木曜日から二泊三日で出掛けてました。
目的地・・・と言うか、泊まったのは山形県鶴岡市と岩手県花巻市。それにあたり、効率的な移動をしようとNEXCO東日本の
東北観光フリーパスを利用しました。
指定エリア乗り放題のパスで、期間内・エリア内のETC利用を定額にするってものです。
利用したのは
北東北周遊プラン3日間コース。山形に行くのに北東北にしたのは、山形の高速道を走る予定がなかったためです。
これでガンガン高速道を使って元を取ってやろう!と言うケチくさい了見があったのも否定はしません(笑)
で結果ですが、ちょっと得した程度に終わりました。なかなか絶妙な価格設定だと思います。
使って分かったのが以下の三点です。
・土日が被ると、元々休日割引があるのでお得感が薄れる。
・東北の高速道はなにげに無料区間が多く、その分は全く得しない。
・高速道を使わなくても良い区間まで利用してしまい、移動に無駄が生じる。
まず一点目。
このパス、2日間と3日間の有効期限がありますが、2日間のものはどちらか1日を土日にかぶせる必要があります。土日は休日割引がありパスを使わなくてもいくらか安くなるので、その分お得感が薄れます。
なお、3日間のものは利用曜日の縛りがありません。なので3日とも平日の利用だと、休日割引がない分お得感が増します。
二点目。
今回は初日に青森から東北道〜秋田道〜日本海東北道を通り、秋田県の象潟ICまでほぼ一気に
高速道を利用しました。料金は4670円でした。
これが全区間有料だったら6000円程度の距離ですが、所々無料区間があるのでこんなもんです。休日割引があれば30%引なので3260円です。結構な距離にもかかわらず、単純往復だと元は取れません。
一点目と合わせ、利用行程も気にしないと案外得しないことが少なくなさそうです。
三点目。
これは貧乏性な私だけかもしれませんが「せっかくだし・・・」と、必要がなくてもついつい高速道に乗っちゃいました。
今回で言うと、秋田県横手市から岩手県北上市までの
秋田道。ここ、併走してる国道107号がいい感じの道なんです。今回のパスがなければ間違いなく高速道は使いませんでした。そう言うルートを差し引くと、まあ元は取れませんでしたね。
あと、高速に乗るためにルートを逆戻りとか、高速を使った結果一般道より遠回りってのもありました。少々腑に落ちないところです。
こんな感じで、黙ってても得するような価格設定ではないことが改めて分かりました。よほど長距離の移動や、乗ったり降りたりを繰り返す行程でない限り、大きなお得感はないような気がします。
逆に言うと、使い方次第ではかなりお得です。例えば、私が実家に行くために八戸IC〜仙台港北ICを往復すれば、往復とも休日割引が被ったとしても余裕で元が取れます。このくらいの長距離を一気に移動する行程なら利用価値大です。
また、高速道を利用する分、全体的な時短効果と安全性・燃費の向上は間違いなく望めます。なのでそう言ったメリットも含めれば、効果は大きいと言えます。
とまあ、正直なところ事前に分かっていた結論でもあります。それでも利用してみたのは、まさに先に書いた「時短効果」の検証を、定額で安心して行いたいと言う理由でした。
実は、東北全域プランの3日間コースをバイクで利用し会津若松に行くと言う無謀な計画を考えていました。バイクなら8000円なので、かなりお得に移動できます。
ただ、時短効果ありとは言えかなりの距離なので、体力的なところが辛そうと言うのが現時点での結論です。今回は車でも疲れましたし、さすがに無理があるかなぁ・・・。
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車:雑記 | 日記
Posted at
2019/05/18 22:16:32