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2015年09月21日 イイね!

ラグビー日本代表、大金星!!! 後篇

ラグビー日本代表、大金星!!! 後篇
 実際に第一線で身体を張ってプレーしていた日本代表

選手達を悪く言うつもりは毛頭ない。しかしコトは勝負の

世界。故に今迄、情けないと言うしかない成績しか残せ

なかったラグビー日本代表を評価するつもりも一切ない。

否、勝負事に於いて、“弱者・敗者” を賛美してはいけないのだ…。


 実はラグビー日本代表の歴史は結構古い。既に80年以上前に結成されていたのだ。しかもその

黎明期での戦績も決して悪くないのだから、意外と言えば意外である。しかし年月が経つにつれ、

いつの間にか3流国の中に埋没してしまった。原因はいくつもあっただろう。フィジカル・戦略・協会・

環境・国内事情etc…。


 ラグビーに限らずスポーツ全般に言える事だが、その国で盛んなスポーツや人気の有るスポーツ

は大抵強いモノである。そしてその国のフィジカルや才能の面で秀でた人材は、まず人気スポーツ

に行き、そこから零れ落ちた人材が、その他のスポーツへと流れて行く。例えばアメリカでは、一番

優秀な人材は、まずアメフトに行き、それから零れ落ちた人材が、野球、バスケ、アイスホッケーへ

と流れて行くのが(例外も有るにせよ)紛れも無い事実である。

 そして日本では、まず野球(最近はサッカーも含まれるが)からであり、その次に、お金の取れるス

ポーツが続き、それからかなり落ちた所にラグビーが有るのが現状だ。つまり、一流の資質を持った

人材が、ラグビー迄到達する人数そのものが絶対的に少ないのである!これではラグビーを国技と

しているニュージーランドやオーストラリアや南アフリカとは、最初からスタート位置が違う事になり、

その差がまんま成績に表れていると言えよう。何度も言うが、実際に戦っている代表選手をけなす

つもりは毛頭ない。しかし全くと言ってよい程結果が出せないのだから、擁護するつもりも全くない。

というか、今迄、国際ラグビー関連のニュースを聞く度、憤慨する自分が居たのだ。それは、「健闘」

だの、「惜敗」だの、「キラリと光る希望」だのと言った“慰めオナニー記事”のオンパレードばかりで

あったから、全く持って情けないと言う他あるまい!!


 そんな中でも、確かに一時期ラグビーが人気スポーツになった時も僅かながらあった。有名ラガー

マンがバラエティーに出ずっぱりと言う光景も見られた。しかし、それだけである。肝心の日本代表と

しての本務であるラグビーそのものの戦績は、全く持って“恥”以外の何物でも無い!


 とは言え、全く良い事が無い訳でも無い。それはワールドカップを第1回から連続で出場している

数少ない“ティア2”所属国であるという事。コレに関しては称賛に値する実績ではある。あるのだが、

しかし…。


 今言ったように、日本は第1回大会から毎回出場しており、毎回本大会へも出場している。 だが、

第2回でジンバブエに1勝するも、第7回までの戦績は1勝2分21敗と大きく負け越しており、いわんや

決勝トーナメントに残った事など一度も無い。中でも屈辱的な記録を残した第3回のラグビーワール

ドカップに於いて、対ニュージーランド戦で記録した17-145という目も当てられぬ惨敗は、今でも大会

の≪1試合最多失点記録≫として残っているのだ。

 ラグビー日本代表とは、つまり“その程度”のチームだったのだ…。


 と、ココで過去形を使える事の幸せさを感じつつ、ようやくではあるが、今回の大金星が、いかに

凄い事かを述べてみよう!

 この件に関しては、日本よりも海外の声を聴いた方が、非常に解り易いと思う。例えば、“ティア1”

に所属する世界でも指折りの強豪国である“ウェールズ”が誇る最強のラグビチームが、100年間で

30回挑んで、南アフリカに勝てたのは、たった2回だけという事実。この一文だけでも今回日本代表

が成し得た事が、偉業と呼ぶにふさわしい事だと解るであろう! コレを私なりに例えてみると、や

はり “大相撲” が当て嵌め易いと思う!

 まず、“ティア1”が幕内、“ティア2”が十両、“ティア3”が幕下となり、その中でも南アフリカ・ニュー

ジーランド・オーストラリアの3か国は横綱・大関に該当し、イングランド・スコットランド・フランスが、

小結・関脇辺りで、それ以外のティア1所属国が、所謂、幕内上位となる。

 それに対して、日本の位置は十両の中で、中の上と言ったトコロであろう。つまり本来なら闘う事

すら出来ない階級の差があったのだ! しかも今までワールドカップで、たった1勝しか挙げていな

い“噛ませ犬”的な弱小国が、100年で2回しか勝てない強豪国を差し置いて、今回のリーグ初戦で

勝ってしまったのだから、日本よりも寧ろ海外での方が衝撃的であった事は想像に難くない。

 そしてそれは、或る数字が如実に物語っている…。


 今やイギリスの代名詞の一つになった森羅万象対象賭博所(苦笑)である、所謂、“ブックメーカー”

での対南アフリカ戦の日本代表のオッズを見てみると、ブックメーカーによってかなり差があるが、

低い所は33倍から高い所では251倍という配当となっていた。因みに優勝予想でのオッズは、南ア

フリカが7.5倍に対して、日本は1001倍と、2ケタという見るも無残な差がついていた(苦爆)しかし実

際には、コレが本当の差であろう。

 残念ながら確かに大金星を挙げはしたが、次のスコットランド戦で結果を残さない限り、単なるマ

グレと断定されてしまう程度の位置に未だ居る事を肝に銘じなければなるまい…。


 ネット上では、この偉業に対して海外が皆、日本の勝利を祝福している!と喜んでいるが、実際の

所、そうとも言えないのである。例えば↓の動画。



一見、日本の勝利を皆で喜んでいる様に見えるが、実際に現地に居た日本人によると、この歓喜は

日本の為のモノでなく。自国の代表に向けたモノであるらしい。要するに、

 「強豪国の南アフリカが負けたので、我が国のチームの優勝が近づいた!」

というニュアンスとの事(苦笑) 当たり前だが、世界は、とても≪キビシイ≫のである…。


 とはいえ日本云々は置いといて、この試合がラグビー史上に残る名勝負だった事には異論を挟む

余地も無く、コレに関しては間違いなく日本代表は称賛されていたのも紛れもない事実なのである!



 余談だが、実はラグビー上がりのプロレスラーは数多い事を御存知だろうか? 1・2の三四郎を愛

読していた方ならニヤリとするであろうが、オールドファンなら懐かしい顔ぶれが並ぶ。グレート草津

阿修羅・原、最近ではKENSO、近藤修司、田中将斗と言った面々が活躍しており、海外では流石に

アメリカはアメフト上りが多いが、ヨーロッパのレスラーには結構“元ラガーマン”は多いのである…。


 更に蛇足だが、そもそも、“金星” という言葉自体が相撲から来ているが、因みに相撲用語である

“金星”の本当(隠語ではあるが)の意味が、“美女”の事を指すのは、余り知られていない…(^。^;)


 と言う訳で、兎に角、あと四試合。

 私も本腰を入れて代表チームを応援する、い、いや、しまくってやる!!

     ヾ( ̄ー ̄ゞ))..( シ ̄ー ̄)ツ_フレーフレー!!ヾ( ̄ー ̄ゞ))..( シ ̄ー ̄)ツ_フレーフレー!


  取り急ぎご連絡まで!!


                                                  でわでわ!
Posted at 2015/09/21 18:21:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | 時事 | スポーツ

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