパイプ押し込み、形を直します。
冷えて形戻ったら、一端引き抜いて、エスロン(糊)を塗って差し込みます。
固まったら、床レベルより、指定高さ60mmにカットしました。
掃除機で最終清掃し、接着材を塗っていきます。
フローリングの溝は埋めるようにと聞きました。
写真から更に薄く伸ばして、Pタイルを番号順に置いていきます。
枠部分も自己基準範囲内です。
への字押さえ金物の右隅が枠の方が直角ではなく、隙間0.6mmくらいですかね。
子供にやり直した方が良いかな?買い直してくる?って確認したら、全く問題ないって言われました。
仕事だったらちょっと微妙ですかね。
への字金物に穴あけして、座掘りしてビスが飛び出さないように加工必要ですね。
コーキング必要なさそうでしたが、もしもの時用に買ってしまったシール剤です。
そしてコーキング好きなので、コーキング打ってしまいました。
コーキング作業は無になれるし、集中力の鍛錬にはもってこいの作業です。
至福の時間です。
コーキング終わり、止水栓を付け、いよいよ便器付けに入ります。
接着材落ち着くまで、暫し子供と戯れています。
大人になったら男女共にこんな恰好する事あるんよーって話してあげました(^_^)
ふざけていては終わらないので、便器取り付けに入ります。
最近の便器本体は簡単に付きます。
収納ユニット式等は大変ですけどね。
完成です。
ネットでトイレリフォーム検索すると安いですね。あんな価格でやるとなると人件費なんて酷いものです。
今回やってみて、餅は餅屋ってやはり思いました。
クロス屋さんや内装屋さんがクッションフロアやPタイル貼りますから現場では・・
有吉ゼミのヒロミリフォーム見ましたが、タッキーとヒロミで35時間で人件費720万と冗談で言っていての見ました。
て事は、時給・・
そりゃ外車でも何でも買えると思いました。
床接着剤が結構固まりましたら、コンパウンドで軽く磨きました。
やっぱり、タンクレスタイプはカッコいいなぁ
最後に、お時間ある時にでも。日本製品の凄さわかりますよ(リンク貼っときます)
https://www.youtube.com/watch?v=BUmFqmh0g2s&feature=player_detailpage
http://toyokeizai.net/articles/-/4312?page=7