予想はしていたが、それでもやはり、嫌なニュースだ・・・

　案の定というべきか、独自動車大手ＶＷ社によるディー

ゼルエンジンの排ガス不正で米環境保護局（ＥＰＡ）は２日

ポルシェやアウディなど高級車ブランドを含む７車種でも不正があったと発表した・・・。


　ＥＰＡは、ＶＷが米国で販売した自動車について、新たに約１万台の排ガス不正が見つかったと

追加発表したのだが、その内容が結構キツイ！（＞＜）

　VWは “トゥアレグ。　ポルシェは “カイエン”。　アウディは “Ａ６” 等という事だ。

　ＥＰＡが前回ディーゼル不正を公表した時点では、対象は48万2000台の排気量２リットルの車で、

モデル年も2009年から15年にとどまっていた。

　今回は、更に排気量３リットルの車でも、14年モデル以降について違法ソフトの搭載が発覚した。

これらの車は有害な窒素酸化物（ＮＯx）の排出量が当局基準の９倍に達していたという。

　不正は今秋から販売が始まっている2016年モデルの車でも認められたが、これらの販売台数は

現時点では不明。このためＥＰＡは追加の不正台数は１万台を超える可能性があるとしている。

　これによりリコール費用が当初想定よりかさみそうで、ＶＷにとっては経営の新たな重しとなる。

というより、実はこの流れの方がかなりヤバイと言える！　何故なら、VWグループ全体の中でも、

ハッキリ言って稼ぎ頭を、アウディとポルシェの両輪に頼っているからだ！　VW本体の規模や生産

数は確かに大きいのだが、其の利率はたったの2.5％という完全に薄利多売の状態である為、実際

に利幅の大きいアウディやポルシェと言った付加価値の高い、高級車メーカーの売り上げで、かろう

じて体面を保っている状態なのだから・・・。


　まあトゥアレッグがクロと判断された時点で、兄弟車であるカイエンもクロであり、更には異母兄弟

車のQ7やQ5、そして従兄弟車のA６等も限りなくクロに近いグレーとなり、その規模は一気に拡大

してしまうのである！

　まだ、詳しい情報が届いていないので何とも言えない所もあるが、3ℓエンジンという事で、恐らく

此方もディーゼルエンジンだけの事を指していると思われるので、いずれにしても日本での実害は

稀少となりそうだ。

　が、両車とも３ℓのV6ガソリンエンジンは主流でもあるので、コチラの方にも飛び火すると、本当

に “ヤバイ状態" となってしまう・・・。


　願わくば、無い事に越したことはないが、それでも何とかこの辺りで踏ん張って欲しいモノである。

また踏ん張れない様であれば、ココは思い切って膿を出し切り、また一から出直して欲しいと思う

だけである！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　取り急ぎ御連絡まで！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でわでわ！