我が家の車も、仕事車の宿命でもうすぐ12万kmに突入しそうな勢いです。
今迄は、自分流にモディファイしてきましたが、人間でいうと壮年から中年~高齢となる時期に入ってくる頃だと思いますので、今後は現状維持的な、故障予防を観点に弄っていこうと考えています。
今回は、今年の初めあたりから「CHECK INJECTION」とメーター内にチラチラと点灯することが何度かありました。なので考えられる経年劣化部品等の洗い出しをして、第1弾としてイグニッションコイルとスパークプラグの同時交換を実施致しました。(仕事の往復時に止まる事は避けたいので)
さて、交換にあたって選択肢が数パターンと決めました。
純正イグニッションコイル
今まで何のトラブルも出ていないので安心ですが、問題はディーラーで購入となると、1本あたり1万円オーバーするものと思われます。(今回は値段を聞いていません)
ハイスパークイグニッションコイル
今やネットで有名になっているようですね。純正品よりお値段安くて、高性能という宣伝文句で販売展開中。
取り扱い代理店も増殖中みたいです。
サードパーティー製イグニッションコイル
純正同等品とやつですね。しかし値段もピンキリで、ネットでの評価とか調べる事が出来ない。若しくは評価数が少ない。
人柱品(じんちゅうひん)
そうです。今回の私の選択肢となりました。
先ずは、タイトルの日本特殊陶業と聞いて何を一番初めに連想されるでしょうか?
私は、真っ先にスパークプラグを想像しました。NGKと言えばもっとピンとくる方は多いと思います。他メーカーではボッシュやテネコ、デンソーとかもありますが、私的にはNGKがトップと想像しています。
何故、このメーカー製の商品にしたかと言いますと、全世界、全てのメーカーへスパークプラグを供給している実績です。そしてレースの世界でも実績があります。
プラグを知り尽くしているメーカーって事は、内燃機機関の点火系の解析や実績も申し分ないと素人ながら考えです。
選択肢
純正品は値段的に却下しました。(ルノー価格は日産部品の箱や袋に入っていても、国産車の部品の1.3倍や1.5倍程度お値段張る印象だからです)
ハイスパークイグニッションコイル。私のこれまでの人生のチューニング実績では(個人的主観)、昔でいうスプリットファイヤーのスパークプラグ・デストリビューター(デスビ)からプラグコードを高性能というフレーズのプラグコード。点火系を強いスパーク力で爆発させるという代物に交換した経験が豊富にありました。で、残念ですが私の個人的な感じた結果は効果が見えなかった事です。
例えば点火系を強化した事によって、その部品だけの交換でサーキットを周回してで1週0.5秒も速く周回出来る程の効果があれば交換するのかもしれませんが、今までそのような物は残念ながらありませんでした。又、強化された部品は自ずと耐久性に劣ると想像しています。(熱問題)
要はバランスが大切と感じています。なので今回はハイスパークイグニッションコイルも、耐久性とかの問題点が未知数なので選択肢に入れませんでした。
サードパーティー製は値段もピンキリですが、海外サイトからの個人輸入とかハードルが私には高すぎなので(要はバカなので)敬遠致しました。
結果的に日本特殊陶業(以下NGK)のイグニッションコイルという選択肢にしました。
さて、
こちらの整備手帳でイグニッションコイルの事記述しています。
実はこの時に既にNGK製が使えるんじゃないかと考えていました。何故ならば、ルノーと日産はアライアンス契約で結ばれていて、ルノーの車でも日産の部品。日産の車でもルノーの部品が沢山あります。今回のうちのカングー(H5F型エンジン)はベースは日産のエンジンとどこかの記事で見ました。日産のHR系エンジン?かな。
そして、私のみん友さんの853さんが、ある部品で自己責任チューニングされています。これを見ても、日産の部品の有効活用は出来ると想像していました。
流用系情報はネットではありませんが、イグニッションコイルの種類も、そうそう多くないと感じましたので、色々調べて、日産の、HR12/HR15/HR16DE・QR20/QR25DE・MR18/MR20DEエンジン搭載車のイグニッションコイルと同等品と思ったので、とりあえず1本だけアマゾンで購入しました(失敗した時のリスク低減の為)
ついでに言えば、万が一エラー表記した場合に備えて、OBDⅡ簡易自動診断スキャンツールも購入。こちらは今後過走行車には必要とも思っていましたので、日本語表記に出来るのでこの製品にしました。
実際に商品が到着後、純正イグニッションコイルとNGKイグニッションコイルの比較です。(向かって左が純正、右がNGK)
リーチ長さは130㎜で一緒。純正はリーチ部分が全体的に柔らかいシリコンゴム系っぽい感じで、NGKはもっと硬い樹脂みたいな感じです。
1点気になるのは、下画像の矢印間の距離を純正とNGKでは5㎜弱NGKの方が距離が離れている事でした。(NGKさんの画像拝借しています)
この様に計測。
実際にはここまでプラグが入りますから、問題ないと判断しました。そしてエンジン始動チェックして、特にエラーも出る事なかったので、残り3本購入することにしました。
アマゾンだと1本あたり6500円弱したので、残り3本は日産のHR12エンジンの3気筒セット売りを購入しました。
後日、経過観察後パーツレビューしますが、初めのアマゾンで購入分と3本セット分のロット番号?製造年番号?は違うのは人柱の結果です。
(こちらは写真左がNGK)
4日程、300㎞程度走行していますが、今のところ問題は発生していませんね。
裏を返せば、日産純正部品も使える事になりますね。
Posted at 2021/02/11 09:59:57 | |
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カングー | 日記