クルマもバイクも大好きだけど・・・・・・本日も実に長いブログである。
少し前に「成人発達障害の診断に行って来る。」と言う内容のブログを上げていた。
・・・・なので一応はそのご報告ブログである
4月の10日、生まれて初めての精神科へと行って来た。
初診は口頭による問診のみ。
2回目はその10日後の4月の20日、昨日である。
筆記を含む心理テストの様なモノと再び口頭による問診。
こんなテスト・・・・・・自動車免許の適性検査みたい・・、こんなテストで判るの?
・・・・でっ、診断結果が出まして・・・・・、ここにめでたく私が立派な「注意欠陥多動性障害」である事が診断されました(笑)
おめでとぅ~!
いや~、ありがと~う!
先のブログに対するコメントではその殆んどが「因幡屋さんは大丈夫ですよ。」と言う否定的な内容ばかりだったので殊の外嬉しい。
・・・・・ありがたい事にグアンファシンって言うお薬も処方して貰った(笑)
発達障害・注意欠陥多動性障害って、数ある精神病の内の一つの症状なんだよねぇ。
ちゃんとした精神科の先生のお墨付きを戴いて、これからは立派な「精神病の人」として生きて行く事になりました。
少し嬉しいです。
おめでたいです(笑)
まぁ、こんな事をブログに上げる時点で察してなんですが・・・・普通はこんな事、こんなブログで公表しないよなぁ・・・(笑)
自分は精神障碍者です! ・・・・なんて事。
・・・・あっ、鬱病の人は結構、会社なんかで自己申告して周りの人に理解を求めたりしているみたいだけど。
昔は精神病の人って、乱暴にザックリ纏めてキ❍ガイなんて呼んでたんだよねぇ・・・・・。
精神病に色んな種類があるなんて一部の人しか知らなかったから。
思い起こせば私が小学生の頃・・・・、私の通う日進小学校だけなのか、全国的なモノなのかは知らないけど「黄色い救急車がキ❍チガイを捕まえに来て、精神病院に連れて行く。」なんて言う都市伝説的な話しが語り継がれていた。
「何で黄色い救急車なの?」と言う問いに対しては「キチ❍イは黄色い色が好きなので、黄色いクルマを見掛けると自分の方から近寄って来るから、近づいたトコロを捕獲するんだ。」とっ、聞いていた。
とうぜん大人になった今から考えれば、酷い差別的な噂だと思うし、黄色いクルマでパトランプ付きなんてどう見たって「国土交通省」のクルマだ。
だいいち誘き寄せて捕まえるって・・・・、野生動物並みの扱いである(笑)
・・・・・とっまあ、ウソの噂を信じていた小学生の私には、それ程にキチ❍イと言うのはスグにキレて暴れまわる恐ろしい存在だと思っていたのだ。
当時の私がイメージしていたキチ❍イの人・・・、日中の商店街で白いブリーフにハイソックスと云う出で立ちで包丁を振り回し主婦や子供数人を刺殺した川俣軍治氏
そんな恐ろしいと思い込んでいたキチ❍イの認定をされた私・・・・、ちょっと悲しい(笑)
・・・・でっ、何で今更病院にまで通って、そんな診断を受けたのか?
今でも普通に生活して、オフ会なんかにも参加したり、楽しそうに暮らしいてる筈なのに?
何となく普通に生活している癖に、何故に今更?
・・・・不思議に感じられる方も多いとは思う。
私自身も、面白可笑しく生きている積もりなので、今までは自分が精神病だなどと考えた事も無かった。
・・・その切っ掛けは、実はこのみんカラのブログと、みん友さん達との出会いである。
小学生時分は交友関係と言えば同級生くらいのモノで、ちょっと個性的な気の合った友人達と普通に遊んでいた。
10代から20代の頃は世間で言う処の不良の人達と遊んでいる事が多かった。
30代から40代になると会社経営の人達との交流が増え、飲みに行くのも遊びに行くのもある程度余裕のある人たちが多かった。
そんな訳で付き合いの在る人達と言うのが、いわゆるピンの人達と、キリの人達であった。
鳥取程度の人口だとピンもキリもたかが知れているんだけど・・・・・・(笑)
・・・・ともあれ、その中間の普通の人達との交流と云うモノがあまり無かった気がする・・・・、と言うより、そう云う人達との付き合いを避けていた様に思う。
私にとっては普通の感覚の人達が面白く無くて退屈だったのだ・・・・。
そんでまた、こう云うピンキリの人達って個性的な、一癖も二癖もある人が多いので面白いのだが、自己中心的と言うか、世間とズレている人が多い。
不良の人達もそうだし、会社の経営者の人達も世間的に見れば変わり者が多い。
そして、そう云う人達に囲まれて生活していると自分が普通に感じられるのだ。
自分自身が世間的に異質であると言う事に気が付かずに50歳を迎えた・・・・・(笑)
ある意味、幸せだったのだと思う。
飽きっぽかったり、その場に留まる事が苦手だったり、感情の起伏が激しかったり・・・・・、多少の生き辛さを感じてはいたが、周りの人達を見ていると「そんなもんだろうなぁ・・・・、周りの連中も似たり寄ったりだし・・・。」程度にしか感じなかった。
・・・・・だって、周りの友人達の方が私なんぞに較べても、遙かに変な人だったんだもの(笑)
それが50歳を過ぎてからみんカラを始め、オフ会などで近しい年の、割りと普通でまともな方々と接するようになり「アレっ? 何かおかしいぞ? 私って変?」とっ感じるようになった。
50歳を過ぎて交友関係が変化し、自分自身との比較対象の方々も変わり、初めて自分の異質さに気が付き始めた。
特に最近、色々なバイトに出るようになり、普通の真面目な会社員の人達とお話ししていると違和感が半端ない。
「なんで自分は仕事が続けられないんだろう? なんで皆が今の給料や生活で我慢しているんだろう? なんで皆、もっと楽しい事しないの? なんで皆がこんなに上司の言う事に従うんだろう? なんでもっと自由に振る舞わないんだろう? ・・・・なんで?・・・なんで・・・・・?」
・・・・・自問自答の繰り返しの1年間であった。
特にライン工をしていたこの1カ月間は不思議で仕方なかった。
今まで何にも感じなかったのに、ムチャクチャ違和感を覚え始めた。
どうやら私の感覚は他の人に較べて極端過ぎる・・・・、子供の発達障害みたいだと考え始めたのは2年ほど前・・・・・・、がっ、社会一般の常識として発達障害は子供の病気であり、思春期を過ぎた頃には自然に治癒する病気だとも思い込んでいた。
なのでブログにも冗談半分で「大人の癖に発達障害」みたいと自称していた。
ホントに冗談の積もりで言っていたのに・・・・。
ところが少し前にネットを徘徊していて「成人発達障害」なる言葉に出くわした。
興味が有るので検索し続けていると、どうやら自分の症状とドンピシャ。
むむむむ・・・・・、コレって、マジ? 私は「心のお病気」だったの?
病気ならば治療方法も存在する筈。
50年以上この病気と共に過ごしているのでカウンセリングごときでは如何ともしがたい気もするが、投薬治療は少し期待出来る。
完璧に治らなくとも多少の改善で、今のこの「生き辛さ」からも脱却出来るかも知れない。
その上、ネットで検索を続けていると自分の知らない意外な事実にも気が付く・・・。
それは、6カ月以上通院するとご褒美が貰えるらしい・・・・・、という事実。
初診から6カ月間経過すると、とある資格の申請が可能である。
それが「精神障害者手帳 3級」の資格。
下手な国家資格より所得するのが難しい・・・・、と言うか、普通は欲しがらない(笑)
でもこの資格って・・・・とっても素敵な特典が付いて来る。
所得税や地方税の控除やら医療保険の関係、公共交通機関の減額等々・・・・・更に就労に関しては殊の外手厚い支援があるらしい・・・・。
この就労支援は魅力的だ。
若ければ大企業や官公庁の障碍者枠にも入れる可能性が高いとも聞いた。
・・・・私、正直言って生活保護なんてホントに必要な人達以外への需給は大反対である。
同じ様な理由で、視覚障害だなどと詐称して障碍者手帳の交付を受けて手厚い保護を請けている連中などは人間のクズだと考えている。
とにかく世間に甘えて、詐称してまで寄生して生きている様な人間に対して嫌悪感を抱く。
でもねぇ・・・・、私、自分の症状にも気が付かず、50年以上も生き辛い生活を続けてきたのだ・・・・・、自覚はあんまり無いけど(笑)
・・・・、たまたま自分の選択があまり間違わず、今の自由気ままな生活を手にしているだけである。
本来なら私の様な人間は今までの選択を誤っていれば社会の底辺に位置していたと思う。
それに精神障害を詐称して手帳の交付を期待している訳では無い。
正当に申請出しても罰は当たらないのでは無いかと考えている。
まあ、生き辛いなどと語ったところで本人的には面白可笑しく自由に生きて来ていた記憶しか無いんだけど・・・・(笑)
周りの人達が振り回されて大変だったであろうとは思うし、それが自身にも色々な形で跳ね返って来ていても本人が気が付かなかっただけだとも思うし・・・・・。
・・・でっ、なんでこんな事ブログに上げたかって言うと、何かねぇ、可笑しくって、面白くって仕方なかったから・・・・・、ホントに自分で自分の事を笑ってしまった。
だって、この年まで自分が精神病を抱えているなんて思いもよらず、ず~~っと、生活していたなんて、冗談にしか思えない。
しかも、本人的にはま~~ったく、そんな事に気が付かず「こんなモンだ。」と思い込んで生きていたなんて笑わずにはいられない(笑)
・・・・、とにかくこの前から可笑しくって仕方が無いのだ。
たまに思い出し笑いの様にクスクス笑ってしまう程に・・・・・。
これで半年後、無事に申請が通り「精神障害者手帳 3級」が手元に届いたら笑い転げてしまいそうだ(笑)
その節には皆様に「因幡屋精神障害認定祭り」を開催してお祝いして欲しいです(笑)
・・・・、本気でこんな事考えている・・・・やっぱちょっと変なのかも知れない(笑)