しんげん神奈川のブログ一覧

　　あっという間に正式発表がなされました（苦笑）

　皆さん御存知の通り、ケータハムF1チームとは、

　イギリスF3に参戦する、2008年創立の新興コン

　ストラクターであるライトスピードがその母体で

　あり、昨年2013シーズン、コンストラクターズ11位という最下位に終わったチームです（苦笑）


　　何度も言いますが、日本のスーパーGTシリーズや、アメリカのインディーシリーズと違って、

　基本的にイコールコンディションのマシンで闘う様に考えられていない最高峰のモーターレース

　が、“F1” です。コレが何を意味するかと言うと、実は簡単な事で、シーズンが始まる前から、

　大体優勝争いをするチームが決まっているという事です。ハッキリ言って、ドライバーのスキル

　は、関係ありません。速いクルマ、若しくは強いチームが優勝するのです！


　　既に20年以上前から、F1は、チームの総力戦となっております。設計から運営、マネージメント

　から、テスト現場、そしてレース現場と、もはやドライバーの腕でどうなるというような事は死滅

　しております。つまり、全盛期のセナやプロストをもってしても、現在下位を低迷するマシンでは

　優勝はおろか、入賞する事すら出来ないのです…。

　　その下位を代表するチームが、ケータハムF1チームです。

　勿論、最初は下位チームから始まり、徐々にステップアップしたチームは存在します。今や絶対

　王者となっているレッドブルも、その中に含まれるかも知れません。　が・・・・。


　　レッドブルの前身は、“スチュワート” ですが、確かにこのチームも最初は低迷しておりました。

　が、最後のシーズンまでには勝利を挙げ、さあこれからと言う時にオーナーが撤退してしまった

　為、空中分解を余儀なくされました。それを買い取ったのが、レッドブルな訳ですが、然し元々

　上り調子のチームであったという事。エイドリアン・ニューウェイというF1史に残る天才エンジニア

　を早々に確保していた事等、実は後にチャンピオンを獲れる下地はあった訳で、完全に０から、

　若しくは、万年下位チームからチャンピオンまでのし上がる事は、実質的に不可能なのです…。


　　そんなチームに可夢偉が入りました。言うまでも無くガスコインのルートだとは思いますが、逆

　算すれば、この流れの源はトヨタに繋がっているとも見て取れる訳で、いよいよ現実味を帯びて

　来た、トヨタのF1復帰が観られるかもしれません！


　　とは言え、その光景が見られるのは、最低でも2年以上待たなければならないと思いますが（＾＾;

　ま、なんにせよ、昨年はついに一度も見る事が無かったF1中継を観る理由が出来ただけでも

　良しとしましょうか！


　　という訳で、　　頑張れ！　可夢偉！（＾＾）/~~


　　でわでわ！


　　　※尚、オートサロンの模様は、愛車紹介ポルシェのフォトギャラリー内の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　→ “ココ” に、アップしておりますので、どうぞご覧下さい！