
間もなく40歳の私は今日まで22年間、マツダ製の登録車しか所有した事が無かった。だからマツダブランドの軽自動車、つまりスズキ製のクオリティなど知る由も無かった。こないだ妻のAZ-Wagonを超低速で目一杯ステアリング切ったらセンターデフ付近からガガガと異音が発生したので、マツダへ持ち込んだ。そしたらビスカスカップリングの不具合だった。もちろん交換するが見積では新品が11万、リビルト品が5万だった。私は後者を選んだ。

半年前の購入時、とりあえず定番の電動格納式ドアミラーは不具合が確認されたので対策品に交換できたから良かった。

みんカラでは公表しなかったが、前席ドリンクホルダーは見事に破損したため中古品に交換した。

次に予想してるのがターボ機構だ。
とにかくスズキ製の軽自動車はマイナーなトラブルが多すぎる。安かろう悪かろうとまでは言わないが、ちょっと壊れた時の修理代が高額だ。これら全てスズキ製の持病なんだと。
どのメーカーにも同じ事が当てはまると思うが、軽自動車は所詮「軽自動車」なんだ。開発コストも安けりゃ、採用する一つ一つの部品も安い。日本の内需だから輸出する訳でも無いし世界基準の安全性や品質保証とも無縁。いくらレーダーサポートや誤発進抑制装置を付けても単なる軽自動車に変わりは無い。求めるのは目先の安さだけ。壊れた時は登録車と同じ費用を要す。
軽自動車を選んだ妻の悪口を言うようだが、軽自動車が経済的なのはガソリン代と税金だけ。後は壊れやすいし修理代は高い。いくらクルマ好きな私でも、軽自動車はコスト半分で寿命も半分とは思わなかった。それなりの魅力や万一の時でも安いのかなぁとも思っていた。
今回の件はマツダ車に限らす、世界中に輸出されてる国産車は基本的に丈夫だと思う。もちろん使用の際には車検だけでなく日常的に必要なメンテナンスや消耗品の交換は必須だが、やはり登録車は壊れやすい軽自動車とは比べ物にならない気がした。だから鈴木修ちゃんには申し訳ないが、次のセカンドカーはマツダ内製を買うよ。せっかく4WDを買ったのにビスカスカップリングが破損するなんて普通車じゃ考えられない。しかもスズキの軽自動車を調べれば調べるほど同じような症状が出てくる出てくる。

現在所有してるCX-7は少しハズレだったのか、走行10万kmの時点で純正HIDの光量不足でバルブ交換、またフロントディスクブレーキの固着が発生しディスク交換した。また11万kmでエアコンのドレンホースから水漏れしヒーターユニット一式を交換した。それとは別に錆の影響でフロントディスクブレーキのバックプレートと併せてABSセンサーも交換した。

こないだまで乗ってたCR型プレマシーは、走行5万kmの時点で左リアのドアロックアクチュエータが壊れただけで他には無問題だった。

NCロードスターは走行8万kmまで驚くほど故障知らずで夢のようだった。何も壊れなかったから逆に心配になった。おそらく私が手放した後も故障してないんだろうな。

ベリーサは初期モデルだった。最終的に16万kmを走破したが、電動格納式ミラーが一回だけ壊れたのみで、機関は無問題だった。

GY型アテンザは走行13万kmまで何も壊れなかったな。純正BOSEの内蔵CDチェンジャーは動作不良になったな。純正ディーラーOPのサイドバイザーは割れてしまったので除去した。

DY型デミオ後期は、奇跡なのか何なのか走行11万kmまで何も壊れなかった。色々と言われてる電動パワステも無問題だった。

LW5Wi型MPVは4WDだったが、12万kmと過走行ながらな〜んも壊れなかった。強いて言うならブラックアウトメータの球切れ修理と燃費が良くなかっただけ。純正9スピーカーのサウンドシステムはサブウーファー付で良かった。

NA型ロードスターは10万km時に前後ショックアブソーバーから油漏れし、確かカヤバのSR-Specialに交換した。それと経年により幌のリアスクリーンが破れてガラス製の社外品に交換しただけ。運転席パワーウィンドウのレギュレーターは交換したな。その他は特に機関は壊れなかったな。

アンフィニMS-8は純正BOSEサウンドシステムの操作パネルが壊れた。それとエアコンの液晶パネルも壊れた。それにトランスミッションの変速ショックが次第に大きくなったな。

HE型センティアは所有してたのがロイヤルクラシックだったが、走行6万km車で後席アームレスト内蔵のコントロールスイッチ照明が球切れしただけで他は何も壊れなかった。そんでも前席シートベルトの巻き取りがイマイチで交換したっけ。

DW型デミオは所有してたのが1500GL-Xだったが、走行7万kmで電動格納式ミラーが壊れただけで、その他は全く壊れなかった。そもそも部品点数が少なかったから壊れる箇所も少ないんだろう。

人生で最初に買ったGWカペラワゴンは走行9万km走ったが全く壊れなかった。些細な球切れさえ無かったもんな。
何が言いたいかと言えば、マツダ内製の登録車は電装パーツの不具合は生じても、みな10万km程度で内燃機関や駆動系は壊れない。確かに昔からヘッドライトが暗いとか、内外装のプラスチック部品が黄ばむとか言われたが、基本的な走る・曲がる・止まる部品に関しては耐久性は高いと思われる。
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2021/07/05 21:43:49